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中国人の爆買いはブランド品から化粧品・医薬品へシフト

観光庁の調査によれば、2016年に外国人観光客が日本で買い物をした総額はおよそ1兆4,553億円で、そのうち半分以上の8,058億円が中国からの観光客によるものでした。2015年前後に中国人の爆買いが注目され、その後もう爆買いの潮流はもう終わったとマスコミ等で報じられて久しい感がありますが、化粧品や医薬品などについては2016年以降もなお売上は伸びています。

 

日本を訪問する外国人観光客数は年々増加の傾向にあります。外国人観光客と接客する機会はますます増えてきます。化粧品や医薬品を扱うお店の販売員をはじめ、洋服やかばん、靴などのブランド品を扱う百貨店店員、カメラ、時計、電気製品を扱う販売店店員は、英語力を身に付けて、外国人観光客との応対に備えておきたいところです。

中国からの観光客は化粧品、医薬品の購入に積極的

下のグラフは、中国から訪れた観光客の品目別の購入総額を表したものです。グラフから2015年の爆買いブームが見て取ることができます。2016年にはほとんどの品目で購入額が減少していますが、「化粧品や医薬品」は大きく増加しています。また、「その他食料品・飲料・酒・たばこ」や「菓子類」が僅かに増加しています。

出典:訪日外国人消費動向調査(観光庁)

 

全ての外国人観光客の買い物総額のうち、中国からの観光客の占める割合を品目別に示したものが下のグラフです。「カメラ・ビデオカメラ・時計」の売上のうち76.4%が中国からの観光客によるものでした。また、「電気製品」「化粧品・医薬品」についても半分以上が中国からの観光客による売り上げでした。

出典:訪日外国人消費動向調査(観光庁)

 

中国からの観光客数、近い将来1,000万人に?

下のグラフは、中国からの観光客数と、全ての外国人観光客数に占める割合の推移を表したものです。中国からの観光客数は年々増加の傾向にあり、2020年までには1,000万人を突破する勢いを見せています。また、中国からの観光客数の割合は、2012年は6人に1人の割合だったのが、2015年以降は4人に1人の割合と徐々に高くなってきています。

出典:訪日外客統計の集計・発表(日本政府観光局)

 

下のグラフは、中国からの観光客が日本で買い物した総額と、全体に占める割合を示したものです。2016年に中国からの観光客が日本で買い物をした金額の総額は8,058億円でした。2015年に「爆買い」が社会現象になりテレビや新聞などのマスコミに取り上げられていましたが、2016年になってもその勢いは衰えていません。

出典:訪日外国人消費動向調査(観光庁)

 

化粧品・医薬品の売り上げが伸びている

下のグラフは、外国人観光客が日本で買い物として使った総額と、1人当たりの購入単価(1人当たりの総額)の推移を示したものです。2016年の購入単価は6万2,608円で、前年の7万8,829円から20%以上も減少しています。一方、買い物の総額は1兆5,002億円から1兆4,553億円と微減でした。1人当たりの買い物総額は減っているものの、訪日外国人観光客の数が増加しているため、全体の総額はあまり変わらなかったことになります。

 

1人当たりの買い物総額は為替レートの影響を受けやすいために予測することは困難ですが、全体の総額については大きく減少する可能性は低いといえるでしょう。

出典:訪日外国人消費動向調査(観光庁)

 

下のグラフは、訪日外国人観光客の品目ごとの購入総額を示したものです。もっとも人気の高かったのは「服(和服以外)・かばん・靴」で、およそ2,815億円でした。続いて、「化粧品・医薬品・トイレタリー」(2,707億円)、「その他食料品・飲料・酒・たばこ」(1,590億円)という結果でした。多くの品目は2015年をピークに、2016年は減少の傾向にあります。その中で、「化粧品・医薬品・トイレタリー」は中国からの観光客の購入が増えたため2016年も増加しています。

出典:訪日外国人消費動向調査(観光庁)

 

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