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コラム
英作文・ライティング

英作文は英語の書き方と構成の仕方がポイント

英作文では、論理の構成や展開を工夫して、論拠に基づいて自分の考えを文章にまとめることが求められます。目的に応じて題材を選んで、文章の形態や文体、語句などを工夫して書くことも大切です。

 

英作文の上達には書き方や構成を意識することが大切です。受講生には、どのように指導していけばよいでしょうか。

問題文を読み解く力を養う

自由英作文では、問題文が英語の場合と日本語の場合があります。問題文が英語の場合は、なじみの薄い表現があったらハイライトしておくようにアドバイスするとよいでしょう。英作文の問題で用いられる英語は、難易度の高い文章はあまり出題されませんが、もし、分からない単語や表現が多い場合は、まずは語彙力のアップから図っていくとよいでしょう。

 

受講生には、問題文を読み解く力が求められます。問題文で述べている内容や、何を記述すればよいかを説明します。例えば、問題文を読んで意見を述べるのか説明をするのか比較するのかといった理解する力も必要です。

ブレインストーミングでアイデアを出す

ブレインストーミングとは、短時間でどんどんアイデアを出していくことです。アイデアの質は問わずに、さまざまな視点から、多くのアイデアや意見を出していきます。ブレインストーミングに慣れると、試験本番で素早く自分の意見を出せるようになります。賛成意見や反対意見も出てくるので、問題のテーマについての視野が広がったり、論理性のある文章が書けるようになったりします。

 

英検準2級の英作文問題を例にブレインストーミングしてみます。

 

Questionについて、あなたの意見とその理由を2つ英文で書きなさい。

 

Question:Do you think it is important for children to play sports?

 

出典:英検準2級 2017年第2回(実用英語技能検定)

訳:あなたはスポーツをすることが子どもにとって大切だと思いますか

 

賛成ならば、good for health(健康によい)、have a wider circle of friends(交友関係が広がる)、learn how teamwork works(チームワークを学べる)、find a hobby(趣味ができる)などが挙げられます。

 

反対ならば、risk of injury(怪我の危険がある)、have a trouble with friends(友人関係のトラブルが起きる)、be careless about studying(勉強が疎かになる)などが挙げられます。

書きたい内容をまとめる

ブレインストーミングの次は、書きたい内容をまとめます。受講生には、自分の主張が問題文に関連した内容になっているかどうか確認させます。

 

主張の根拠にあたる理由の部分は、深堀りできるものを選ぶとよいでしょう。例えば、英検準2級のQuestion「子供にとってスポーツは重要か」という問いに対して「健康によいから重要だ」と解答するとします。さらにそこから「健康によい」という理由を深堀りして答えなければなりませんが、深堀りできなければ文章量が少なくなってしまう可能性があります。「チームワークが学べるからスポーツは重要だ」と解答すれば、「社会生活では人と常に関わって生きていかなければならない。仕事でも、基本的にはチームワークが求められることが多い。したがって、スポーツで子供のうちからチームワークを学ぶことには大きな意味がある」といった感じで深堀りして記述することができます。

英作文の書き方

英作文の書き方のポイントとしては、英語エッセイの構成に仕上げることが挙げられます。基本的な英語エッセイの構成は、Introduction、Body、Conclusionの3つです。

 

Introductionでは、自分の意見を明確にして、どのような書き方で展開していくのかを示します。Bodyでは、自分の主張を裏付ける内容を記述します。指定される文字数にもよりますが、目安として2段落あればよいでしょう。Conclusionでは、再度自分の主張に立ち返り全体を要約します。

 

Introduction、Body、Conclusionではどのように記述すればよいのか確認しましょう。

 

Introductionで自分の立場を明確にする

問題の難易度や記述量によって異なりますが、Introductionでは自分の立場を明確にすることが大切ですYesなのかNoなのか、またはどう思っているのかなどを記述します。例えば、英検準2級の例では以下のようなIntroductionを作成すると良いでしょう。

 

I think it’s important for children to play sports. There are two reasons.

私は子共たちがスポーツをすることは大切だと思います。理由は2つあります。

 

自分の立場を明確にして、簡潔にまとめることで見やすいIntroductionになります。

 

読み手の興味を引くIntroductionを作ると以下のようになります。

 

People say children today don’t play sports compared with those in the past because they have many things to play with, like a TV and a computer. However, I believe children can learn many important things from sports.

近年子どもたちは昔の子どもに比べてスポーツをしなくなったと言われる。彼らはテレビやコンピュータなど多くのものを持っているからだ。しかし、私は子どもはスポーツから多くのことを学べると信じている。

 

自分の立場を明らかにする前に1文挿入することで、読み手の興味を引くことができます。

 

Bodyで主張を裏付ける例や理由を挙げる

Bodyでは自分の主張を裏付ける例や理由を述べます。なぜそう思うのか、根拠はどこにあるのかなどが記述できればよいでしょう。Bodyは一番力を入れて書きたい部分で、文量は多くなります。根拠の部分が弱いと減点されてしまう可能性があります。

 

Bodyでは、前の文章とのつながりが分かるような表現や接続詞を用いるとよいでしょう。例えば、however(しかしながら)、nevertheless(にも関わらず)、therefore(したがって)などの表現を用いると、前の文章とのつながりが明確になって読みやすい文章になります。

 

Conclusionで全体の要約をする

Conclusionでは、全体の要約を記述します。Introductionで述べている自分の言いたかったことに立ち返り、もう一度自分の立場を記述します。Conclusionでは、新しい情報を出さないように注意しましょう。

類義語辞典を活用する

英作文の練習をする際は、積極的に類義語辞典を活用して、よく使う表現の言い換え表現を覚えておくとよいでしょう。

 

英作文の採点では、基本的に同じ表現の繰り返しは良い印象を与えません。類義語を勉強して使える表現の幅を広げておくことで、繰り返しを避けられます。例えば、alsoという表現ならば、moreoverfurthermoreなどの表現で代用できます。

 

使える構文もなるべく多い方がいいでしょう。例えば、「~がある、~がいる」を表すThere構文は便利な構文ですが、場合によっては主語+be動詞+場所場所+have+モノの形に書き換えることができます。ただし、曖昧な表現を無理して使う必要はありません。

 

関連サイト

General Essay Writing Tips – International Student

How to Write Better Essays: 6 Practical Tips – Oxford Royale Academy

How to Write an Essay Introduction – wikiHow

今後の英語教育の改善・充実方策について – 文部科学省

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