GTEC Juniorは小学生・中学生に特化した英語4技能テスト
英語の能力を測るテストにはさまざまな種類があります。小学生や中学生を対象にした「GTEC Junior」(ジーテック・ジュニア)は、タブレットを用いて「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を測るテストです。
目次
GTEC Juniorとは
GTEC Juniorは、ベネッセコーポレーションが運営、実施している英語テストです。ベネッセコーポレーションでは、GTEC Juniorの他に中学生や高校生向けのGTEC for STUDENTS、高校生向けでパソコンを使うGTEC CBT、大学生や社会人向けのGTECなどのテストを提供しています。それぞれのテストで「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を測定するという特徴があります。
GTEC Juniorのテスト概要
GTEC Juniorは、ベネッセコーポレーションが用意したタブレットを使ってテストを受けます。他に、テストに必要なヘッドセットやタッチペンも用意されます。児童、生徒は、タブレットに表示される問題を読んでタッチペンで解答したり、ヘッドセットから聞こえる音声を聞いたり、タブレットのマイクに向かって発話したりして問題を解いていきます。
GTEC Juniorは、小学校5年生から中学校2年生までの児童、生徒を対象にしており、小学校5年生向けの「GTEC Junior 1」(語彙レベルはHi, friends! 1~2程度)、小学校6年生向けの「GTEC Junior 2」(語彙レベルはHi, friends! 1〜2およびPlus程度)、中学校1年生~2年生向けの「GTEC Junior Plus」(語彙レベルは中学1年生の教科書程度で一部は2年生程度も含む)の3タイプが用意されていています。
「聞く」問題は26~28問程度出題され、単語を音声で聞いてその意味を理解しているかどうか、まとまった英文の音声を聞いて話の流れを理解しているかどうかなどを測定します。「話す」問題は11問程度出題されます。例えば、タブレットに表示されるイラストを見て、何が起こっているかを英語で話したり、自分のことに関する質問に英語で答えたりします。「読む」問題は20~24問程度出題され、タブレットに表示される英文内容の理解度を測定したり穴埋め問題を解いたりします。「書く」問題は6~12問程度出題されます。タブレットに表示されたイラストの意味を英語で書いたり、自分のことについて英語で書いたりする問題が出題されます。
テストの結果は、4技能それぞれの技量と総合的な技量(5段階)で評価されます。児童、生徒の弱点を見つけることもできますので、今後の授業の進め方の参考になるでしょう。
GTEC Juniorを受験するには?
GTEC Juniorは、学校単位での申し込み、受験となります。ちなみに、ベネッセコーポレーションが運営する英語教室でも受験することができます。
関連サイト
GTEC Junior – ベネッセコーポレーション
英語4技能試験情報サイト – 英語4技能資格・検定試験懇談会
小学校外国語活動 – 文部科学省
えいごネット – 一般財団法人英語教育協議会
※GTECは株式会社ベネッセコーポレーションの登録商標です。
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文部科学省の調査によれば、中学生は「話す」ことと「書く」ことをやや苦手としています。話すことについては、英語で話す機会を増やすことが重要になってきます。そのためには発話量に重点を置いたオンライン英会話サービス「weblio英会話」がお薦めです。貴校のカリキュラムに沿った英会話レッスンをご提供させていただきます。この機会にぜひお試しください。
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