高校生向けオンライン英会話で英検準2級2次試験合格を目指そう
英検準2級の2次試験では、面接形式のスピーキングテストが実施されます。2次試験では、受験者の、英語を使って日常生活で簡単な用を足したり、興味、関心のあることについて自分の考えを述べたりする能力が求められます。
英検準2級の2次試験対策の1つとして、オンライン英会話の活用が挙げられます。外国人講師とのコミュニケーションを通じて、高校生の「聞く」技能と「話す」技能の向上が期待できます。
目次
オンライン英会話による英検準2級2次試験対策
オンライン英会話サービスの中には、英検準2級2次試験に対応したレッスンを行ってくれるところがあります。試験対策のレッスンなので、1問ずつ問題を解きながら、英語の発音やアクセント、イントネーションなどの指導が受けられるというメリットがあります。
オンライン英会話を活用した、英検準2級2次試験1問目の対策
英検準2級2次試験では、面接委員からパッセージ(英文)と2枚のイラスト(Picture A と Picture B)が印刷された「問題カード」が手渡されます。まず、パッセージを20秒間黙読します。その後に、音読の指示があります。
オンライン英会話の講師に、英語の発音やアクセント、イントネーションなどをチェックしてもらいましょう。正しい所で区切って音読すると、パッセージの内容が理解できていると判断され良い評価がもらえますので、その点についてもチェックしてもらいましょう。
音読が終わったら1問目の問題が出題されます。1問目は、音読したパッセージから出題されます。面接委員から英語で質問されるので、パッセージのどの部分について聞いているのかを理解して英語で答えます。上手く答えられなかったら、オンライン英会話の講師からのアドバイスを受けて正しく答えられるようにします。
パッセージに書かれている内容をそのまま答えると良い得点はもらえません。良い得点をもらうには、主語を代名詞に変換して言うことと、問題文と重複する文は省いて言うということに留意しましょう。
例えば、パッセージに次のような英文が書かれていたとします。
Many families use products made from recycled paper, and in this way they try to make the environment better.
面接委員から、How do many families try to make the environment better ? と問われたら、Many families を They に言い換え、in this way they try to make the environment better を省いて言います。
解答サンプル
They use products made from recycled paper.
または、
By using products made from recycled paper.
出典:準2級の過去問・対策(公益財団法人日本英語検定協会)
解答は1つではありません。オンライン英会話の講師からさまざまな解答例を教えてもらい、英語の表現の幅を広げましょう。
オンライン英会話による2問目と3問目の対策
2問目は、問題カードに描かれた Picture A を見ながら答える問題です。Picture A には、何人かの人物がそれぞれ違った行動をしている場面が描写されています。試験では、それらの人物が何をしているのかを答えます。英語が思い出せなくて答えられない生徒がいたら、外国人講師からのヒントを頼りに答えるとよいでしょう。
Picture Aに描写されている人物は、大人だったり子どもだったり、男性だったり女性だったりします。主語は、 He や She にするのではなく、The boy や The girl、The man、The woman、The old man、The old woman のように、どの人物について言っているのかがはっきりとわかるように解答しなければなりません。また、面接委員からは、Tell me as much as you can about what they are doing. と質問されるので、現在進行形を使って答えなければなりません。
3問目は、Picture B に描かれている人物の気持ちや状況を描写する問題です。英検準2級2次試験のCAN-DOリストにある、「自分の気持ちを表現できる」能力を測るための問題です。自分の気持ちを表現するので「I」を先頭にして話しますが、中には He や She を先頭にして話す高校生がいますので、高校の英語授業において指導しておきましょう。
オンライン英会話のレッスンでは、表現力アップのために、1人の人物に対して2つ以上解答できることを目標にするとよいでしょう。
オンライン英会話を使って即興で英語を話す練習をする
英検準2級2次試験の4問目と5問目は、英検準2級のCAN-DOリストにある、「興味・関心のあることについて、自分の考えを述べることができる」「自分の将来の夢や希望について、話すことができる」「自分の気持ちを表現することができる」といった能力を測る問題が出題されます。
4問目は、社会で起きていることなどについて、生徒の意見を問う問題が出題されます。Yes. や No. で答え、その後に面接委員から、Why ? や Why not ? のように続いて質問されます。生徒は、問いに対して2つ理由を即興で示さなければなりません。理由が2つ言えない時は、オンライン英会話の講師にヒントをもらい、答えられるようにします。
オンライン英会話の講師には、社会で起きていることをテーマに問題を出してもらうように依頼しておきましょう。例えば、「スマートフォンの使用について」「環境問題について」といった内容が挙げられます。
5問目は、生徒のことについて問う問題が出題されます。4問目と同じく、Yes. や No. で答えますが、その後に、Please tell me more. や Why not ? といった質問が続きますので、理由を2つ示します。オンライン英会話を活用して、即興で英語を話す力を養いましょう。
オンライン英会話のレッスン前に、授業による試験対策をしておこう
オンライン英会話のレッスンを受ける前に、英語の授業を通じて、英検準2級2次試験の対策を指導しておくとよいでしょう。どのような問題が出題されるのか、どのようにして解答するとよいのか、などをあらかじめ生徒に伝えておきましょう。ちなみに、英検準2級2次試験の問題形式はほとんど変わっていません。
面接試験において、面接委員からの質問が聞き取れなかったら Would you say that again, please ?(もう一度言っていただけますか)と聞き返すことができることや、面接委員を見て話したり聞いたりすれば態度点(アティテュード)がアップするといったことも教えておきましょう。
オンライン英会話のレッスン後にすること
生徒がオンライン英会話の講義を終えたら、オンライン英会話からフィードバックをもらいましょう。フィードバックには、生徒の何ができたか、何が苦手だったかといったことが書かれています。授業を通じて苦手な所は克服して、次回のオンライン英会話レッスンに臨むとよいでしょう。
関連サイト
準2級の試験内容・過去問 – 公益財団法人日本英語検定協会
バーチャル二次試験/バーチャルスピーキングテスト – 公益財団法人日本英語検定協会
準2級 Can-doリスト – 公益財団法人日本英語検定協会
プチ英検 – 公益財団法人日本英語検定協会
オンライン英会話「weblio英会話」を活用して英検準2級対策をしましょう
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