新型コロナウイルスの長期化により、海外交流できる貴重な機会が少なくなってきてしまっています。
しかしそんな中、多くの企業や学校、教育団体がオンライン上で行う国際交流イベントを開催しています。
オンライン上の国際交流であれば、ネット環境とPCやスマートフォン、タブレットなどから、場所を問わず参加することが可能です。
今回の記事では、そんなオンライン国際交流への参加方法や費用、サービスについて徹底的に解説していきます。
この記事の目次
オンライン国際交流とは?
オンライン国際交流とは、読んで字の通り、「オンライン上で国際交流を行うこと」です。
冒頭でも説明した通り、新型コロナウィルスの長期化により気軽に海外に行けなくなり、従来よりも交流することが難しい状況です。
しかし、インターネットが発達したことにより、オンライン上では海外との交流が容易になってきました。
IT技術を駆使することで、誰でも簡単にオンライン国際交流をすることが可能となったのです。
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今後発展していくオンライン国際交流
従来の国際交流は、リアルで会い対面で行うことが重要視されていましたが、新型コロナウィルスの流行とIT技術の発達により「リアルからオンライン」に切り替わってきています。
そのため、リアルで対面型の国際交流よりオンラインを使った交流がこの先主流になっていくと思われます。
国際交流専用のオンラインサービスやアプリの発展も目覚ましく、これから先も多くのサービスやアプリが誕生することでしょう。
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オンライン国際交流にかかる費用
オンライン国際交流は、実際に現地に赴くことなく体験できることもあり、従来の国際交流よりも費用が安く抑えられます。
例えば、従来の国際交流であれば、以下のような費用が必要です。
・現地までの交通費
・参加費
・(海外の場合)渡航費やビザ、パスポート代
・(期間が長い場合)生活費
しかしオンライン国際交流の場合であれば、必要なのは参加費のみ。
従来の国際交流よりも、圧倒的に安い費用で参加することが可能です。
また、教育機関が実施しているオンライン国際交流に関しては、参加費が無料のものも多いです。
できるだけお金をかけずに参加したい方は、教育機関のサービスをおすすめします。
オンライン国際交流の開催期間や時間帯
基本的に、オンライン講座はレッスンサイトにて1年中開催されています。
しかし、正式な教育機関が開催しているイベントには限りがあるため、見逃さないように注意しましょう。
開催期間や時間帯は、それぞれのイベントによって異なります。
また、日本時間から考えると時差のあるイベントもあるため、時間帯にも気をつけてください。
以下、実際に行われた国際交流イベントを例に挙げて紹介します。
イベント例1:「ISI国際学院」
日時 | 2021年5月16日(日曜) |
実施方法 | オンライン・zoom |
推薦基準 | 留学経験者・今後留学を希望する生徒・学業や人物に優れ高校教員の推薦がある生徒 |
出典:ISI国際学院
こちらのオンライン交流サービスは、語学力の難易度が高めの交流イベントです。
しかし、その分経験豊富な人々が集まっており、非常に有意義なイベントといえます。
イベント例2:「ハーバード大生と高校生のオンライン交流会」
日時 | 2021年2月21日 |
応募資格 | 日本の高校生(海外在住の日本人学生可) |
定員 | 50名 |
参加費 | 無料 |
9:00~9:10 開会式・あいさつ ほか 9:20~9:50 講演(ハーバード大生・2名) 9:50~10:10 ハーバード大・東大の紹介 10:10~10:50 パネルディスカッション 10:50~11:00 休憩 11:00~11:40 グループセッション(ハーバード大生・東大生と)※20分×2回 ※ハーバード生に、ハーバードの生活・受験体験談ほか、何でも聞いていただける時間です。 11:40~12:00 Q&Aセッション 12:00~12:10 写真撮影・閉会式 |
こちらのオンライン国際交流は、ハーバード大学の組織(Harvard College in Asia Program(HCAP))のハーバード大生・東大生と高校生のオンライン交流会です。
普段出会えないような学生と交流できるので、貴重な経験になるでしょう。
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オンライン国際交流ができるおすすめサービス
オンライン国際交流できるサービスを3つ厳選して、紹介します。
どのサイトも国際交流のイベントを探すのに最適なサービスです。
ぜひ活用して、オンライン国際交流を楽しんでみてください。
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「こくちーずプロ」
こくちーずプロは、様々なイベントが記載されているサービスです。
気になるイベントが一覧で表示されるので、自分が興味のあるイベントを見つけやすいです。また、そのまま参加申し込みをすることもできます。
こちらのサイトでは、オンライン国際交流のみならず、様々なセミナーなども公開されているので、自分の希望に合ったイベントを検索してみましょう。
2021年6月現在で、オンライン国際交流イベントは合計305件以上が公開されています。
多種多様なイベントに参加したい方は、ぜひご覧ください。
「セミナーズ」
セミナーズもこくちーずプロと同様に、セミナーのポータルサイトです。
こちらのサイトでは、現地で活躍している英語教師や語学者が実際にZoomで英語学習について解説してくれます。
現時点ではイベント数が少なめですが、情勢の変化により、今後はもっと増えていくでしょう。
「Peatix(ピーティックス)」
Peatixは、大手のイベント・セミナーポータルサイトです。
現時点で、17件ものオンライン国際交流イベントが公開されています。
「日本に興味を持つ外国人と日本人でトークしてみましょう!」というようなイベントやセミナーも公開されており、楽しく国際交流できるでしょう。
オンライン国際交流ができるおすすめアプリ
ここでは、オンライン国際交流をするためのアプリを3つ紹介していきます。
「英語が好き!」「外国が好き!」という方におすすめで、移動時や通勤時、暇な時に気軽にできるアプリを紹介していきます。
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「Tandem」タンデムパートナーが簡単にできちゃう!
Tandem(タンデム)とは名前の通り「タンデムパートナーを作るためのアプリ」です。
タンデムパートナーは二人一組となりお互いの言語を交換し合うことを指しています。
Tandemは世界中で利用されているアプリの一つで、合計150カ国以上の言語を学ぶことができるアプリです。
基本の利用料金は全て無料で、独自システムによって音声やビデオ通話をすることもできます。
「Hello Talk」ネイティブスピーカーと繋がれる!
HelloTalkの学習希望言語を英語に設定すると、ネイティブスピーカーから友達申請が来るようになります。
「ネイティブスピーカーと直接チャットにて話し合える」ことが大きな魅力といえるでしょう。
また、Hello Talkでは完全無料の通話システムも準備されています。
テスト前や留学前、勉強の一環などにリスニング練習をするのにも最適なアプリです。
会話力やアウトプット・インプット力、コミュニケーション能力も活性化させることができます。
「Hello Pal」外国人と純粋にチャットを楽しめる!
Hello Palは、さまざまな国のユーザーとすぐに繋がれるチャットアプリです。
こちらはタンデムとは違い、音声通話やビデオ通話がついていません。
しかし、Hello Palには慣用表現集が提供されたり、強力な翻訳システムが兼ね備えてあります。
わからない単語があればその場ですぐに検索ができ、相手とのチャット時間を奪われることがありません。
オンライン国際交流に参加してみよう!
現代では簡単にオンライン交流に参加することができるので、興味のある方はぜひ一度でも参加してみてはいかがでしょうか?
これからの時代、英語は益々必須のスキルになることが予測され、さらに重要視されてきています。
さまざまな工夫や試行錯誤を施し、オンライン国際交流を積極的に行っていきましょう。
ここでは、20社以上の英会話スクールに実際に足を運んでレッスンを受けた僕が、「コーチング型」の英会話スクールを合計で17社厳選して紹介しています。