『ざっくり英語ニュースStudy Now』はニュースで英語が学習できるアプリ。
毎朝、オリジナルの短い英語ニュースが、英語の解説・音声・ニュースの解説と共に届きます。
ニュースで英語学習、と聞くと主に伸ばせるのはリーディングやリスニングと考える方もいると思いますが、使い方によってはスピーキングやライティングまでも飛躍的に伸ばすことができます。
この記事ではStudyNowで英語力を多方面から飛躍的に伸ばす使い方や勉強法をご紹介します。
この記事の目次
StudyNowの使い方!効果的な使い方!
StudyNowの効果的な使い方は、『意味を理解しながら、スラスラと発音』しながら使うことです。
大変そう…と思った方も、段階を踏めば少しずつできるようになるので大丈夫。
StudyNowのニュース記事は比較的短いため、短時間で達成できるはずです。
しかも、これをたった1記事でも達成すれば、自分の英語力向上を実感できるほど、とても効果的な使い方です。
大変だったら初心者向けカテゴリーの記事から使ってみるのもいいですね!
『意味を理解しスラスラと発音』が効果的な理由
スピーキングやライティングで使える英語が身につく
スラスラと発音できるほど頭や口に馴染んだ英語は、スピーキングやライティングで使える英語とほぼイコールです。
そのため、スラスラと発音できる英語が増えれば、スピーキングやライティングで使える英語も自ずと増えます。
ただし、スピーキングは英語を話す時に緊張するなどの精神的な問題、ライティングはスペルの問題があります。
スピーキングで緊張するなら場数を踏むこと、スペルはStudyNowでディクテーションをすることがおすすめです。
とにかく、スラスラと発音できる英語を増やすことは、スピーキングとライティングの上達に直結します。
リーディングできる英語が身につく
日本語で考えるとわかりやすいかもしれません。
この言葉読めるけど書けない…ということはあっても、書けるけど読めない…ということはほとんどないはずです。
必要に応じてディクテーションでスペル力を補いながら、スラスラと発音できる英語を増やせば、リーディングも向上します。
聞き取れる英語になる
これも日本語で考えるとわかりやすいかもしれません。
スラスラ発音できるけど聞き取るのは難しい…そんな言葉はほとんどないのでは?
英語でも同じです。
発音できる英語を増やすことは、聞き取れる英語を増やすことに繋がるのです。
聞き取れる英語が増えればリスニングが上達するだけでなく、スピーキング力も向上します。
StudyNowの使い方【手順編】
①お気に入りの記事を見つける
まずはお気に入りの記事を見つけて勉強することが、StudyNowの効果的な使い方です。
StudyNowは記事のジャンルが大変豊富なので、気に入る記事がきっと見つかるはず。
この後何十回(何百回)と読み、自分の頭と口に染み込ませる記事だということを念頭に置き、大切に選んでください。
試験対策であれば試験内容に近い記事、スピーキング強化のためなら自分が使いたい英語が含まれている記事など、目的を考えて選ぶのも良いですね。
StudyNowでタイトルを日本語にする方法
お気に入り記事を選ぶ際タイトルが日本語だとわかりやすい場合もあるので、方法をご紹介します。
- アプリ右下の『設定』を選択
- ニュース見出し(Headline)の設定を『あ→A』に変更
②記事の意味を理解する
StudyNowの効果的な使い方手順②は解説を駆使して、日本語訳は一旦見ずに、記事の意味を理解するよう試みるです。
日本語訳を覚えるのではなく、英語から日本語を理解できるようになることが大切。
解説での理解が合っているか確かめる時、または、解説だけではどうしても理解できない時に、日本語訳を参照しましょう。
StudyNowの単語・熟語から関連情報を見る方法
単語・熟語の一覧から関連情報を見ることができるので、記事の意味を理解する際に使ってみてください。
たとえば、”scream(悲鳴をあげる)”なら”shout/scream/yell/holler/cryの違い”というページに飛べます。
方法は、情報を見たい単語・熟語の横にある『>』をクリックするだけです。
StudyNowの日本語訳を見る方法
解説を駆使して記事の意味を理解しようと試みた後は、日本語訳を見ます。記事の途中や最後にある人差し指マークを押してください。
StudyNowの使い方手順③は、音声を区切ってリピートするです。
- 英文を見ずに意味を理解しながら
- 聞こえた音になるべく忠実に
- 5〜10語程度で音声を区切り(もっと長くてもOK)
- 元の速度で
- スラスラとリピートすること
③音声を区切りリピートする
StudyNowの効果的な使い方手順③は、音声を区切りながらリピートするです。
- 英文を見ずに意味を理解しながらリピート
- 聞こえた音に忠実にリピート
- 5〜10語程度で音声を区切りリピート
- 元の速度でリピート
- スラスラとリピート
英文を見ずに意味を理解しながらリピート
はじめは英文を見ても大丈夫です。
音声を聞いて、英語でなんと言っているか聞き取れない(あるいは意味が理解できない)部分だけ英文や解説(訳)を見る、という作業を繰り返します。
繰り返しているうちに、英文等を見る必要がなくなります。
聞こえた音に忠実にリピート
聞こえた音に忠実な発音をすることがとても大切です。
忠実であればあるだけ、伝わりやすい英語を話すことができたり、聞こえた英語を理解できたりします。
ネイティブスピーカーと全く同じ発音をするのは難しいですが、似せようという意識を常に持ってください。
5〜10語程度で音声を区切りリピート
記事全体を一気にリピートすると、聞こえた音を忠実に発音することが難しいため、音声を止めながらリピートしましょう。
『ここまでならリピートできそう!』という箇所で止めリピートする練習を何度もやっているうちに、一気にリピートできる範囲が長くなっていきます。
5〜10語程度でリピートできるようになればOKです。
元の速度でリピート
StudyNow有料プレミアムでは音声の速度が変えられるため、元の速度が難しい場合に、速度を落として練習することができます。
練習を重ね、元の速度(=1.0)でもリピートできるようになりましょう。
スラスラとリピート
頭をリラックスさせていても、よどみなくリピートできる状態。
口が覚えているような感覚です。
StudyNow無料版用アレンジ
StudyNow有料プレミアムの音声機能で行うのがおすすめですが、無料版でも似た練習ができるので、方法を紹介します。
無料版では音声を止めることができませんが、『ここまでならリピートできる!』というタイミングでリピートを始めてください(音声は流れ続けますが無視します)。
このやり方でリピートする箇所をズラしたり、伸ばしたりしながら練習します。
④英文を見ずにシャドーイング
StudyNowの効果的な使い方手順④は、英文を見ないでスラスラとシャドーイングすることです。
- 英文を見ずに意味を理解しながら
- 聞こえた音になるべく忠実に
- 最初から最後まで一気に
- 元の速度で
- スラスラとシャドーイングする
最初から最後まで一気に
手順③では音声を区切りながら(止めながら)でしたが、手順④では最初から最後まで一気にできるよう練習します。
シャドーイングはリピートと違い、聞こえた単語からすぐに発音するので、そこまで難しくないはずです。
シャドーイングとは
英語を聞きながらそれを真似して発音する訓練法のことです。
英文を聞き終えてから繰り返す『リピート』とは異なり、シャドーイングは、聞こえてくる英文のすぐ後ろを影(shadow)のように追いかけます。
⑤簡単な英文を作る
StudyNowの効果的な使い方手順⑤は、記事内の英語を使って簡単な英文を作るです。
StudyNowの使い方で、一番楽しい部分かもしれません。
記事内の英語表現を使って、自分が使いたい英文を作ってみてください。
その英語表現に親近感を沸かせ、忘れにくくする効果があります。
実際に使う場面を想像しながら、作った英文を口に出して言うと、より印象に残ります。
StudyNowの使い方【番外編】
StydyNowの使い方番外編は
- ディクテーションをする
- 日本語訳を見て英文が言えるようにする
です。
それぞれ詳しく解説します。
①ディクテーションをする
StudyNowでライティングを上達させたい、リーディングを身に付けたいけどスペルがちんぷんかんぷんで英語が読めない…そんな方にはディクテーションをおすすめします。
記事の音声を流し、聞き取れたものを書く、という訓練法です。
音声を聞くだけで大体スペルが思い浮かぶという方には、必要ないと思います。
②日本語訳を見て英文が言えるようにする
余力があればぜひやってほしいのが、『日本語訳を見て英文が言えるようにする』です。
ここまでやると、記事の中の英語が自分のものになったという感覚がより強くなります。
難しそうに聞こえるかもしれませんが、手順④を終えた後なら案外簡単に感じると思います。
ここまでStudyNowの効果的な使い方を説明してきましたが、「意味を理解しながら、スラスラと発音」がなぜ効果的なのかも説明しますね。
まとめ
一見大変そうな勉強法ですが、やってみるとコストパフォーマンスの高さに驚くはずです!
たとえ1つの記事に1ヶ月かかるとしても、やる価値のある勉強法だと思っています。
まずはお気に入りの記事を見つけるところから始めてみてください。
ここでは、20社以上の英会話スクールに実際に足を運んでレッスンを受けた僕が、「コーチング型」の英会話スクールを合計で17社厳選して紹介しています。