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オンライン英会話レッスンを通じてパソコン操作に慣れよう

2020年度から始まる大学入学共通テストでは、英語の科目については民間試験の成績を利用するシステムが採用されます。民間試験の中には、コンピュータを利用した試験(CBT)もあります。大学入学共通テストに採用されているCBTには、英検CBTやGTEC CBT、TEAP CBT などがあります。TOEFL iBT(インターネットを通じた受験)も、コンピュータを利用して試験が行われます。

 

CBTやiBTの試験では、パソコンを操作するスキルが求められます。パソコンに不慣れな生徒には、オンライン英会話の活用がお薦めです。オンライン英会話を通じて、生徒のパソコン操作のスキルアップを図りましょう。

オンライン英会話による英語CBTのパソコン操作対策

文字入力画面を使ってライティング対策をする

オンライン英会話サービスの中には、レッスン中に文字を通じてやり取りできる機能を持つものがあります。文字を入力するには、英語によるタイピング操作が求められます。文字によるやり取りを繰り返すことで、タイピングする速度が高まっていきます。

 

文字を入力するには、文字入力画面を選択して、文字が入力できることを確認します。文字を入力すると、通常は小文字で表示されます。アルファベットの大文字を入力する時は、「Shift」キーを押しながら文字を入力します。数字を入力する時は、キーボードの右側にあるテンキーを使って入力します。うまく入力できない時は、テンキーの左上にある「Num Lock」を押してから入力します。

 

入力した文字を消去したい時は、「Back Space」キーか「Delete」キーを使います。消去したい文字の右側にカーソルを当てて「Back Space」キーを押すごとに文字が1文字ずつ消えていきます。消去したい文字の左側にカーソルを当てて「Del」を押しても同じ動作をします。

 

英語CBTでは、受検の際に個人番号とパスワードを入力する場合があります。パスワード入力時は、入力した文字が、「*」や「・」に置き換えられて表示されるので、数字やアルファベットを間違いなく入力できるように日頃から入力の練習をしておくとよいでしょう。

 

オンライン英会話によるリスニング対策

オンライン英会話では、講師の顔や表情、唇の動きなどを見ながらレッスンが進められます。しかし、CBTの中には、英語の音声のみが流れる場合があります。このようなリスニングテストに対応するには、Webカメラをオフにして、音声のみでレッスンを進めてみるのもよいでしょう。

 

聞きやすい音量に設定したり、相手に聞きやすい音量に設定したりできるスキルも必要です。ヘッドセットにある音量ボタンを使って、自由に音量を設定できるようにしておきましょう。

CBTのリーディングテスト対策

CBT のリーディングテストにおいて、1画面では収まり切らないような、長い英文が表示されることがあります。英文を全文読むには、マウスによる操作が必要になります。

 

英文を全文読むには、マウスのホイールを前後に転がして、画面をスクロールしながら読みます。マウスのホイールとは、左ボタンと右ボタンの間に垂直に装着された円盤のことです。マウスによっては、ホイールが付いていない場合があります。そのような時は、表示されている画面の右側にある、スクロールバーを上下にドラックすることで、見えない部分を見ることができるようになります。ドラッグとは、マウスの左ボタンを押したままマウスを動かして、マウスポインターを移動させることです。

 

英検CBTには、問題文に直接、印を付けることのできる「赤ペン」機能と「マーカー」機能があります。画面に表示されている「赤ペン」のボタンをクリックすると、マウスポインター(矢印のようなマーク)が「赤ペン」の形に変わります。印をつけたい英文をドラッグすると、その部分に赤色の下線が付きます。マーカー機能は、選択した英文の部分が蛍光ペンでマークしたような表示になります。

オンライン英会話によるスピーキング対策

CBTのスピーキングテストでは、受験者の音声を録音します。音声が小さいと、採点に影響を及ぼす可能性があるため、ヘッドセットの音量を調整する必要があります。オンライン英会話のレッスンでは、ヘッドセットの音量を調整しながら、自分の声がうまく相手に届いているかどうかチェックするとよいでしょう。

オンライン英会話を導入して英語とパソコンに強くなろう

オンライン英会話を導入すれば、生徒の英語4技能が伸びるとともに、基本的なパソコン操作もできるようになります。最近の高校生は、スマートフォンの操作はできるものの、パソコンの操作はできないという生徒が多いという調査結果が出ています。

高校生のパソコン利用率は、スマートフォンの約4分の1

内閣府の「平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、高校生のインターネット利用率は、スマートフォンによる利用が94.1%、パソコンによる利用が24.0%という結果でした。スマートフォンが普及している環境で生まれ育った世代(スマホネイティブ)は、パソコンについては不慣れであることがわかりました。

日本の高校生のパソコン利用率は他の国よりも低い

国立青少年教育振興機構が2016年に実施した「高校生の勉強と生活に関する意識調査」によると、日本の高校生のパソコン利用状況は、アメリカ合衆国や中国、韓国の中で最も低いという結果が出ています。Word等の文章ソフトの使用率は、日本は20.8%であるのに対して、アメリカ合衆国は85.6%、中国は36.4%、韓国は50.9%でした。オンライン英会話の導入をきっかけに、パソコン利用率を上げていきたいところです。

関連サイト

「大学入試英語成績提供システム」の参加要件確認結果について – 大学入試センター

従来の英検と新方式の英検を知ろう – 日本英語検定協会

2017年度青少年のインターネット利用環境実態調査結果 – 内閣府

「高校生の勉強と生活に関する意識調査」 – 国立青少年教育振興機構

英検CBT – 日本英語検定協会

TOEFL iBT – Educational Testing Service

GTEC CBT – 株式会社ベネッセコーポレーション

TEAP CBT – 日本英語検定協会

高校生向けオンライン英会話「weblio英会話」を活用して英語力を向上させよう

高校生向けのオンライン会話なら、「weblio英会話」がお薦めです。weblio英会話では、発話量に重点を置いたレッスンで、生徒の話す能力や聞く能力がぐんぐんと伸び、即興で英語が話せるようになります。英検CBT対策、GTEC CBT対策など、さまざまなカリキュラムをご用意しております。この機会にぜひご利用ください。

 

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