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発達障がい

発達障がいを抱える子どものコミュニケーションの特徴と支援方法

発達障がいを抱える子どもの多くは、人とのコミュニケーションが苦手です。苦手意識を持つと無口になって自分の殻に閉じこもってしまうこともあります。そのようなことを招かないためには、家庭ではどのように子どもと接していけばよいでしょうか?

自閉症

自閉症は、言葉の発達に後れが見られ、コミュニケーションが苦手という特徴があります。また、人との対面が苦手で社会になじめないことがあります。

 

自閉症の子ども接する時には、子どもに伝わるような比較的簡単な言葉を用いて、ゆっくりと丁寧に話しかけます。少し長めの会話をする時には、所々で区切って理解しているのを確認してから次の話をしてくとよいでしょう。イラストやカードを使って伝えることも効果があります。

 

また、具体的に表現することも大切です。「さっき見た本とこの本、どっちがいい?」と問いかけるよりも、本の名前を具体的に示したり2冊の本を手に持って問いかけたりするほうが伝わりやすくなります。

 

新しいことにチャレンジする時、例えば、逆上がりや料理を作る時などでは、「あそこのお友達みたいにやってごらん」といってもうまくできません。自閉症を抱える子どもは真似することが苦手です。具体的に手足や体の動き方を教えてあげることが大切です。

 

注意する時はその場で注意するように心がけましょう。人と会って挨拶をしなかったら、その場で「挨拶するんだよ」と言ってあげます。後で言っても何のことなのか理解できずに終わってしまいます。

ADHD(注意欠陥・多動性障がい)

ADHDは、じっとしていられない、集中力が持続しないという特徴があります。また、衝動的な行動をすることもあります。

 

ADHDを抱える子どもは、学校では「変な子」「自分勝手な子」と見られがちで、自分は必要とされていない、自分のことを理解してくれる人はいないと思い込んでいる人が多くいます。ADHDを抱える子どもには思いやりの心をもってコミュニケーションを取ることが必要です。ちょっとしたことに対しても「ありがとう」の声を掛けてあげましょう。

 

相手の制止を無視して話し込んでしまうといったこともADHDの特徴の1つです。このようなケースでも怒らないで「いっぱい話してくれてありがとう。今度はお母さんが話をする番だよ。」と言ってあげましょう。

LD(学習障がい)

LD(学習障がい)は、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」などが苦手です。

 

LDを抱える子どもの特徴として、相手の話をうまく理解することができない点が挙げられます。そのため、会話のキャッチボールもままならないことがあります。学校では、クラスメートとの会話がかみ合わずに自信を失い、殻に閉じこもってしまうこともあります。家庭では、お子さんの言っていることを汲み取って会話を進めていきましょう。

 

話すことが困難な子どももいます。例えば、「算数 テスト 100点」のように言ってきたら「算数のテストが100点だったのね」「おめでとう。よく頑張ったね」と褒めてあげましょう

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群を抱える子どものコミュニケーション能力は、自閉症やADHD、LDよりも低い傾向にあります。しかし、理解する能力はありますので、ものごとを具体的に、かつ正確に伝えることが大切です。例えば、「宿題をしておいてね」と伝えても、子どもは何の宿題をすればよいのか理解できないことがあります。「算数のドリルの何ページ」のように具体的に指示をするとよいでしょう。

 

また、場の空気が読めないこともアスペルガー症候群の特徴の1つです。例えば、クラスで栽培していた花が枯れてしまった時、他の友だちは悲しそうな顔をして話をしますが、アスペルガー症候群を抱える子どもは、不適切な言葉を発してしまいます。また、ちょっとした失敗をした時に、友だちから「バカだなー」と軽く冗談を言われても、本人は冗談とはとらえずに「馬鹿呼ばわりされた」と思い込んでしまいます。

 

アスペルガー症候群を抱える子どもとのコミュニケーションでは、遠回しな言い方にせずに話しかけることを心がけるとよいでしょう。また、心ない言葉や突拍子もない言葉をかけられても、ひるまずに対応してあげましょう。

関連サイト

理解する ~発達障害って何だろう?~ – 政府広報オンライン
発達障害を理解する – 国立障害者リハビリテーションセンター
軽度発達障害児に対する気づきと支援のマニュアル – 厚生労働省
発達障害のある子どもの合理的配慮 – 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所
支援原則と支援方法の学習 – 国立障害者リハビリテーションセンター

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