「IELTS(アイエルツ)って難しそう」「自分の今のレベルで何点取れるのか分からない」と悩んでいませんか?IELTSはリスニングやリーディングだけでなく、ネイティブとの対面スピーキングや本格的なエッセイライティングが求められるため、独学では非常に対策が難しい試験です。
この記事では、IELTSの難易度を他試験と比較して分かりやすく換算し、日本人がつまずきやすいポイントや、効率よくスコアを伸ばすための戦略的な勉強法を完全解説します。
この記事の結論
- IELTSの難易度は、一般的な日本人が受ける英語試験の中で比較的高め
- 「オーバーオール6.0」は、英検準1級、TOEIC740〜820点程度(CEFR B2)に相当
- ライティングとスピーキングは、プロの添削が目標達成への最短ルート

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【編集部メンバー】
・高校時代、英語の偏差値40台が勉強と半年の留学でTOEIC870点を取得
・オーストラリアの大学院卒業で留学経験があり、英検準1級取得
・前職が中学校・高等学校の英語教諭でIELTS Overall 7.0取得
・中学生でインターナショナルスクールに編入し、英検2級を取得。
この記事の目次
IELTSの難易度を他の英語試験と比較(換算表・CEFR対応)
IELTSの難易度を直感的に把握できるよう、文部科学省のCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)対照表を基に、他の主要な英語試験との換算表を作成しました。
| CEFRレベル | IELTS(バンドスコア) | TOEFL iBT | 英検 | TOEIC (L&R/S&W) | レベルの目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| C2 | 8.5~9.0 | 114~ | 専門的・学術的な高い英語力 | ||
| C1 | 7.0~8.0 | 95~ | 1級 | 1305~1390 | 専門的・学術的な高い英語力 |
| B2 | 5.5~6.5 | 72~ | 準1~1級 | 1095~1300 | 海外大学進学・中上級レベル |
| B1 | 4.0~5.0 | 42~ | 2級~準1級 | 790~1090 | 日常生活における基礎的レベル |
| A2 | 準2級~準2級プラス | 385~785 | 初心者レベル | ||
| A1 | 3級~準2級 | 200~380 | 初心者レベル |
なぜIELTSは難しいと言われるのか?
日本で一般的なTOEIC(L&R)がリスニングとリーディングの「インプット技能」のみを測るのに対し、IELTSは「書く・話す」を含む4技能すべての総合力が試されます。
また、同じく4技能を測るTOEFLと比較しても、IELTSの方が難易度が高いと言われることがあります。TOEFLがコンピューターに向かって話すのに対し、IELTSのスピーキングは面接官との1対1の対面形式で行われるため、よりリアルな対話力が求められるからです。
IELTSテストの種類と難易度の逆転現象
IELTSには目的に応じて「アカデミック」と「ジェネラル」の2種類のモジュールがあります。
- アカデミック・モジュール: 海外の大学や大学院への進学を目的とする方向け。専門的・学術的な内容が出題されます。
- ジェネラル・トレーニング・モジュール: 英語圏への移住(永住権)や就職を目的とする方向け。広告や手紙など日常生活に関連した内容が出題されます。
一般的な内容はジェネラルの方が簡単ですが、リーディングセクションにおいては「難易度の逆転現象(罠)」が存在します。ジェネラルは問題が易しい分、高いバンドスコアを獲得するために必要な「正解数」がアカデミックよりも厳しく設定されているのです。少しの凡ミスでスコアが落ちてしまうため、ジェネラルだからといって油断は禁物です。
日本人受験者のリアルな難易度とデータ分析
「他の日本人はどれくらい取れているの?」と気になりますよね。2019年度のデータによると、日本人受験者の平均スコアはアカデミック・ジェネラル共に「5.8」です。
セクション別の平均点を見ると、日本人の明確な弱点が浮かび上がります。
- リスニング:5.9
- リーディング:6.1
- ライティング:5.5
- スピーキング:5.5
多くの日本人がライティングとスピーキングで点数を落とし、全体のスコアを下げてしまっているのが現状です。

日本の教育は長らくリスニングとリーディングに特化してきたため、英語で論理的なエッセイを書いたり、ネイティブと議論したりする経験が不足しています。
知らないと損するIELTSの採点基準
IELTSの総合スコア(オーバーオール)の算出には、受験者に有利に働く「0.25刻みの切り上げルール」が存在します。
IELTSは各科目が0.5点刻みで評価され、その4科目の平均値がオーバーオールスコアとなります。この平均値を算出する際、端数が0.25または0.75になった場合、上のスコアへ切り上げられるのです。

例として、平均値が6.75の場合、オーバーオールは「7.0」になります。
この仕組みを知っていれば、「苦手なライティングは無理せず5.5を狙い、得意なリーディングで7.0を取って、切り上げで全体を押し上げる」といった効率的なスコアメイクが可能になります。
【目標・目的別】IELTSの必要スコアと英語力レベルの目安
ご自身の目的に合わせて、どこまでスコアを伸ばす必要があるのかを確認しましょう。
バンドスコア 4.0〜5.0(初心者〜基礎レベル)
高校英語の基礎がしっかりと身についていれば、十分に到達可能なレベルです。まずはここからスタートし、IELTSの問題形式に慣れていく段階です。
バンドスコア 5.5〜6.0(国内・海外大学進学レベル)
IELTS公式では「有能なユーザー」と位置づけられ、慣れた状況下では複雑な言葉の使用と理解ができるレベルです。
海外の語学学校や一般的な大学進学の最低ラインとなるほか、カナダやオーストラリアへの移住申請にも「ジェネラルの6.0以上」が求められることが多いです。英検準1級程度の力があれば、ある程度の対策で到達可能です。
バンドスコア 6.5〜7.0(難関大学院・推薦枠レベル)
イギリスなどの難関大学院への進学を目指す場合、このレベルが必要になります。
日本人受験者で7.0以上を取得している割合は1割未満(約8%)と非常に少なく、ここから難易度が急激に跳ね上がります。国内の難関大学院の推薦入試などで、英語試験が免除・換算されるレベルでもあります。
バンドスコア 7.5〜9.0(ネイティブ・専門家レベル)
ほぼ完璧に英語を使いこなせる、極めて高いレベルです。文部科学省の資料でも、IELTS8.5以上はTOEFL iBTでは換算しきれない高水準とされています。
IELTS4技能別の難易度と高得点を獲得する勉強法
リスニングとリーディングは公式問題集で反復練習し、ライティングとスピーキングは第三者からのフィードバック環境を作りましょう。
リスニングとリーディングは公式模試で徹底対策
- リスニング:イギリス英語だけでなく、オーストラリアなど様々な発音が出題されます。5.5〜6.0を目指す場合、全問正解を狙うのではなく、比較的易しいパート1とパート2に集中して確実な得点源にする戦略が有効です。また、分からない問題でも絶対に空欄は残さないでください。
- リーディング:本番で「時間が足りない」と焦る人が続出します。必ず60分の時間を測り、速読のスピード感に慣れましょう。IELTS特有の「NOT GIVEN(書かれていない)」の選択肢に惑わされない練習も必要です。

インプット学習であるリスニングとリーディングは、4技能の中では比較的自学習しやすいセクションではありますが、期限が迫っていたり、現スコアと目標スコアに乖離が大きい場合はIELTS塾・スクールに通うことも視野に入れることをおすすめします。
ライティングとスピーキングが独学では難しい理由
- ライティング:独自の厳しい評価基準があるため、ただ文法的に正しい英語を書くだけでは高得点は取れません。初心者はまず、インターネットで「IELTS Writing Part 1 Example」と検索し、評価の高い模範解答の構成を徹底的に真似することから始めましょう。
- スピーキング:面接官の質問に対して正しい文章と単語で答えることを意識する必要があります。シンプルに正しく話すだけで6.0は達成可能ですが、自分ひとりで練習するのが難しいため工夫が必要です。

この2技能に関しては、独学で間違った癖をつける前に、IELTSの評価基準を細かく把握した専門家に添削をしてもらうのがベストです。オーバーオールを押し下げてしまうかもしれないのできっちり対策しましょう。
独学に限界を感じたら?IELTS対策スクールを活用すべき理由
「何度受けてもライティングが5.5から上がらない…」
そんな独学の限界を感じたら、IELTSに特化した対策スクールやコーチングを活用しましょう。費用はかかりますが、それを補って余りあるメリットがあります。
理由1:500〜600時間の学習時間を大幅に短縮できる
ケンブリッジ大学出版の目安によると、目標スコア(例:7.0)を達成するには500〜600時間の学習が必要と言われています。1日3時間勉強しても半年以上かかる計算です。
留学や進学の出願期限が迫っている中、独学で遠回りしている暇はありません。スクールを利用すれば、IELTSの評価基準を知り尽くしたプロから「スコアに直結するテクニック」だけを学べるため、学習期間を数ヶ月単位でショートカットできます。
理由2:自分の「現在地」と「弱点」を客観的に把握できる
自分では気づかない不自然な言い回しや、文法の癖を直接添削してもらえるのはプロに頼る最大の強みです。
また、先述した「0.25の切り上げルール」を利用し、「あなたはリスニングが得意だからここで点数を稼ぎ、ライティングはこの型だけ覚えて5.5を死守しましょう」といった、個別最適化されたスコアメイク戦略を立ててくれます。
まずは無料体験へ!IELTS対策におすすめのスクールと選び方
すぐに入会するのではなく、まずは無料でレベルチェックを受けることを強く推奨します。
無料体験を受けるべき最大の理由
「自分があと何点足りないのか」「どのセクションが致命的なのか」は、プロに見てもらわないと正確には分かりません。多くのスクールが無料の体験レッスンや受講相談を提供しているので、これを利用して『プロの目線から見た自分の現在地』を把握するだけでも、その後の自習の効率が劇的に変わります。
完全オーダーメイドで3ヶ月の短期集中IELTS対策「トライズ」

おすすめポイント
- 受講者の適性や弱点、目標スコアに合わせたフルカスタマイズ
- 日本人コンサルタントとネイティブコーチのWサポート
- 専属ネイティブコーチと実戦形式の模擬訓練とライティング添削指導
【トライズのデメリット】
- IELTS対策に本気でないと厳しい
※1日3時間の学習やコンサルタントのアドバイスを受け入れ実施しなければ効果は薄れます。逆に目標スコアが明確で期限が迫っている方にはおすすめです。
| 通学 | オンライン | 講師 |
|---|---|---|
| 〇 | 〇 | コーチ:ネイティブ コンサルタント:日本人 |
| 英語レベル |
|---|
| 初級~上級 |
| 受講料金 | 入会金 | 制度 |
|---|---|---|
| ・IELTS対策コース 552,332円/3ヶ月 890,912円/6ヶ月 1,346,400円/12ヶ月 | 55,000円 ※左記料金に含む | ・全額返金保証 ・スコアアップ保証 ・一般教育訓練給付制度 ・レッスン振替制度 |
英語レベル関係なく伸びるのがトライズの特徴。受講者に必要な学習プランやサポートが出来ている証明であり、1日3時間と簡単ではない学習を96%以上が継続できていることはトライズの魅力
3ヶ月の短期集中学習でIELTSスコアアップを目指すトライズ。
そのために学習時間だけでなく受講者に合った正しい学習方法を提供しています。
IELTS高得点の日本人専属コンサルタントが短期間で目標達成するためにコンサルティング。日本人が苦手とするスピーキングは専属ネイティブコーチが実践形式の模擬訓練をマンツーマンで週3回。ライティングは模擬問題を活用し専門家が添削。
1日3時間の短期集中学習でも96%以上が継続できているサポート力とメソッドで目標達成に導いています。
実績or対策内容
- 3ヶ月で平均0.6アップ
- 約4割が3ヶ月で1.0以上アップ
口コミ
「IELTS初受験時、スピーキングスコア4.0が6.0。リスニングも、スピーキングとセットで学習する機会が多く、実力が上がりました。」
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【Liberty English Academyのデメリット】
- 通学希望の方は東京(田町駅)の1教室しかないため、通える人が限られる
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| 通学 | オンライン | 講師 |
|---|---|---|
| 〇 | 〇 | 日本人講師 |
| 英語レベル |
|---|
| 初級~上級 |
| 受講料金 | 入会金 | 制度 |
|---|---|---|
| ・IELTS対策コース 336,000円/24回(3ヶ月) 576,000円/48回(6ヶ月) | 55,000円 | ・成果保証制度 ・一般教育訓練給付制度 |
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IELTSスコアアップ実績
- IELTS5.0→7.5(受講期間6ヶ月)
- IELTS6.0→7.0(受講期間4ヶ月)
- IELTS5.5→7.0(受講期間2ヶ月)
口コミ
「大学生の頃からIELTS対策塾へいくつも通学。しかしOA5.5から伸びず。英語難民の状態を脱却したくLIBERTYに入会。受講開始4ヶ月でOA7.0。その後2ヶ月後に7.5達成し、エジンバラ大学大学院に合格。」
この記事からの申し込みで入会金の特典あり
グラマーテーブルを体験した正直な感想
セクション別、タスク別に英語力を伸ばせる「日米英語学院」

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- 日本人講師/外国人講師の強みを活かしたレッスン
【日米英語学院のデメリット】
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※授業以外の時間の学習管理(毎日の進捗確認やチャット相談)は、コーチングスクール(トライズ等)ほど徹底されていません。3ヶ月以内のスコアアップより半年以内のスコアアップ向けの印象です。
| 通学 | オンライン | 講師 |
|---|---|---|
| 〇 | 〇 | 外国人講師&日本人講師 |
| 英語レベル |
|---|
| 初級~上級 |
| 受講料金 | 入会金 | 制度 |
|---|---|---|
| ・IELTSベーシック 246,840円/3ヶ月 ・IELTSプライベート 218,680円/5ヶ月(20回) | 22,000円 | 公式サイトに記載なし |
レベル別だけでなく、セクション別(技能別)対策ができ、弱点があると高得点を取りづらいIELTS対策におすすめです。
日米英語学院は、設立45周年を迎えた、英会話から資格対策まで幅広い実績がある英語塾で、現在は河合塾グループです。
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また、日本人の弱点を熟知している日本人講師と、より実践的なトレーニングを行える外国人講師の両方が在籍しているのも特徴です。
実績or対策内容
- 受講生の50%が入学後6カ月以内にIELTS6.0以上取得
- 受講生の80%以上が入学後6カ月以内にIELTS5.5以上取得
口コミ
日米のレッスンは、今まで自分が受けてきた英語の授業とは全く違い、WritingやSpeakingの問題に対して、どのように解答すればよりアカデミックで高いスコアを取れるのかを一から丁寧に教えてもらいました。そのおかげで今まで自分のどこが原因で希望スコアを取ることができなかったのかが分かりました。
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難関IELTS試験でスコアアップできる秘密か
IELTSの難易度に関するよくある質問(FAQ)
A.リスニングとリーディングについては、公式問題集を使った反復練習でスコアを伸ばすことが十分可能です。しかし、ライティングとスピーキングは自己採点ができないため、第三者(プロの講師)による添削サービスなどを利用することを強くおすすめします。
一般的に、バンドスコアを0.5上げるのに約200時間の学習が必要と言われています。英検2級レベルから6.0を目指す場合、独学では400〜600時間程度が目安となりますが、正しい戦略とスクールの活用でこの時間は大幅に短縮可能です。
出題内容や難易度、採点基準に一切の違いはありません。タイピングが早く、画面上で文章を修正・構成するのが得意な方はコンピューター版(CDI)を、紙に直接メモを書き込みながらじっくり読解したい方はペーパー版を選ぶと良いでしょう。
しかしペーパー版は2026年8月の試験をもって終了となるので、今後の受験ではコンピューター版(CDI)一択となります。
IELTSのスコアの有効期限は、筆記試験の受験日から「2年間」です。留学や進学の出願時には「有効期限内のスコア」の提出が求められるため、出願タイミングから逆算して計画的に受験しましょう。
まとめ
IELTSは4技能すべての発信能力が問われるため、日本人にとっては難易度が高く感じられる試験です。しかし、スコア算出の切り上げルール(0.25刻み)や、各セクションの明確な評価基準を理解して対策すれば、必ず目標スコアを達成できます。
特に独学の壁となるライティングとスピーキングは、無理に一人で抱え込まず、プロの力を借りるのが一番の近道です。まずは気になるスクールの「無料体験レッスン」や「無料カウンセリング」に申し込み、自分の現在地を正確に知る第一歩を踏み出してみましょう!
本気でスコアアップを目指すならプロに頼るのが最短ルート

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Weblio編集部はWeblio辞書や学校法人/教育機関へ250件以上導入されているWeblio英会話などの学習サービスを通して、学習支援事業を展開しているGRASグループ株式会社のメディア部門です。
【編集部メンバー】
・高校時代、英語の偏差値40台が勉強と半年の留学でTOEIC870点を取得
・オーストラリアの大学院卒業で留学経験があり、英検準1級取得
・前職が中学校・高等学校の英語教諭でIELTS Overall 7.0取得
・中学生でインターナショナルスクールに編入し、英検2級を取得。
































