「お土産」(おみやげ)は英語でどう言う?
おみやげ(お土産)は英語では souvenir 、keepsake 、memento のような語で表現できます。この3語はどれも「記念品」や「思い出の品」といったニュアンスが濃厚です。相手への贈り物というニュアンスの方が強い意味合いなら present (プレゼント)と表現してしまった方がよい場合も多いでしょう。 お土産は、ちょっとした小物でも、旅先あるいは来し方の文化が垣間見えて興味深く映るものです。旅の話の格好の手がかりになってくれます。
おみやげ(お土産)は英語では souvenir 、keepsake 、memento のような語で表現できます。この3語はどれも「記念品」や「思い出の品」といったニュアンスが濃厚です。相手への贈り物というニュアンスの方が強い意味合いなら present (プレゼント)と表現してしまった方がよい場合も多いでしょう。 お土産は、ちょっとした小物でも、旅先あるいは来し方の文化が垣間見えて興味深く映るものです。旅の話の格好の手がかりになってくれます。
いわゆる「コスプレ」は英語でも日本語そのまま cosplay の呼び名が一般的です。和製英語が逆輸入の形で定着した格好です。Pokémon と同列の固有名と捉えた方が納得しやすいでしょう。 コスプレは日本のサブカルチャーの文脈の一部として世界に知られるようになり、今では世界中でイベントが催されるほど親しまれています。ハマる人は熱狂的にハマる若者文化、それがコスプレです。
「桜」は英語で cherry-blossom、「お花見」は英語では cherry-blossom viewing と表現できます。 「三分咲き」や「八分咲き」といった開花の程度は、分数の表現+ in bloom で表現できます。そして「満開」は (in) full bloom です。
柔軟剤は英語では softener と表現します。もっと厳密に表現するなら fabric softener (衣類用柔軟剤)と表現するとよいでしょう。「ソフトにする(soften)+ヤツ(-er)」という読んで字の如しの表現です。
日本語表現の「はっきり言って」の意味合いは、英語では say clearly のような言い方で表現できます。ボカしたり隠したりせず明確に示すというニュアンスです。 動詞 say も、副詞 clearly も、類似する違った語に置き換え可能です。「端的に言う」「遠慮なく本音を言う」「断言する」といった微妙なニュアンスの違いに応じて、表現を選んでみるのも、楽しいものです。
アメリカを代表する英語辞書のひとつであるメリアム・ウェブスター(Merriam-Webster)が、毎年恒例の「Word Of The Year」を発表しています。2017年の Word Of The Year は「feminism」です。
「罰ゲーム」は意外にも日本特有の概念という性格が色濃く、英語圏の文化にはほぼ「ない」といえる考え方です。「罰→ penalty 」、のような直訳は、誤解を招かないように注意が必要です。文脈に気をつければ ~ as a penalty のような表現が通じる期待は持てます。 余興としての罰ゲームという考え方がそもそも英語圏にはないので、はじめに罰ゲームの概念やルールそのものを説明・紹介した上で、「the Batsu-game」と固有名詞的に扱うような方法が、いちばん無難といえば無難です。
うまく言葉で表現できない状況を「何とも言えない」という風に表現するような言い方は、英語にもあります。賞賛、酷評、判断保留と、場面に応じてさまざまなニュアンスを込めて使えます。ただし、それだけに扱いは難しい言い回しでもあります。 「言葉にならない」という表現は、その意味や趣旨を文脈に委ねることになる、上級者向けの表現です。まずは、多少言葉足らずでも、自分の見解を明示できるような言葉を探しましょう。
「直す」という表現には、いくつかの意味合いが含まれます。英語で「直す」と述べる場合、訂正・修正・改良・変更といった具体的な意味合いまで念頭に置いて表現を選びましょう。 日本語表現は、訓読み+送り仮名の和語よりも、漢字だけで構成された漢語に基づく表現の方が、意味が具体的かつ限定的であり、英語と対応させやすい傾向があります。「直す」のような表現も「訂正」「修正」といった語に一度置き換えてみると、対応する英語表現が見つけやすくなるでしょう。
普段の会話では、本質的でない情報を適当に端折るという意識も大切です。おおざっぱに扱ってよい余分な情報はおおざっぱに扱った方が会話は捗ります。 たとえば金額について「978円」と厳密に述べる必要が特にないなら「だいたい1000円」といってしまった方が円滑に会話は運びます。 厳密に述べるべき情報と、だいたいの程度を示せばよい情報を、あらかた区別し、省ける情報は適当に省きましょう。
英語の文章の中には、英語以外の言語の語彙が、元の言語そのままの表記や発音で用いられる場合もままあります。外来語と言うべきか、あるいは借用語と言うべきかもしれません。 英文を読んでいて外来語表現に出くわすと、戸惑いや混乱が生じがちです。英語知識をかき乱されないように注意しましょう。遭遇しがちな表現をあらかじめ把握しておくだけでも、勝手は大きく違ってくるはずです。
物音や動物の鳴き声を音声的に再現したような表現を擬音表現といいます。英語ではこれを onomatopoeia (オノマトペ)と言います。英語にも、日本語ほどではありませんが、オノマトペ的な表現が沢山あります。 日本語の擬音表現と英語のオノマトペとを見比べると、音の響きが全然異なるという点もさることながら、文章上の主な扱いに大きな違いがあると気づかされます。日本語の擬音表現はもっぱら副詞的に用いられますが、英語では動詞にオノマトペ的な役割が含まれている場合が多々あります。 日本語的には「ボコッと-殴る」と(副詞+動詞で)表現するであろう場面は、英語なら「ボコる」と(動詞だけで)表現する。・・・・・・という風に考えてみると、案外、多くの表現がスッと腑に落ちたりします。
英語で時計の時刻を「何時何分」と読み上げる言い方は、日本語とは要領の異なる部分があり、少しだけ複雑です。日本語感覚のまま単語を置き換える感じでは表現しきれません。 時刻を具体的に述べる場面は、たいてい、明確に正確に示す必要のある場面です。うっかり適当に述べて認識のズレを招いりしないように、正しい表現のしかたをおさらいしておきましょう。
英語の文章の中で日本語の固有名に言及する場合、語の綴りが不明瞭で書き方に迷う場合がままあります。標準的な綴り方を踏襲するための指針を把握しておきましょう。 国土交通省・観光庁は平成26年(2014年)3月、「観光立国実現に向けた多言語対応の改善・強化のためのガイドライン」と題する指針を公表しています。とりあえずコレに倣っておけば、無難な表記に着地できそうです。
やるべき仕事や勉強をやらない怠け者(なまけもの)を英語で表現するなら、形容詞 lazy が基本といえるでしょう。lazybones という言い方もあります。 日本語の「なまけ者」という言い方を念頭に置くと、lazy person のように lazy で名詞を修飾する(形容詞の限定用法の)言い方に行き着きますが、He is lazy. と(形容詞の叙述用法で)述べるだけでも「ヤツは怠け者だ」という趣旨は表現できます。
葉物野菜の「ホウレンソウ」は、英語では spinach といいいます。欧米でも健康志向の食材として料理に用いられます。 ホウレンソウは西洋種と東洋種に大きく分けられます。spinach は基本的に西洋種を指す語であるため、東洋種を念頭に置いて spinach の現物を見ると「あれ何か違う」という違和感があるかもしれません。もっとも日本国内でも西洋種は流通していますが。 spinach と言ってもいまいち通じなければ、英語辞書(英英辞書)の定義などを参考にしつつ「ホウレンソウとは何か」を説明してみましょう。
日本語の「また明日」という言い回しを、別れの挨拶として用いる場合、英語でいうなら See you tomorrow. が最も無難な表現でしょう。字面の意味も近く、英語でもよく用いられる表現です。 ビジネスシーンでは I’m looking forward to seeing you tomorrow. のように述べると恭しさが演出できます。 「また明日にしましょう」という風に、今日は作業を切り上げましょうという意味「また明日」という場合、また違った言い方を考える必要があります。たとえば、「今日はここまでにしよう」と述べるなら、Let’s call it a day. というような気の利いた表現がハマるでしょう。
日本語の「なんとか」(何とか)という言い回しは、場面によって意味合いが大きく異なる表現です。日本語の「なんとか」の意味が明確にできれば、対応する英語表現は比較的容易に見つかります。 「なんとか」の主な使いどころは、手段を尽くして辛うじて実現した状態、満足とは言い切れないがひとまず納得できる状況、および、冗長だったり明言しかねたりする部分をボカシて述べる際の代替表現、の3点に分けられます。それぞれ対応する主な英語表現を見ていきましょう。
オーストラリアで話されている英語には、オーストラリア独特の特徴、すなわちオーストラリア英語(Australian English)があります。オージーイングリッシュともいいます。 オーストラリアの公用語は英語、イギリス連邦の系譜に連なる国なのでイギリス英語を土台とする英語です。そして、オーストラリア英語には、単語を大胆に省略して語感を軽妙にする傾向が多分にあります。 日本の方言よろしく、英語も地域が違えば言葉にも違いが出てきます。オーストラリア英語を知ると、英語の「正しさ」の捉え方が違ってきて、ちょっと気も楽になるでしょう。
シソ(紫蘇)はアジア原産の植物で、英語圏には日本料理の食材として伝わった経緯があります。そのため英語で言うなら Shiso と固有名詞的に扱う言い方が基本です。 とはいえ一般人の誰もがJapanese Shiso を知っているわけでもありません。シソについて言及する機会があれば、Shiso という語を挙げつつ、簡単な補足を加える言い方が無難です。