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コラム
発達障がい

家庭でも作れる学習障がいの子ども向け「字の練習」用教材

学習障がいは、知的発達に遅れはないものの、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論する能力のうち1つ以上の能力に著しい困難を示す障がいです。

 

書くことが困難な子どもは、字を間違えたり書くスピードが遅かったりすることがあります。学校の授業は理解しているのに、テストの答えを読みづらい字で書いてしまったり、書く時間に間に合わなかったりして、思うような評価を得られないことがあります。

 

子どもの書く能力をアップさせるには、家庭でどのような支援方法があるでしょうか。

まずは簡単な図形を描くことから始める

ひらがなの練習の前に、簡単な図形を描いて手や指の感覚を鍛えておくと良いでしょう。あらかじめ手本となる簡単な図形を薄い色で描いておき、その上を鉛筆でなぞらせます。直線や曲線が正確に描かれているか、描くスピードが遅くないかなどにチェックしながら、少しずつ複雑な図形を描かせていくとよいでしょう。

ひらがなは書きやすい字から練習する

ひらがなは、比較的書きやすい字から書く練習をするとよいでしょう。「とめ」や「はね」「はらい」といった終筆は、練習を始めたばかりの頃はあまり気にすることはありません。字の大きさやバランスなどをチェックして、おかしな所があれば子どもの手を持って、書き方を教えてあげましょう。

 

ひらがなの中で比較的書きやすい字は、「い」や「う」「く」「こ」「し」「つ」「て」「と」「に」「の」などです。慣れてきたら、五十音順に書く練習をします。その際には、手本となるひらがなを薄い色で書いておき、その上をなぞらせます。

正しい書き順で書けるようにする

子どもが書きづらい字には、書き始めの位置に、書き順を示した番号と矢印を書き込んでおくとよいでしょう。また、字のバランスを良くするために補助線を入てみるのもよいでしょう。書き順を間違えたらちゃんと指摘して、正しい書き順を教えてあげましょう

クイズ形式で書く練習をする

ひらがなやカタカナの書き方を覚えてきたら、1文字ずつではなく単語を書く練習をしてみましょう。「はな」「みかん」のような身近にある物を書く練習から始めます。親御さんが発音した単語を子どもが書く、といった練習をすれば「聞く」能力も養うことができます。また、イラストを使ったり、穴埋めのクイズ形式にしたりすることで練習がしやすくなるかもしれません。

 

文字は、一朝一夕で上手に書けるようになるわけではありません。毎日、短時間でもよいので書く練習を積み重ねていくことが大切です。子どもが上手に書くことができたら「よく書けたね」と励ましてあげましょう。

関連サイト

理解する ~発達障害って何だろう?~ – 政府広報オンライン

LDのある子どもの合理的配慮 – 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

学習障害児に対する指導について(報告) – 文部科学省

こんなとき、どうする:Q&A:学童期:書くことが苦手 – 国立障害者リハビリテーションセンター

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