海外進出
英語と年収の関係―英語スキルがビジネスパーソンの年収に影響するという事実
英語力はビジネスマンの武器になる
企業のグローバル化に伴い、企業は専門的な知識や技術に加えて英語などの語学力を持った人材を求めています。海外進出を考えていない企業でも、日本に進出してきた外国企業と取引したり、外国人を採用したりした際には英語でのコミュニケーション力が必要になります。今は使う機会がないビジネスマンも、将来を見据えて英語力のアップを図っておくべきでしょう。
英語力のある人とそうでない人では年収に差がある
年収700万円以上の人は半数が英語を話せる
転職・求人情報のポータルサイト「CareerIndex」のアンケート調査によれば、年収700万円以上の人の48.7%は英語で日常会話や読み書きができると回答しています。また、年収500万円から700円未満の人では34%、年収500万円未満の人では22.4%で、英語の話せる人ほど年収が高いという結果が出ています。
出典:CareerIndex年収・転職 実態調査 vol.7
年収格差3倍も
バイリンガルのための転職・求人情報サイトDaijob.comを展開するダイジョブ・グローバルリクルーティング株式会社の語学力と年収に関する調査(2014年版)調査では、英語レベルがビジネス会話以上の人の年収は、ビジネス会話以下の人の年収よりも上回っているという結果が出ています。特に、50代の女性では、年収の差に3倍もの開きがあるということが判明しました。
TOEICスコアと年収には相関関係がある
DODA転職支援サービスの調査では、TOEICテストのスコアと年収には相関関係があることがわかります。TOEICテストで900点台を取っている人は、スコアのない人よりも年収が1.35倍多いという結果でした。