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英語の発音力アップの鍵を握る「アンカー母音」とは?

英語のスピーキング力やリスニング力をアップするには、英語の発音に慣れておくことが大事です。英語の発音に慣れる鍵は「アンカー母音」にあります。英語のアンカー母音とは、英語らしさを特徴づける代表的な英語母音のことです。

 
アンカー母音で英語音の口慣らしを
※動画の閲覧には、PEN英語塾へのログイン(有料)が必要になります。

 

生徒にアンカー母音を習得させる指導にはコツがあります。「PEN英語教師塾」の動画講義でアンカー母音指導のコツを学びましょう。講師は阿部一先生、動画視聴時間は28分弱です。

実践的な英語力の鍵は発音力

実践的な英語力の柱となるのは、発音力とリスニング力です。発音力とリスニング力の関係について、阿部先生は以下のようなことを述べています。

 

正しく発音できない音は、聞き取れない。正しく発音できれば聞き取れる

 

英語の発音力が、英語のリスニング力のベースを支えています。実践的な英語力のアップの鍵は発音力であると言えます。

英語の発音やリスニングの指導はなぜ難しいのか

英語の発音やリスニングの指導に難しさを感じる先生は多くいます。英語音の指導が難しいのは、英語音と日本語音の間に大きな違いがあるからです。英語の音には以下のような特徴があります。

 

・母音が多い

日本語の母音はアイウエオの5種類だけです。一方、英語の母音は、数え方にもよりますが20種類前後あるとも言われます。

 

・日本語音との違いが大きい

英語は、母音も子音もともに、日本語とは大きく違った音を持っています。

 

英語音の指導には、リーディングやライティングとは違った、身体感覚にアプローチする指導技術が必要です。口の形や息の使い方について理屈で説明するよりも、できるだけたくさん実際に発音させ、聞かせていく指導が大事です。

英語の発音指導には「アンカー母音」を使おう

実践的英語力の第1のベースになるのは発音力です。そして、発音力の鍵を握るのが「アンカー母音」です。アンカー母音を重点的に鍛える指導で、効果的に生徒の英語力をアップさせていきましょう。

※「アンカー音」や「アンカー母音」「アンカー子音」は、PEN英語教師塾独自の概念です。

英語のアンカー母音とは

英語のアンカー母音とは、英語の母音のうち、発音されると特に「英語らしさ」が感じられるような、代表的な音のことです。英語のアンカー母音は、英語の発音力アップの鍵を握っています。

 

「英語発音ができる口」のトレーニングはアンカー母音から

英語のアンカー母音には、「子音よりも単純で種類も少ないためチャレンジしやすく、それでいて身に付けた時に感じられる効果が高い」という特徴があります。英語の発音指導はまず、より簡単に取り組めて効率の高さが見込める、アンカー母音から始めることがすすめられます。

 

阿部先生によれば、発音の正確さはネイティブスピーカーの70%程度を目指せばよいというデータも出ているとのことです。少数のアンカー母音に絞り、あえて完璧を目指さないトレーニングを重ねることで生徒に自信が付き、他の音の発音や授業参加への積極性も改善していくきっかけを作ることができるでしょう。

「æ」のトレーニングから始めよう

アンカー母音のうちでも、æəは目立つので、特に優先的に鍛えておきたい音です。以下、æを例にとって指導方法を考えてみましょう。

 

・æの発音のしかた

舌をどうこうと詳しく説明するよりも、まずは発音させて、おおまかなアゴと口の形をチェックしていくことが大事です。チェックポイントは以下です。生徒同士でチェックさせるようにすると、面白がって積極的に取り組む生徒も出てくるでしょう。

 

・あごの両端に力を入れて角ばらせる

・口の両側に特に力を込めて発音する

・口を横に長方形に四角張らせる

 

余裕があるようなら、舌の使い方にも着目しましょう。

 

・舌は緊張感を持たせて下に下ろす

 

・æの音を発音する時のイメージ

æの音のイメージは、「アとエの中間の音」だと言われたり、「カエルを踏みつぶしたときに出る音」だと言われたりしますが、この説明で生徒に感覚を掴ませるのは少し難しいといえます。身体全体を使って実演してみせ、舌や口の位置や緊張感、息の使い方などを体感で理解させることがすすめられます。

 

例えば、æの音に必要な筋肉の緊張感や息の勢いを伝えるために、「相撲の四股ふみをしながら発音する感じで」と説明し、実際に四股を踏みながら発音してみせるのもよいでしょう。

 

・アンカー母音発音トレーニングのコツ

音の特徴を理解させたら、実際の発音練習に入ります。まずæを含んだ短く単純な単語から始め、最終的にフレーズの中にæを混ぜたものを発音できるようにするとよいでしょう。

 

・語頭のæで口構えと口慣らしをする

最も意識しやすい、語頭にæのある単純な単語の練習から始めます。apple、add、accident、anchor、aunt、actually など、教科書や日常生活で馴染んでいる単語を中心に練習させてみましょう。単語は正しい音を出せる口構えを作り、口を慣れさせるための練習なので、ゆっくりで構いません。スピードよりも正確さを重視するのがコツです。

 

・語中のæで安定させる

語頭のæで口構えと口慣らしができたら、次に語中にæのある単語を繰り返し練習させて、発音を安定させていきます。bat、cat、gas、mat、map、pat、sad、sample、taxなどを使うとよいでしょう。

 

・フレーズでスピードと滑らかさをアップする

最後に、æを含んだフレーズを練習させながら、徐々にスピードと滑らかさを出すトレーニングをしていきます。最終的には1フレーズを1単語であるかのように発音できるようになるとベストです。

 

・After you.

・Back off.

・Hang in there.

生徒の発音力を伸ばすにはweblio英会話がお薦め

2020年度から導入される大学入学共通テストでは、英語の「読む」「聞く」「書」に加えて、「話す」も評価されます。weblioオンライン英会話で発話量を増やして、発音力を伸ばしていきましょう。この機会にぜひご利用ください。

 

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