高校生にはオンライン英会話のフリートークレッスンがお薦め
英会話のフリートークレッスンとは、テキストを用いずに自分の好きな話題で講師と自由に会話ができるレッスンのことです。フリートークレッスンを通じて表現の幅を広げたり、異文化理解を深めたりすることができます。
高校生は、英会話でよく使われる関係代名詞や比較、仮定など文法の学習を一通り終えていますので、安心してフリートークレッスンに臨めます。フリートークレッスンを活用して生徒のコミュニケーション能力を伸ばしていきましょう。
目次
フリートークレッスンでは積極的に話すことが大切
フリートークレッスンでは、生徒から積極的に会話するようにアドバイスしましょう。フリートークレッスンなのに、講師の話を聞いてばかりになってしまい、自分は全然話せないままレッスンが終了してしまうのは残念なことです。話す内容や覚えるべき表現を準備してレッスンに臨むのと、準備をせずにレッスンに臨むとでは学習効果に差の出る可能性があります。
生徒にフリートークレッスンについてアドバイスする際は、自ら進んで話すこと、あらかじめ話題を用意しておくことを伝えるとよいでしょう。
覚えたい表現を使えそうなストーリーを用意しておく
フリートークレッスンの効果を高めるための方法としては 、暗記したい表現をあらかじめピックアップしておく方法などが挙げられます。まず、覚えたい表現や、新しく学んだ表現などをいくつかピックアップします。
次に、ピックアップした表現が使えそうなストーリーやトピックを考えます。平行四辺形(parallelogram)なら、数学の話を振るといった具合です。あとは、実際のレッスンであらかじめ考えておいた話題を振って、単語を使うだけです。
例えばsuddenly(突然)、follow(追いかける)、disappear(消える)という3つの単語をピックアップするとします。この場合、猫の話題でフリートークをすれば使いたい表現が使えます。
I found a little kitten the other day and followed it, but it suddenly disappeared.
この間、子猫を見つけて後を追っていたのですが、突然消えてしまったんです。
話したいストーリーやトピックを活用する
話したいトピックから、必要な表現を調べる方法もあります。例えば、「一昨日は雨が降っていたので家でごろごろしていました」という内容を話したいとします。この1文だけでも、「一昨日(the day before yesterday)」「ごろごろする(chill out)」といった表現が使えます。調べても分からない表現や自信のない表現があった時は、講師に質問するように促します。
レッスン後の復習を欠かさない
フリートークレッスン後の復習は、記憶を定着させたり、次回のレッスンをより良いものにしたりするための大切な学習です。レッスンで使った表現を一覧にまとめたり、講師から指導された内容をノートにメモしたりすると効果的です。フリートークレッスンで使った単語がすぐにわかるように語彙一覧のプリントを配布するのもよいでしょう。
生徒には、レッスンの最後に「今日のレッスンでは○○の単語を重点的に使うように意識していたのですが、不自然な点はありませんでしたか」と質問させるように促します。「特に不自然な点は見つかりませんでした」、「そういう使い方もありますが、あの場面では○○と表現するのが一般的ですね」と講師が教えてくれるかもしれません。
関連サイト
新たな英語教育のための改革とその背景 – 英語4技能 資格・検定試験懇談会
北海道釧路江南高等学校4技能統合型授業 – 英語4技能 資格・検定試験懇談会
入試選抜試験における外部試験の活用 – 英語4技能 資格・検定試験懇談会
高等学校における英語教育の現状と今後の方向性 – 文部科学省
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