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新・学習指導要領が公示、英語は4技能から5技能へ?

2017年3月31日に文部科学省から小学校と中学校の次期学習指導要領が公示されました。新しい学習指導要領は小学校では2020年度から、中学校では2021年度から導入される予定です。英語の科目については、小学校5年生と6年生で教科として扱われることや、現行の「外国語活動」が小学校3年生と4年生で導入されるなど大きな変更点があります。

 

また、4技能の1つの「話すこと」が「話すこと[やり取り]」と「話すこと[発表]」に分かれて記載されています。中学校の指導目標には「聞くこと、読むこと、話すこと[やり取り]、話すこと[発表]、書くことの五つの領域別に設定する」と書かれているなど、「話すこと」に重きを置いた内容になっています。小学校や中学校、高等学校は、オンライン英会話サービスを導入するなどして児童・生徒の「話すこと」のスキルアップを図るとよいでしょう。

話すことの「やり取り」と「発表」とは

話すこと[やり取り]」は、相手との会話でスムーズに言葉のキャッチボールができる能力を求めたものです。数回のキャッチボールで留まらず、継続した会話ができるようにすることが大切です。新・学習指導要領には次のように記載されています。

 

話すこと[やり取り]

 

  • 関心のある事柄について、簡単な語句や文を用いて即興で伝え合うことができるようにする。
  • 日常的な話題について、事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いて伝えたり、相手からの質問に答えたりすることができるようにする。
  • 社会的な話題に関して聞いたり読んだりしたことについて、考えたことや感じたこと、その理由などを、簡単な語句や文を用いて述べ合うことができるようにする。

 

話すこと[発表]」では、大勢の前で自分の考えや研究したことをわかりやすく伝える能力が求められます。長い時間英語で発表できればよいというものではなく、相手がどの位理解できたかが重要になります。英語での「伝える力」を養うことが必要です。

 

話すこと[発表]

 

  • 関心のある事柄について、簡単な語句や文を用いて即興で話すことができるようにする。
  • 日常的な話題について、事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いてまとまりのある内容を話すことができるようにする。
  • 社会的な話題に関して聞いたり読んだりしたことについて、考えたことや感じたこと、その理由などを、簡単な語句や文を用いて話すことができるようにする。

 

話すことの能力をアップするには、発話量を増やすことが大切です。教員がオールイングリッシュで授業を進めることはもちろんのこと、生徒同士の英会話やオンライン英会話サービスを利用するなどして発話量を増やしていくとよいでしょう。

「聞くこと」と「読むこと」は要点を捉えることが大事

「聞くこと」と「読むこと」について中学校の新しい学習指導要領では、「必要な情報を聞き取る(読み取る)」「話の概要を捉える」「説明の要点を捉える」といった能力を求めています。全ての内容を把握する必要はないようです。新・学習指導要領には次のように書かれています。

 

聞くこと

 

  • はっきりと話されれば、日常的な話題について、必要な情報を聞き取ることができるようにする。
  • はっきりと話されれば、日常的な話題について、話の概要を捉えることができるようにする。
  • はっきりと話されれば、社会的な話題について、短い説明の要点を捉えることができるようにする。

 

読むこと

 

  • 日常的な話題について、簡単な語句や文で書かれたものから必要な情報を読み取ることができるようにする。
  • 日常的な話題について、簡単な語句や文で書かれた短い文章の概要を捉えることができるようにする。
  • 社会的な話題について、簡単な語句や文で書かれた短い文章の要点を捉えることができるようにする。

 

「書くこと」は正確さが求められる

「書くこと」のポイントは、正しい綴りと文法を用いて書くこと、相手が読みやすいようにまとまりのある文章を書くことです。国語の作文能力も問われることになります。

 

書くこと

 

  • 関心のある事柄について、簡単な語句や文を用いて正確に書くことができるようにする。
  • 日常的な話題について、事実や自分の考え、気持ちなどを整理し、簡単な語句や文を用いてまとまりのある文章を書くことができるようにする。
  • 社会的な話題に関して聞いたり読んだりしたことについて、考えたことや感じたこと、その理由などを、簡単な語句や文を用いて書くことができるようにする。

 

新・学習指導要領は2018年度から導入できる

文部科学省では、中央教育審議会(中教審)の答申を受けて各学校が新しい学習指導要領にスムーズに移行できるように、移行措置期間の設置を予定しています。これにより中学校においては、2018年度から各学校が任意に新・学習指導要領を導入することができるようになります。また、2019年度と2020年度は、新しい学習指導要領の一部導入が義務付けられることが予定されています。

※2017年5月に移行措置のパブリックコメントが実施され、翌6月の公示が予定されています(2017年4月現在)。

 

中学校の新・学習指導要領導入のための移行措置

関連サイト

中学校学習指導要領(新) – 文部科学省
中学校学習指導要領「生きる力」(現行) – 文部科学省
学習指導要領とは – 文部科学省
小学校学習指導要領(新) – 文部科学省
中央教育審議会 – 文部科学省
幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について(答申)(中教審第197号) – 文部科学省

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