「医者」は英語で何と言えばよい?
みなさん、病院に行くときに「医者」と英語でどう言うか考えたことはありますか?「医者」を英語で表現する際には、いくつかの選択肢があります。
この記事では、それぞれの英語訳とその使い分けについて解説します。ぜひ参考にしてください。
「医者」の英語訳①doctor
「医者」の最も一般的な英語訳は「doctor」である。この単語は、診察や治療を行う医療従事者を指す際に広く使われる。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① She went to see a doctor for her cold.(彼女は風邪のために医者に診てもらいに行った。)
② The doctor advised him to take a rest.(医者は彼に休むように勧めた。)
③ My sister is studying to become a doctor.(私の妹は医者になるために勉強している。)
「医者」の英語訳②physician
「physician」も「医者」として使われるが、特に内科医を指すことが多い。アメリカ英語では「doctor」と同義で使われることもある。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① He consulted a physician about his symptoms.(彼は症状について内科医に相談した。)
② The physician specializes in cardiology.(その医者は心臓病学を専門としている。)
③ She works as a physician in a large hospital.(彼女は大きな病院で内科医として働いている。)
「医者」の英語訳③medical practitioner
「medical practitioner」は、医療行為を行う人を指すフォーマルな表現である。特に法律や行政文書で使われることが多い。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
① The medical practitioner provided a detailed report.(その医療従事者は詳細な報告書を提出した。)
② He is a licensed medical practitioner.(彼は免許を持った医療従事者である。)
③ Medical practitioners must adhere to strict guidelines.(医療従事者は厳格なガイドラインに従わなければならない。)
それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ
ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめる。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
doctor:一般的な医者を指す際に使われる。病院や診療所での診察に関連する文脈でよく使われる。
physician:特に内科医を指すことが多い。アメリカ英語ではdoctorと同義で使われることもあるが、より専門的な印象を与える。
medical practitioner:フォーマルな場面で使われる。法律や行政文書での使用が一般的である。
「医者」を使う際によく用いられる表現
表現① see a doctor
see a doctorは医者に診てもらうという意味の表現である。
例文:You should see a doctor if you feel unwell.(具合が悪いなら医者に診てもらうべきだ。)
表現② consult a physician
consult a physicianは内科医に相談するという意味の表現である。
例文:He decided to consult a physician about his persistent cough.(彼は長引く咳について内科医に相談することにした。)
「医者」を使う際に一緒に使われやすい単語
英単語 | 日本語訳 |
---|---|
appointment | 予約 |
diagnosis | 診断 |
treatment | 治療 |
prescription | 処方箋 |
specialist | 専門医 |
まとめ
「医者」を英語で表現する際には、文脈や状況に応じて「doctor」「physician」「medical practitioner」といった単語を使い分けることが重要である。それぞれの単語には微妙なニュアンスの違いがあるため、適切な場面で正しい単語を選ぶことが求められる。これを参考に、次回の英会話や文章作成に役立ててほしい。