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発達障がいでも安心して受験、英語能力試験まとめ

英語教育が「読む」「聞く」から「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能へ移行したことで、英検では5級からスピーキングテスト、TOEICではTOEIC Speaking & Writing Testsが新設されました。自閉症やアスペルガー症候群など発達障がいを抱えている人は「話す」ことが苦手で、英語能力試験では思い通りの結果にならないことがあります。学校や放課後等デイサービスを運営する企業は、児童、生徒の苦手克服のためにもオンライン英会話サービスを導入して「話す」ことに慣れ親しませて療育することが大切です

 

英語能力試験を主催する各団体では、発達障がいを抱えている人の受験の負担を軽減するために、さまざまな特別措置を講じています。

英検

英検を実施、運営している公益財団法人日本英語検定協会では、発達障がいを抱えている人の受験の負担を軽減するために、さまざまな特別措置を講じています。受験者は、受験申請の際に「特別措置申請書」をあらかじめ提出しておく必要があります。その際、措置が必要な理由が書かれている診断書の添付が必要です。

 

発達障がいを抱えている人には、試験会場への乗用車での来場車椅子の持参使用机の持参使用などが認められます。また、試験時間以外は介助者の同伴も認められます。なお、試験会場は特別措置の対応が可能な会場になるため、希望する受験地と異なる場合があります。

 

受験可能な級は1級、準1級、2級、準2級、3級、4級の6つで、5級は特別措置の対象外となっています。また、2次試験については、1級、準1級、2級、準2級、3級の5つの試験が特別措置の対象になっています。ちなみに4級と5級は1次試験のみで2次試験はありません。なお、4級と5級については2016年度からスピーキングテストが導入されていますが、1次試験の合否は従来通り筆記とリスニングテストによって決定します。スピーキングテストは1次試験後に、合否に関係なくインターネットを通じて受験できます。

 

出典:公益財団法人日本英語検定協会

 

1次試験では、受験者の状況に応じて一般同室、または別室にて試験を受けます。なお、一般同室の場合は、座席配置の措置が講じられることがあります。一般同室での受験が困難な場合には、別室での受験が可能です。ただし、別室で1人で受験できるとは限らず、他の人と同室で試験を受けることもあります。試験時間は他の受験者と同じで、時間が延長されるといった特別措置はありません(身体障がい者には時間延長などの特別措置が講じられます)。また、1次試験の内容、評価は全ての受験者と同じく行われます。

 

2次試験では、試験官との面接によるスピーキングテストが実施されます。特別措置を受けることによって、直接面接室に誘導してもらい、優先的に面接が受けられる場合があります。なお、試験時間や内容、評価は1次試験と同様に全ての受験者と同じく行われます。

IELTS

IELTSは16歳以上の人を対象にした英語試験で、海外留学などで英語力を証明する必要のある人向けのテストです。IELTSの運営母体は海外にありますが、日本では公益財団法人日本英語検定協会が運営、実施しています。発達障がいを抱えている人には、特別措置が講じられていますが、具体的な内容はWebサイトに明記されていません。IELTSを受験する場合にはあらかじめ事務局へ問い合わせをするとよいでしょう。

TEAP

TEAP受験に際して、発達障がいを抱えている人の受験の負担を軽減するために、いくつかの特別措置が講じられています。受験者は、受験申請の際に「TEAP特別措置申請書」をあらかじめ提出しておく必要があります。その際には措置が必要な理由が書かれている医師の診断書の添付が必要です。

 

発達障がいを抱えている人には、試験会場への乗用車での来場や介助者の同伴が認められています。学習障がいにより必要と判断された場合には試験時間の延長や別室での受験といった特別措置が講じられます。Reading、およびListeningにおいてマークシート以外での解答方法を希望する場合には、視覚障がい者用・上肢障がい者用の資材が転用できます。試験時間については、Reading試験では通常70分のところを105分に時間が延長され、Listening試験では通常45分のところを60分に延長されます。また、解答時間は通常10秒のところを20秒に延長されます。

 

なお、TEAP CBTについては2017年3月の時点では特別措置は講じられていません。

TOEIC

TOEICを運営、実施している一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会では、発達障がいを抱える人のために別室でのテスト実施や試験時間の延長などの特別措置を講じています。具体的な内容はWebサイトに明記されていませんので、TOEICを受験する前にあらかじめ事務局へ問い合わせをするとよいでしょう。

TOEFL

TOEFL PBT、およびTOEFL iBTを運営、実施しているEducational Testing Service(ETS)では、障がいのある受験者に受験目的に見合った配慮の提供を行っています。一般的には視覚や聴覚に障がいを抱える人向けの措置で、学習障がいを抱えている人向けの特別措置についてはWebサイトに明記されていません。

GTEC

GTECの場合、Webサイトには、身体に不自由のある人は特別な申し込み手続きが必要であると書かれていますが、発達障がいを抱えている人についての記載はありません。受験前に問い合わせてみるとよいでしょう。

関連サイト

障がい者に関する特別措置要項(英検) – 公益財団法人日本英語検定協会
IELTS特別措置について – 公益財団法人日本英語検定協会
TEAP 障がい者に関する特別措置要項 – 公益財団法人日本英語検定協会
プライオリティサポートについて – 一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会
障害のある受験者および健康上の理由により特別の配慮を要する受験者への対応(TOEFL PBT) – Educational Testing Service
障害のあるおよび健康上の理由のある受験者への配慮(TOEFL iBT) – Educational Testing Service

 

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