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英語授業に役立つ英文法の指導方法

英語や日本語などの言語には必ず文法が存在します。言語を使うことができるのは、文法力を持っているからです。英語を学ぶ上でも、文法を理解し、使えるようにならなければなりません。状況に応じた英文を、自由自在に作ることが、英文法を身に付けることに繋がります。英文法を自在に操るには、学習者がいくつもの文法のネットワークを持つことが大切です。指導者は、それを意識した学習方法を行うため、創意工夫が求められます。

 

 

英文法のネットワークを意識した英語学習を行うには、どのような点に留意すればよいのでしょうか。今回は、「PEN英語教師塾」の動画レッスン講義シリーズより、「英文法について考える:表現英文法」を紹介します。

「学校英文法」なしで学校では文法力を身に付けることはできない

学校で学ぶ英文法は、学校英文法と呼ばれます。英語指導者の視点では教育英文法、学習者の視点では学習英文法とも言います。学校での英文法の授業は、「不定詞の3用法」「現在完了形の3用法」など、品詞の用法で説明を受けます。さらに英文法の理解を深めるため、参考書などを使った補足学習や、置き換え問題、正誤判断問題などのテストが行われています。

 

外国語として英語を身に付ける場合は、「学ぶこと」を経由しなければなりません。日本語を母語とする日本人には、文法的直感があります。

 

(1)太郎が花子と一緒だったことが次郎を失望させた

(2)太郎は花子と一緒だったことが次郎を失望させた

 

上の文章では、(2)が「おかしい」と判断することができます。おかしいという理由の説明はできなくても、差異を感じることができる感覚を、文法的直観といいます。英語をはじめとする外国語の場合は、文法的直観が知らず知らずのうちに身に付くものではありません。学習者が「わかる」、「使える」と理解ながら英文法を学ぶことで、文法力を身に付けなければなりません。そのため英文法の指導は、英語学習でも大切なものなのです。

 

これまでも英文法の学習は、学校英文法として、学校教育で指導されてきました。学習者が英文法を学び理解するには、指導者も英文法を身に付けておかなければなりません。そして素人では教えられない複雑な仕組みも、学習者へ理解させることが求められます。

生徒にとって英文法が「わかる」「使える」指導であることが重要

英文法の理解を深めるため、指導者はテストや参考書を用いるなど、さまざまな工夫を行っています。しかし、指導者が個々に工夫を凝らしても、英文法の説明が均一的であれば、学習者にとっては「難しい」、「わからない」と感じてしまいます。学習者が「わかる」「使える」と思える文法力を身に付けるため、常によりよい文法教育のあり方を模索することが必要です。

 

学習者が文法力を身に付けるためのヒントは、文部科学省の学習指導要領に記されています。「中学校学習指導要領」内の外国語の項目では、英文法について3つのポイントに触れています。1つ目は、「文法については、コミュニケーションを支えるものであることを踏まえ、言語活動と効果的に関連付けて指導すること」とし、英文法をコミュニケーションの基盤として捉えています。2つ目は「用語や用法の区別等の指導が中心とならないように配慮し、実際に活用できるように指導すること」としています。これは、品詞ごとの指導などになることを避けさけ、日常的に使えるように文法学習を取り入れることと言えます。3つ目は「英語の特質を理解させるため、関連のある文法事項はまとまりを持って整理するなど、効果的な指導ができるように工夫すること」としています。ここでは関連する英文法のネットワークに着目した指導が求められています。

全体像を示すことで英文法の学習の目的が見えてくる

従来の英語学習や文法書の問題点として挙げられるのが、「文法の全体像の欠如」と「表現者の視点の欠如」です。全体像の欠如とは、「文法とはどういうフレームワークを持っているのか」という全体像が示されていないということです。全体像がない状態で英文法を学んでいると、学習者にとっては、「自分が何を学んでいるのかわからない」という状態を招いてしまいます。

 

表現者の視点の欠如とは、学習者が英文法を「表現するためのものとして活用する視点」が身に付いていないことを指します。これまでの英語教育では、英文法のための学習として、品詞やパターンごとに切り分けて解説をしていました。この指導方法では、品詞の種類は理解しても、英文法を表現力として身に付けることは難しいと言えます。

 

英文法の全体像を掴み、表現者の視点を取り入れた指導を行うには、「表現者が英語を使って表現する『世界』に注目すること」が大切です。表現者が向き合う世界というのは、「モノ」「コト」「状況」に分けられます。

 

・モノの世界

表現者が向き合うモノ(things)を指し、人物、食べ物、道具、景色などの名詞が挙げられます。

 

・コトの世界

表現者が向き合うコト(events)を指し、歩く、走る、出会う、ぶつかるなどの動詞の文法が挙げられます。

 

・状況の世界

表現者が向き合う状況(circumstances)を指し、いつ、どこで、どのように、なぜといった副詞が挙げられます。

 

英文法では言語のかたまりを連鎖化させるチャンキング力も必要

英文法を学ぶ上では、「チャンキング」を意識することも大切です。チャンキングとは、さまざまな言語のチャンク(かたまり)を、時間軸に沿って連鎖させていくことです。例えば、「ポルシェの女が」「僕の前を」「猛スピードで」「通り過ぎた」というチャンクがあります。これらのチャンクを目で見た時間軸上で連鎖化すると、「ポルシェの女が僕の前を猛スピードで通り過ぎた」となります。文法では、名詞や動詞、副詞ごとのチャンクを作る形成力と、時間軸で並べるための配列や語順に着目した、チャンキング力が必要です。

 

英文法の全体像を捉えるには、モノ、コト、状況のそれぞれの世界で作るチャンクを、チャンキングさせることで、文法の全体像が見えてきます。実際に、公園のブランコという対象に着目した場合のチャンクの作り方を見ていきましょう。

名詞チャンクの作り方(名詞の文法)

ブランコを「古いブランコ」、「危険なブランコ」、「修理が必要なブランコ」というように、情報を名詞として作っていきます。英語では名詞形、数量詞、前置修飾、後置修飾、代名詞や指示詞、名詞化などが挙げられます。

動詞チャンクの作り方(動詞の文法)

「ブランコがある」や「ブランコがあった」、「ブランコを修理している」など、現在や過去、過去完了を表すテンス・アスペクトを意識します。このとき「ブランコはまだ修理できる」「ブランコは修理しなければならない」といった、話し手の態度を示す助動詞も、動詞チャンクとして含まれます。

副詞チャンクの作り方(副詞の文法)

「危険なブランコ」や「非常に危険なブランコ」、「どちらかといえば危険なブランコ」というように、表現に強弱や濃淡を付けます。また「危険なブランコを直ちに修理しなければならない」など、時間や場所、理由、原因といった、副詞情報を表示させます。

表現者の視点を持ち、英文法のレパートリーを増やすことを意識する

英文法を学ぶためには「表現者」の視点が重要であることは述べました。英文法は、その表現者が表現したい内容を言葉にするためのオプションといえます。オプションをいくつも関連付けることで、英文法のネットワークが形成されていきます。ネットワークをいくつも持つことは、英語で表現する際に、文法のレパートリーをたくさん持っていることを意味します。例えば、モノの世界で「計量詞」を表すという文法をとっても、a cup of coffee(1杯のコーヒー)、a pot of tea(ポット1杯の紅茶)、a block of ice(ひと固まりの氷)、a slice of ham(一切れのハム)など、さまざまな表現方法があります。これらのネットワークをレパートリーとして持つことは、学習者の英文法力や表現力の向上につながります。

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