中学校、高校向けオンライン英会話におけるおすすめ講師の選び方
中学校や高校にオンライン英会話を導入する学校が増えてきています。英語の授業にオンライン英会話を導入するにあたり、講師選びはとても大切です。教え方の上手な人や、講師歴の長い人、学校の先生の資格を持っている人など、オンライン英会話にはさまざまなタイプの講師がいます。
オンライン英会話において、どんな講師を選べばよいのでしょうか。おすすめ講師の選び方をいくつか紹介します。
目次
オンライン英会話では教え方の上手な講師がおすすめ
オンライン英会話サービスの中には、外国人講師の人気ランキングを発表したり、講師の口コミ情報を公開しているところがあります。人気が高いからといって、教え方が上手であるとは限りませんので、人気の高い理由を調べることが大切です。生徒の口コミ情報を頼りにするとよいでしょう。
人気ランキングや口コミ情報がない場合は、講師のプロフィールを見るとよいでしょう。プロフィールには、学歴や講師歴、得意なレッスンなどが書かれています。中学生や高校生向けのレッスンが得意な講師を選びましょう。TESOLやDELTAを受講している講師もおすすめです。TESOLとは、英語を母国語としない人に英語を教授するための資格のことです。DELTAも、英語を母国語としない人への英語教授資格ですが、英語教師として2年以上の実務経験のある人でないと取得できない資格です。英語を学ぶ人への指導方法を学んでいるので、質の高いレッスンが期待できます。オンライン英会話サービスによっては、講師のキャリアや人気度によって、レッスン料の異なる場合があるので注意しましょう。
英語が苦手な生徒には日本語の話せる講師がおすすめ
英語の苦手な生徒や、英語初心者の生徒には、日本語の話せる講師がおすすめです。外国人講師によるレッスンでは、オールイングリッシュによって進められるのが一般的です。英語のわからない生徒にとっては、講師の言っていることを理解できないままレッスンが進められてしまうことがあります。日本語の話せる講師なら、日本語でのやり取りもできますので、生徒も安心してレッスンが受けられることでしょう。
生徒の発言を促してくれる講師がおすすめ
オンライン英会話を通じて生徒の英語力をアップさせるには、生徒の発話量を増やすことが大切です。オンライン英会話のレッスン時間は20分から30分程度ですが、レッスンのほとんどの時間を講師が話していると、生徒は英語を聞くだけで一言も話さずに終わってしまうこともあります。
文部科学省の「平成29年度英語力調査結果(高校3年生)の概要」によると、英語力の高い生徒ほど、英語で話す活動をしていたと回答しています。オンライン英会話のレッスンにおいて発話量を増やせば、スピーキング力はもとより、英語力全体のアップが期待できます。
生徒との相性のよい講師がおすすめ
オンライン英会話の講師には高い指導力が求められますが、生徒との相性も選ぶ時のポイントになるでしょう。オンライン英会話サービスの中には、講師のボイスサンプルや動画を確認できる場合がありますので、参考にしながら講師を選ぶとよいでしょう。万一、相性が合わなかったら他の講師に切り替えましょう。
オンライン英会話では同性の講師がおすすめ
オンライン英会話の講師を選ぶ時は、生徒と講師の性別の組み合わせが大切です。大阪大学の柿澤寿信先生によると、中学校1年生~3年生の生徒は、異性の教員よりも同性の教員に教わる方が成績向上するという調査結果あります。
参照:生徒と教員の性別の組み合わせが成績に与える影響の検証(大阪大学)
男子生徒には男性の講師、女子生徒には女性の講師がおすすめです。
標準的な英語を発音する講師がおすすめ
オンライン英会話の講師には、ネイティブスピーカーをはじめ、第2言語として英語を学んだ外国人講師、日本人講師などがいます。きちんとした英語の発音を学ぶには、ネイティブスピーカーの講師がおすすめです。ネイティブスピーカーでも訛りの出る講師もいます。安心できるのは、フィリピン人講師でしょう。フィリピンの公用語は英語で、国民の約90%が英語を話します。アメリカとの関係が深いフィリピン人の英語は、アメリカ英語に発音が近いと言われています。
学校の英語教育カリキュラムに沿って指導してくれる講師がおすすめ
学校の英語教育カリキュラムに沿ってレッスンを進めていく場合、そのカリキュラムを理解し、指導のポイントを把握している講師がおすすめです。英検対策や中間試験対策など、試験対策のレッスンもこなしてくれる講師もよいでしょう。講師のプロフィールに、文法やグラマー、資格試験対策などの指導経験のある講師を選ぶとよいでしょう。
オンライン英会話におけるおすすめ講師の選び方に関連するサイト
生徒と教員の性別の組み合わせが成績に与える影響の検証 – 大阪大学
言語活動に対する生徒の意識 – 文部科学省
TESOL (英語教授法)プログラム – 一般財団法人JSAF
Test and Score Data Summary forTOEFL i B T® Tests – TOEFL
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