英検準1級ライティングテスト(英作文問題)で使える定型文
英検準1級のライティングテスト(英作文問題)では、社会生活一般や芸術、文化などをTOPICとした問題が出題されます。問題は、毎回決まった形式で出題されるので、あらかじめ解答の定型文(テンプレート)を覚えておけば、スムーズに解答することができるでしょう。
英検準1級のライティングテスト(英作文問題)で使えるテンプレートを紹介します。
目次
英検準1級ライティングテストの序文で使える定型文
序文ではまず、TOPICに対して賛成か反対かの意思を表明します。問題文で、Agree or disagree? と問われた時は、I agree ~、あるいはI disagree~で答えます。Do you think ~? と問われた時は、I think ~、あるいはI don’t think ~で答えます。
賛成する場合の定型文は次の通りです。
- I agree with the idea that~(TOPICの内容)
私は~という考えに賛成です - I think it is a good idea that ~(TOPICの内容)
私は~という意見は良い考えだと思います
一方、反対する場合の定型文は次の通りです。
- I don’t agree with the idea that ~(TOPICの内容)
私は~という意見に賛成しません - I disagree with the idea that ~(TOPICの内容)
私は~という意見に反対です - I don’t think it is a good idea that~(TOPICの内容)
私は~という意見は良いとは思いません
序文の最後では、本文につながるような文を加えておくとよいでしょう。本文で理由を2つ述べる場合には、I have two reasons for this.(これについて2つの理由があります)や、There are two points to support this idea.(この意見を補足するために2点取り上げます)といった定型文を使います。
序文では、次のような定型文を使うこともできます。
- Although some people think ~, I don’t think ~
~と考える人もいるが、私は~と思わない - In spite of the major opinion that~, I believe that~.
多くの意見は~だが、私は~と信じている
本文で使える定型文
本文では、序文の意見に対する理由や補足を述べます。
1つ目の理由を述べるための定型文
本文の第1段落では、1つめの理由を述べます。文の流れは、
- まず初めに~
- 最初の理由は~
- 例えば~
とするとよいでしょう。「まず初めに~」を意味する定型文には、 First, ~、First of all , ~、To start with, ~、To begin with, ~などがあります。また、「最初の理由は~」の定型文は、One reason is that ~. です。そして、具体例や補足を述べるための定型文には、For example, ~(例えば)、like~(~のように)、In fact, ~(実際は)などがあります。
2つ目の理由を述べるための定型文
次の段落では、2つ目の理由を述べます。定型文は、1つ目の理由で書いた定型文と対応するようにします。First,~には Second,~、First of all,~には Second of all,~、One reason is that ~.には Another reason is that ~.を使います。
「さらに加えて」という表現の定型文は、In addition,です。具体例や補足を付け足す場合の定型文は、1つ目の理由で書いたものと同じくFor example, ~や like~、In fact, ~.などを使います。
2つ目の理由を述べた後は、「このように~」「結果として~」で締めくくります。定型文は、In this way,~、As a result, ~です。
結論で使える定型文
結論では、序文や本文で主張してきたことを再び主張します。結論で使える定型文は次のようなものがあります。
- For these reasons, I think ~.
これらの理由から私は~と思います - In conclusion, I think that~.
結論として、私は~と思います - Therefore, I agree with the idea that~.
したがって、私は~という意見に賛成です
英検準1級「書くこと」のCan-doリスト
- 日常生活の話題や社会性のある話題についてまとまりのある文章を書くことができる
- 興味・関心のあることについて、説明する文章を書くことができる(簡単なレシピ、器具の使い方など)
- 興味・関心のある話題について、聞いたり読んだりした内容の要約を書くことができる(講義の内容、雑誌や新聞の記事など)
- 日常生活の身近な話題について、自分の考えや意見を書くことができる(「食事と健康」など)
- 日本の文化について紹介する簡単な文章を書くことができる(食べ物、祝日、お祭りなど)
- 自分がやりたいと思っていることの説明や理由を書くことができる(留学や入社の志望動機など)
- 自分の仕事や専門分野での内容であれば、注文や問い合わせに対して簡単な返事を書くことができる
出典:準1級Can-doリスト(公益財団法人日本英語検定協会)
関連サイト
準1級の試験内容 – 公益財団法人日本英語検定協会
準1級の過去問・対策 – 公益財団法人日本英語検定協会
各級の審査基準 – 公益財団法人日本英語検定協会
準1級Can-doリスト – 公益財団法人日本英語検定協会
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