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英検2級に合格するための「英作文の書き方」まとめ

実用英語技能検定(英検)を主催、運営する公益財団法人日本英語検定協会は、2016年度からの英検1級準1級2級の試験問題に英作文を新たに追加しました。英検の全級の4技能化に向けた取り組みの一環で、2017年度からは英検準2級3級にも英作文の問題が追加されました。

 

英検2級の難易度は、一般的に高校卒業レベルより少し上という評価ですが、英作文のコツを掴めば高校生でも十分に合格可能といえます。英検2級英作文の書き方のポイントを見ていきましょう。

英作文では社会問題や流行に関する問題が出題される

英検2級の英作文の問題では、与えられたトピックについて80~100ワード程度で解答します。トピックは、社会問題や最近の流行りを反映した問題が出題されます。また、問題にはPOINTSと呼ばれる英単語がいくつか列挙されています。受検者は、POINTSを手掛かりにして英作文します。ただし、POINTSの英単語は、使っても使わなくてもよいことになっています。

 

例えば、2017年第2回試験では次のようなトピックが出題されました。

 

It is often said that people today use too much electricity. Do you agree with this opinion?

出典:2級の過去問・対策(日本英語検定協会)

 

日本語訳は、「今日、人々は電気を使いすぎていると言われますが、この主張に同意しますか」です。受講生には、日頃から社会問題についての情報を収集して、自分の意見が言えるようにアドバイスしておくとよいでしょう。

社会問題をトピックにした問題例

例えば、以下のようなトピックを受講生に出題してみるとよいでしょう。

  • People say the Internet is dangerous for children. Do you agree with this opinion?
    訳:インターネットの利用は子供にとって危険だと思うか。
  • Trains have “Women-only carriages” these days. Do you think it is a good idea?
    訳:女性専用車両はよいと思うか。
  • Do you think the development of technology always makes our life better?
    訳:科学の発展は常に有益だと思うか。

 

英作文は20分で解答できるようにしておく

英検2級の問題構成は、リーディングとライティング、リスニングで、試験時間はリーディングとライティングは合計85分リスニングは25分です。英検2級にライティングが追加される前はリーディングのみの試験で65分でした。英作文問題が追加されて20分増えましたので、英作文の問題を解く時間は20分が目安になります。

 

英検のWebサイトによれば、英作文の問題で評価される内容は「内容、構成、語彙、文法」の4つです。

 

  • 内容:課題で求められている内容(意見とそれに沿った理由)が含まれているかどうか。
  • 構成:英文の構成や流れがわかりやすく論理的であるか。
  • 語彙:課題にふさわしい語彙を正しく使えているか。
  • 文法:文構造のバリエーションやそれらを正しく使えているか。

英検2級英作文の3つのポイント

英検2級の英作文問題には、3つの解くポイントがあります。

 

1つ目のポイントはPOINTSの単語を積極的に使うこと

1つ目のポイントは、POINTSの英単語をなるべく使うことです。POINTSの英単語を使わなくても減点されることはありませんが、POINTSの単語はどのような方向性で記述すればよいかを教えてくれます。

 

2017年第2回試験のTOPIC、およびPOINTSは以下の通りでした。

 

TOPIC:It is often said that people today use too much electricity. Do you agree with this opinion?

POINTS:ConvenienceCostThe environment

出典:2級の過去問・対策(日本英語検定協会)

 

TOPICの訳:今日人々は電気を使いすぎているとしばしば言われます。この意見に同意しますか。

POINTSの訳:便利、コスト、環境

 

POINTSとして用意されている3つの英単語から連想されるストーリーは人それぞれですが、「電気を使いすぎている。便利だが使いすぎればコストもかかるし環境にも悪い」といった内容か、「電気を使いすぎていない。環境にも悪いしコストもかかるので、人々は利用を控えている」といった内容を述べればいいと想像ができます。

 

受講生には、記述の方向性を見失わないように、POINTSを有効活用するようにアドバイスするとよいでしょう。

 

2つ目のポイントは説得力のある意見を述べること

2つ目のポイントは、説得力があり、根拠が記述できる意見を述べることです。英検2級の英作文の形式は、自由英作文というよりも英語小論文です。問題文では「この意見に同意しますか。」とあり、YesかNoを求められます。YesかNoを述べた上で根拠を示し、説得力のある文章に仕上げることが大切です。

 

3つ目のポイントは英語エッセイの構成を意識すること

3つ目のポイントは、英語エッセイの書き方の基本であるIntroduction、Body、Conclusionの構成を意識することです。Introductionでは、自分がその意見に対してYesなのかNoなのか、何を述べようとしているのかを記述します。自分の意見を述べるときは、In my opinionI thinkI believeFrom my perspectiveなどの表現を用いるとよいでしょう。

 

Bodyでは、主張を裏付ける証拠や事例などを述べましょう。

 

理由を述べるときは、FirstlySecondlyなどの序数を表す副詞、またはI think ~ becauseを用いるとよいでしょう。例を挙げるときは、For exampleFor instanceを用いるとよいでしょう。

 

Conclusionで、もう一度自分の主張に立ち返り、文章を締めます。

 

文章をまとめるときは、In conclusionFor these reasonsなどの表現を用いるとよいでしょう。

英語エッセイの書き方を意識した作文例

2016年の第3回試験で出題された問題を用いて、どのように受講生にアドバイスしていけばよいか確認してみましょう。

 

TOPIC:Nowadays, many Japanese people are doing volunteer work. Do you think the number of these people will increase in the future?

POINTS:CommunityExperiencePayment

出典:2級の過去問・対策(日本英語検定協会)

 

TOPICの訳:今日、多くの日本人はボランティア活動に取り組んでいます。将来的にボランティア人口は増加すると思いますか。

POINTSの訳:コミュニティ、経験、支払い

 

ポイントには「コミュニティ」「経験」「支払い」という単語があります。「コミュニティに属せる」「経験が得られる」はボランティアの人数が増えることを支持する単語であると解釈できます。「支払い」は「ボランティアなのでお金が支払われない」という内容であることが考えられるので、人数が増えないことを表現する単語であると解釈できます。

 

受講生が書きやすい方の主張をすればよいのですが、「コミュニティ」と「経験」というポイントから、「ボランティアの人数は増えていく」という主張の方が書きやすいと考えられます。

 

主張を決めたら、Introduction、Body、Conclusionの構成に沿って記述していきます。

 

英検の模範解答

I think that more Japanese people will do volunteer work in the future. I have two reasons to support this opinion. First, the number of opportunities to volunteer is increasing. So, not only can people help others by volunteering but they can also do something that interests them. Second, people can gain work experience by doing volunteer activities. This can be good for their careers, especially if they are young. It is for these two reasons that I think more Japanese people will do volunteer work in the future.

出典:2016年度 第3回 解答(日本英語検定協会)

 

私は、将来的により多くの日本人がボランティアをすることになると思います。この意見を支持する理由は2つあります。1つ目は、ボランティアをする機会は増えているからです。ボランティアによって人々が他人を助けるだけでなく、彼らが興味を持てる活動ができます。2つ目に、人々はボランティア活動で仕事の経験が得られるからです。とりわけ若ければ、この経験はキャリアにとって貴重なものとなります。これらの2つの理由が将来的により多くの日本人がボランティア活動をすると思った理由です。

 

1文目と2文目がIntroductionに当たります。主張と、これから何を述べるのかを記述しています。

 

3文目から6文目までがBodyに当たります。「これからボランティア人口は増えていく」という主張を裏付けるために、「ボランティアをする機会が増えている」「仕事の経験が得られる」という2つの理由を述べています。模範解答ではCommunityは使用していませんが、「コミュニティに属することができるので、いろいろな人と関われる」といったメリットを挙げてもよいでしょう。

 

最後の7文目がConclusionに当たります。自分の主張を再度最後に述べて文章を締めています。

 

英作文の添削は、英語力はさることながら受験するテストの採点基準を知っている必要があります。時間もかかるため、外部のライティングテストを導入するのも1つの手です。

関連サイト

2級の過去問・対策 – 日本英語検定協会

実用英語技能検定 「2級」ライティングの導入、4技能化のお知らせ  – 日本英語検定協会

今後の英語教育の改善・充実方策について 報告 – 文部科学省

高大接続改革の実施方針等の策定について(平成29年7月13日) – 文部科学省

General Essay Writing Tips – International Student

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