英語の発音の種類・特徴・正しい発音の方法【総まとめ】

英会話は英語の会話、すなわちスピーキングの実践です。英会話における「正しく伝わる英語」には、正しく伝わる発音が不可欠です。 英語の発音は音の種類も断然豊富、曖昧で繊細な言い分け・聞き分けが求められる音も多く、さらに《綴り》と《発音》の対応関係が単純でない等々、まったく一筋縄では行きません。 まずは発音の種類を知識として把握しましょう。次に正しい発音の方法(口や舌の形と動かしかた)を学びましょう。それから、単語と発音の関係、文章と発音の関係を把握しましょう。 発音が上達すれば、聞き取り(リスニング)力も向上します。学習もはかどるでしょう。正しく発話できると会話も弾みます。英語の語感が分かれば英語的な言語センスも養われます。まさに善循環。 目次1 発音の種類と発音記号の読み方2 英語の発音をプロに教わる3 英語の発音の練習方法と発音に関する注意点4 発音練習で見落としがちな点 発音の種類と発音記号の読み方 英語の発音は発音記号を使って表記されます。発音と綴りが一致しないように思われる語も、綴りが同じで発音が異なるような種類の語も、発音記号を使うことで明確に表記できます。 発音記号は記号に過ぎず、音声と一意に対応している(表記と発音が絶対に齟齬しない)ので、いちど把握してしまえばどうということはありません。 英語辞書には単語の意味と発音記号が並記されています。英英辞書でも英和辞書でも同様です。辞書で意味を引くついでに、発音記号にも意識を向けて、単語がどのように発音されるのか一緒に把握してしまいましょう。 まず覚えるべき発音記号 発音記号にはアルファベットにも似た形がない独特の記号があります。たとえば / æ / や / ə / や / θ / など。まずは大まかな要領を把握しましょう。 日本語の表記や発音は補足説明の手段として便利です。たdし、あくまでも便宜的な説明手段に過ぎないと心に留めておきましょう。 / æ / 口を「え」と発する開き方にして「あ」と発音するような音です。 例:apple、casual、cat / ʌ / 力を抜いて短く「あ、」と発するような音です。 例:cut、love、up / ə / ə はʌ よりも更に力を抜いて「ぁ」のように発音する音です。いわゆる「曖昧音」の代表格。わずかに口を開けてそのまま適当に声を出しましょう。 例:about、medicine、observer / ɪ / 「え」の口で「い」と発音するような音。 例:this、if、say、forfeit / ɒ / または / … Continue reading 英語の発音の種類・特徴・正しい発音の方法【総まとめ】