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外国人観光客への応対にはTOEICは何点取ればよいか?

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TOEICテストを開催している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によれば、TOEICの日本人の平均スコアは512点で、調査対象48か国中40位という結果が出ています。TOEIC 470点以上であれば、「通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない」レベルの英語力を備えることができるとされています。ホテルや旅館、小売店、鉄道、タクシー会社など外国人観光客を迎える企業の従業員にとっては、スコア470点以上の取得が目安になるといえるでしょう。

中国人のTOEIC平均スコアは716点

下の表は、訪日外国人観光客の国籍をもとに、各国のTOEIC受験者の平均スコアを示したものです。TOEICスコアの最も高かった国はインドの861点でした。国際ビジネスコミュニケーション協会の「PROFICIENCY SCALE」によれば、860点以上は「Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる」能力であるとしています。インド国籍の人とは英語でのコミュニケーションができるということなります。

 

また、730点以上は「どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている」としています。スイスやポルトガル、ドイツ国籍の人とも英語でのコミュニケーションは問題ないといってよいでしょう。

 

470点以上(表のフランスからタイまで)は「日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」、「通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない」としています。訪日外国人観光客の国籍別での上位4か国(中国、韓国、台湾、香港)がこのグループに属しています。彼らとも英語でのコミュニケーションは可能です。

 

スコア220以上(ベトナム、インドネシア)は「日常会話で最低限のコミュニケーションができる」としています。ベトナムやインドネシアの国籍の人と英語でコミュニケーションする際には、ゆっくり話したり、繰り返して話したりするなどの配慮が必要になるでしょう。

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出典:日本人の平均スコアは512点、48カ国中40位にとどまる(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)

 

外国人観光客のほとんどは英語圏外からやってくる

2015年の訪日外国人観光客数は1,973万人で、国別内訳では中国が最も多く499万人で、韓国400万人台湾367万人と続いています。下のグラフは国別の観光客数を表したもので、青色のグラフは公用語、あるいは国語が英語ではない国、ピンク色は公用語、あるいは国語が英語の国を示しています。日本を訪れる外国人観光客のほとんどは、英語が公用語、あるいは国語でない国から来ていることがわかります。

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出典:訪日外客統計(日本政府観光局)

※英語を公用語、あるいは国語とする国、しない国は、外務省「国・地域」を参考にしています。

 

下のグラフは、訪日外国人観光客数から、公用語(国語)が英語の国とそうでない国の割合を示したものです。85%超が公用語(国語)が英語でない国の人という結果になりました。人数に換算するとおよそ1,682万人になります。

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出典:訪日外客統計(日本政府観光局)

 

日本人の英語力はTOEIC、BEIで中国、韓国、香港よりも劣っている

下のグラフは、日本を訪れる主な外国人観光客の国籍別に、各国のTOEIC平均スコアとBEIを相関で表したものです。インドを筆頭に、スイスやポルトガル、ドイツなどの国々の英語力が高いことがわかります。一方、日本の英語力は低水準にあり、中国や香港、韓国にも引き離された状況にあります。

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出典:
日本人の平均スコアは512点、48カ国中40位にとどまる(一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会)
Heightened Urgency for Business English in an Increasingly Global Workforce(GlobalEnglish)

※BEIは、ビジネス英語力を測る指標のことです。詳細は「ビジネス英会話力の世界一はフィリピン人という事実」を参照してください。

関連サイト

訪日外国人受入接遇教本(事例・基本会話集) – 国土交通省
インバウンド着地型観光の手引き – 国土交通省
訪日インバウンドの現状について – 総務省
GlobalEnglish

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