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オンライン英会話は発達障がい児の英語教育の救いになるか?

文部科学省では、中学生、高校生の英語スキルを、中学校卒業段階で英検3級程度以上、高等学校卒業段階で英検準2級程度以上とすることを目標に掲げています。また、小学生については2020年度から3年次で必修科目、5年次で教科とすることが予定されています。授業内容も、今までの「聞く」「読む」の2技能から、「話す」「書く」を加えた4技能を重視する教育に変わってきました。

 

発達障がいを抱える児童生徒の中には、「聞く」「読む」「話す」「書く」の4技能をうまくこなせないこともあり、放課後等デイサービスなどの学校以外での英語教育支援、療育が求められています。

英語力アップにはオンライン英会話サービスが有効

例えば、自閉症やアスペルガー症候群を抱える児童生徒を対象にしたレッスンであれば、受講者(話し手)のペースで英語を話すことができます。レッスンはマンツーマンですから、他の人の目を気にする必要もありません。また、ADHD(注意欠陥多動性障がい)を抱える児童生徒には、10分~20分程度の比較的短いレッスンにすることで集中力が途切れることなく受講することができます。LD(学習障がい)を抱える児童生徒は「読む」「書く」が苦手ですが、受講者のペースで講義が進められますから英文をゆっくり読んだり書いたりしても問題はありません。

 

発達障がい者を抱える児童生徒向けのオンライン英会話サービス内容

 

発達障がいは英語の聞く、読む、話す、書くの4技能に影響

下の表は、「自閉症」や「アスペルガー症候群」、「ADHD(注意欠陥多動性障害)」、「LD(学習障がい)」などの発達障がいが、英語の「聞く」「読む」「話す」「書く」の各技能に及ぼす影響を示したものです。

※水色のマークは影響を及ぼす可能性があることを、青色のマークは影響を及ぼす可能性が高いことを示しています。なお、これらはすべての発達障がいを抱えている児童生徒に当てはまるものではなく、一般的に言われている症状をもとに作成したものです。

 

自閉症は、言葉の発達遅れによるコミュニケーション障がいや対人関係、社会性に障がいをきたすといった特性があります。そのため、英語学習では「話す」ことに影響が出ます。他のクラスメートは普通に英語で話しているのに、自分だけが上手く話すことができずに授業についていけなくなる、といったケースが考えられます。

 

アスペルガー症候群は、コミュニケーション障がいや対人関係、社会性に障がいをきたすといった特性があります。自閉症とは異なり、言葉の発達遅れは見られません。学校の英語授業では話すこと自体には問題ありませんが、先生から「もう話を終わりにして」と注意されるまで話を続けるケースが見られます。そのため、「話す」ことへの評価が下がって成績不振に陥ることもあります。

 

ADHD(注意欠陥多動性障がい)の特性としては、継続して集中できない、じっとしていられない、衝動的な行動をするといったことが挙げられます。学校での40分~50分の授業に集中することが困難なケースが多く、英語4技能の上達は遅れる傾向にあります。

 

LD(学習障がい)は、「読む」「書く」「計算する」などの能力が他の児童生徒と比べて極端に苦手であるという特性があります。英語学習においては、4技能のうちの「読む」と「書く」に影響が出ます。英語の授業では、ノートに書くことに夢中になって、先生の話を聞き逃してしまうこともあります。

 

学校の授業だけでは英語力はアップしないという発達障がいを抱える児童生徒にとっては、別の手段で英語力アップを図らなければなりません。例えば、発達障がい者向けのオンライン英会話サービスを利用すれば解決できるかもしれません。

関連サイト

小中学校等における発達障害のある子どもへの教科教育等の支援に関する研究 – 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
日本語での音韻認識障害が認められない英語学習困難例 – 国立研究開発法人科学技術振興機構
発達障害の理解のために – 厚生労働省
発達障害児のための教材・教具データベース – 文部科学省

 

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