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英語学習

英語の使役動詞の用法や違い、使い分け方

英語の動詞の使役用法には、ニュアンスや構文の少しずつ異なる多様な用例があります。それぞれの動詞の特徴の違いからくる相違点を理解できているかは、よく入試などで問われるところです。生徒には、それぞれの使役動詞の意味や構文の違いをイメージから理解させ、使役用法をしっかり使いこなす力を身に着けさせましょう。

 

 

PEN英語教師塾の動画講義を使って、使役動詞の指導のコツを押さえておきましょう。動画講師は慶応大学の田中茂範先生、動画視聴時間は19分弱です。

英語動詞の使役用法とは

 

「人/もの に〜させる」が使役用法

英語の動詞の使役用法は、「人/もの に〜させる」という意味を持ちます。使役動詞の典型的なものには、get、have、make、letなどが挙げられます。

 

I’ll get him to understand that “healthy” doesn’t mean “expensive.”

彼に「健康である」ということは「高価である」ということじゃないことをわからせなくちゃ

 

I’ll have him pay more attention to what he eats.

彼に食べているものにもっと注意するようにさせるよ

 

I’ll make him eat healthy food.

彼に健康的な食べ物をなんとしても食べさせるつもりだ

 

I’ll let him eat his favorite foods.

彼に好きな食べ物を食べさせてあげよう

 

使役用法には2つの構文がある

英語動詞の使役用法には以下の2つの構文があります。

 

・使役動詞+名詞+ to do

・使役動詞+名詞+ do

使役動詞+A+ to do 〜の使い方

使役動詞+人+ to do 〜 の形をとる文の使い方をおさらいしておきましょう。使役動詞+人+ to do 〜 の構文を作る使役動詞の典型は、get、cause、forceです。

 

使役動詞+A+ to do 〜のイメージは「人を動かして〜させる」

使役動詞+A+ to do 〜 の核となるイメージは、「人を動かしてある行為に向かわせる」といったものです。もともと「行為(do)」から離れているところにいるAを、行為と向き合う関係(to do)になるように働きかける(get/ cause/ force)、という視覚的イメージで説明することができます。

 

1. もともとの状態

  A    [to do]

 

2. get/ cause/ force が働きかけて…

→→A    [to do]

 

3. Ato do と向き合う状態になる

      A[to do]

 

get + A + to do ~の用例

get + A + to do 〜 は、「〜してもらう」、「〜させる」といった意味を持っています。「〜してもらう」「〜させる」という意味合いは、getの原義から来ています。get + A + to do 〜 の直訳的解釈は、

 

「Aが何かをする状況」を得る(引き起こす)

 

というものであるため、get + A + to do 〜 は主語の意図が関与している場面で使われます。

 

I’ll get [the doctor to come and see my baby].

医者に来てもらって赤ん坊を診てもらおう

 

I’ll get [them to work harder].

彼らをもっと働かせます

 

cause + A + to do 〜 の用例

cause + A + to do 〜 は、「何かが原因となってAを動かし、何かをするようさせる」という原義から、「させる」という意味を持っています。

 

cause の場合、getと違って主語の側の意図は無関係であることに注意が必要です。下の用例の場合、「彼」の側からは「彼ら」に対し影響を与えてやろうという意図がなかったにも関わらず、「彼ら」のほうが勝手に彼から影響を受けた、という状況も想定することができます。

 

His influence caused them to appeal to the higher court.

彼の影響で彼らは上級裁判所に上告した

 

force +A + to do 〜 の用例

force +A + to do 〜 は、「主語がAを無理やり動かして、何かをするようにさせる」という原義から、「強いて〜させる」という強制の意味を持っています。

 

They forced me to break up with her.

彼らは僕を無理やり彼女と別れるようにさせた

使役動詞 + A + do 〜の使い方

使役動詞 + A + do 〜 の構文をとる文章に使われる使役動詞の典型はmake、have、letです。それぞれの動詞がもともと持っているニュアンスを深く理解することで、使い分け方も把握できるようになります。

 

make + A + do の用例

使役動詞makeは、「嫌だといっても(なんとしても)やらせる」あるいは、「(無意識に)させられる」という状況で使われます。

 

makeの本質的な意味は、「何かに手を加えて製品を作る」というものであるため、makeは、「何とかして変化させる」という強制のニュアンスを持っているのです。

 

I’ll make her clean her room.

私は彼女の部屋を自分で掃除をさせる

 

I’ll make him eat healthy food.

彼にはなんとしても健康なものを食べさせます

 

What makes you think so?

何でそう考えるのですか

 

The hot bath made me feel so good.

熱い風呂でとてもいい気持ちになった

 

A: Take back what you said. 言ったことを取り消せ

B: Make me. いやだね

→Make me (take it back). できるもんなら取り消させてみろ

 

have + A + do 〜 の用例

使役動詞haveは、「させる」だけでなく「してもらう」という状況でも使われます。

 

haveの使役用法では、「何かを持つ」というhaveの原義が、「doする状況を確保する」といった意味展開を起こしています。この結果、使役動詞haveは、

 

・「Aが何かをする」ということを確保する

・主語の裁量や権限で、「Adoする状況」を可能にさせる

 

というニュアンスを持っています。

 

この感覚を図で表すと以下のようになります。

使役動詞haveforcemakeも、日本語に訳すと同じように「〜させる」となりますが、ニュアンスの微妙な違いをしっかり把握しておくことが大事です。使役動詞haveAに対して「行為をさせる裁量や権限」を持ってはいるものの、forcemake のような「行為を強制する」ニュアンスは持ちません。

 

I’ll have him accept our offer.

彼には僕らの申し出を受けてもらう(受けさせる)

 

I’ll have him pay more attention to what he eats.

彼には食べ物にもっと注意をするようにさせます

 

Mary bought a fancy dress, but her mother had her return it.

メアリは変わったドレスを買ったんだけど、お母さんが返却させた

 

let + A + do 〜の用例

let + A + do 〜 の意味は、「Aの気持ちを尊重して〜させる」といったようなものです。letの「何かを阻止せずにそのまま〜させる」という原義が影響しています。

 

I’ll let you go.

行きたいというなら行かせよう

 

I’ll let him eat his favorite foods.

彼には好きなものを食べさせましょう

 

I wouldn’t let my daughter wear something like that.

娘にはそんな格好はさせません

使役動詞getとmakeとhaveのイメージの違い

微妙なニュアンスの違いのある使役動詞getとmake、haveのイメージやニュアンスの違いを整理しておきましょう。

 

get

働きかけを強調し、Aを行為に差し向ける前の時点に焦点を置く

 

I’ll get them to work harder.

「themに働きかけること」に強調と焦点がある

 

I got my husband to check the car engine.

夫に車のエンジンを調べさせた

→最初は車のエンジンを調べる必要などないと言っていた夫に「説得などの働きかけをして調べさせた」という状況が想定される

 

have

結果の確保を強調し、結果に焦点を置く

 

I’ll have him accept our offer.

「彼がacceptするという結果」の確保に強調と焦点がある

 

I had my husband check the car engine.

夫に車のエンジンを調べてもらった

→「夫に頼んで車のエンジンを調べてもらった」という状況が想定される

 

make

強制し、変化と結果に焦点を置く

 

I’ll make her clean her room.

「彼女が変化してcleanする」という変化と結果を強制するところに強調と焦点がある

使役動詞 makeとhaveとletのイメージの違い

使役動詞make、have、letはどれも、「Aが何かをする」という状況に焦点を置いていますが、この「Aが何かをする状況」に対する働きかけがそれぞれ異なっています。

 

make

「状況」をmakeする

 

I’ll make her clean her room.

「彼女が自分の部屋を掃除する」という状況をmakeする

 

have

「状況」をhaveする

 

I’ll have her accept my offer.

「彼女が私の申し出を受ける」という状況をhaveする

 

let

「状況」をそのままにして阻止しない

 

I’ll let you go.

「あなたが行く」という状況をそのままにして阻止しない

 

生徒には、実際に手を動かしながら具体的なイメージをさせるとよいでしょう。makeは粘土をこねるような動き、haveは両手で何かを下から支えて持っているような動き、letは「どうぞ」と促すような動きをさせながら例文を音読させてみましょう。

使役移動構文(〜して…に動かす)の使い方

使役動詞 + A + 前置詞 … という構文は、「Aを〜して…に動かす」という意味を持ちます。offやinto、to などの前置詞に導かれる部分は、Aの移動先を表現します。

 

He blew the napkin off the table.

彼はナプキンを吹いてテーブルから落とした

 

Bill kicked the ball out of the park [into the room].

ビルはボールを蹴って公園から出した(ボールを部屋に蹴り入れた)

 

Bill pushed the books into the box.

ビルは本を箱に押し込んだ

 

Harry locked Tom into the room.

ハリーはトムを部屋に閉じ込めた

 

The man sprayed paint onto the statue.

男は像に塗料をスプレーした

 

やや特殊な使い方がされており、前置詞以降の記述がないと文として成り立たない表現もあります。

 

He sneezed the napkin off the table.

彼はくしゃみをしてナプキンをテーブルから落とした

 

Naomi rinsed the soap off her eyes.

ナオミは石鹸を目から洗い流した

 

Sam asked [ordered] Naomi into the room.

サムはナオミに頼んで部屋に入ってもらった

 

We make grapes into wine.

私たちはブドウをワインに加工する

 

John let Sue into the room.

ジョンはスーを部屋に入らせた

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