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英語の表現力を身に付けるには慣用表現力を育てることがカギ

英語力や英語表現力を身に付けるには、慣用表現力を育てることがカギです。慣用表現力とは、慣用表現のネットワークをストックさせ、円滑なコミュニケーションを展開する力のことです。しかし、慣用表現力の育成は、実際の英語学習ではあまり重点が置かれていません。

 

 

慣用表現力を育てれば、相手の意図を的確に汲み取る力が身に付きます。慣用表現力を育てるには、どのような点に注目していけばよいのでしょうか。今回は、PEN英語教師塾の動画レッスン講義シリーズより、「話すことの指導には慣用表現力を育てる」を紹介します。

現行の英語教育では慣用表現力に十分な関心が向いていない

慣用表現は、熟語や決まり文句、成句といったものです。例えば、be willing to(~する意思がある)、after all(だって、とにかく)、why don’t you…?(~してはどうですか)など、多くの慣用表現があります。従来の英語教育では、慣用表現を、熟語帳を使って暗記したり、教科書のなかで機能表現として取り上げたり、英文を読みながら都度覚えたりするといった学び方を行ってきました。

現行の英語学習では慣用表現力が育たない

これまで英語学習では、慣用表現について、アドホックな(特別な)学びを行ってきたため、慣用表現を体系的に学ぶことは重視されていませんでした。しかし、英語の表現力を身に付けるには、慣用表現を上手に使えるようになることが大切です。言語学者のオットー・イエスペルセンは、「自由表現と慣用表現が言語の両輪である」と述べています。言語には、語彙や文法にあたる創造と、慣用表現にあたる慣用の2つの側面を持っています。英語教育では、語彙力文法力、そして慣用表現力の3本柱を意識しながら学ぶことが大切です。

慣用表現力の概念が定義されていない

英語を母語とする話者と、第2言語として学習する話者を比較した言語学者のルイスは、「第2言語の発話は、文法的に何ら問題がなくても、意図が伝わりにくいものが多い」と指摘しています。これは、第2言語として英語を話す話者は、会話で英語を母語とする話者が慣用表現を使う部分で、うまく使えていないことを意味します。慣用表現が使わないことで、相手が意図を理解するのに時間を要してしてしまうのです。英語の指導では、機能表現やイディオムに注目した慣用表現の指導を行っているものの、学習者が慣用表現をうまく使いこなせていないという問題があります。指導者も「慣用表現力」という概念が定義されていないため、慣用表現を身に付けさせるための指導方法がわからないのです。

英語の慣用表現は何万にも及ぶ

慣用表現の数は何万にも及びますが、いくつかのカテゴリに分類することができます。慣用表現の分類をそれぞれ見ていきましょう。

機能表現

教科書でも場面ごとの会話表現として、取り上げられることが多いものです。

Why don’t you…?(~してはどうですか)

Could you…?(~してもらっていいですか)

丸ごと表現

1文がそのまま1つの言葉を表しているものです。

Give me a break.(いい加減にしろよ)

Here we go.(さぁ、やるぞ)

文法構文表現

構文として扱われる慣用表現です。

had it not been for…(もしあのとき~がなかったなら)

nothing is more A than B…(BほどAなものはない)

句動詞

動詞+副詞、動詞+副詞+前置詞という形式で、1つの動詞を表現するものです。

give off(臭いなどを発する)

add up to(結局~ということになる)

副詞表現

副詞を用いて意図を伝える表現です。

in the end(最終的には)

as a result(結果としては)

動詞表現

動詞を用いた慣用表現です。

call a spade a spade(歯に衣着せぬ言い方をする)

beat around the bush(回りくどい表現をする)

形容詞表現

形容詞を用いた慣用表現です。

clean as a whistle(清潔、または潔白)

poor as a church mouse(とても貧しくて)

前置詞表現

前置詞を用いた慣用表現です。

with respect to(~に関しては)

in spite of(~にも関わらず)

諺、箴言

諺や教訓を意味するものです。

An early bird catches a worm.(早起きは三文の徳)

You’re barking up the wrong tree.(お門違いだ)

数量表現

物の数や量などを表す表現です。

a great amount of(山ほど、多量の)

a large number of(たくさんの)

英語の慣用表現をストックすることで慣用表現力を育てる

慣用表現を身に付けるには、いくつものストックを作っておくことが大切です。ストックを作るコツとして、行為の流れに着目して慣用表現を使うことを意識してみましょう。

 

「提案をする」という行為を例にとると、「提案を求める場合」、「相手に提案する場合」、「自分も含めて提案する場合」が考えられます。同じ提案を行う場面でも、パターンごとに使用する慣用表現を整理することで、レパートリーが増えていきます。

フローとして慣用表現を身に付ける

フローとは、行動の流れを指します。提案を例に挙げると、まずは相手の注意を喚起します。次に、相手の状況を忖度しながら、実際に提案を行います。そして、提案を実行するように促す、という流れがイメージできます。これらのフローでは、それぞれの状況で慣用表現が用いられています。

 

Hey, listen.(ねえ、ちょっと)

→注意を喚起しています。

Well, you may feel it absurd,(ちょっとバカげていると思うかもしれないけれど)

→相手の反応を忖度してる様子がわかります。

But why don’t you ask Naomi to lend you some money?(ナオミにお金を貸してくれと頼んでみたらどうかな)

→相手に提案します。

Just give it a try.(やってごらんよ)

→相手を激励します。

慣用表現力で円滑な英語の会話が展開できる

フローとしての慣用表現には、機能的な側面があります。慣用表現力は、フローとしての慣用表現をいくつもストックさせ、以下のようなスキルに繋げていきます。

会話の意図に注目して慣用表現を用いる

慣用表現は、相手に会話の意図を的確に伝えることができます。日本人は英語を頭で考える際、和文を英訳にする傾向にあります。言葉の意味にとらわれるのではなく、会話の意図に注目して、慣用表現を利用してみましょう。

 

I’m awfully sorry for your kindly having done that for me.

ご親切に、そんなことをしていただいて、大変恐縮しております

 

I’m awfully sorry(非常に申し訳ない)を使い、恐縮している様子を表していますが、ネイティブスピーカーにとっては、「なぜそんなに残念がっているのだろう」と受け取られてしまいます。

 

I don’t know what to say, but thank you so much for your kindness.

ご親切に、そんなことをしていただいて、大変恐縮しております

 

会話の意図に着目し、I don’t know what to say, but…(どういえばよいかわからないけれど)と、Thank you so much for your kindness(親切にしてくれてありがとう)の2つの慣用表現を繋げることで、より相手へ気持ちが伝わりやすくなります。

英語表現の組み立てを容易にする

慣用表現をストックしておくと、型(プレハブ)として利用することができます。

 

It’s not so much the price of the product that bothers me as its quality.

気になるのは商品の価格じゃなくて、その質だ

 

例えば、It is not so much A that~, as B(~なのはAというよりもむしろBである)という型をストックしておくと、他のシーンでも応用できます。

 

It’s not so much the fact that you lied that is a problem as the fact that you don’t earn money.

問題はあなたが嘘をついたということではなく、お金を稼いでくれないということなのよ

 

慣用表現の流れを自己調整する

慣用表現は会話の途中で差し挟むことで、思考の流れを調整する働きがあります。会話の流れを自分で作り、会話を先に進めやすくしてくれます。

 

Well, let me put it this way.

というか、つまりこういうことです

 

I basically agree with Mr. Hall’s proposal, but I’m not altogether happy about the details.

基本的にはホール氏の提案に賛成ですが、その詳細になると全面的に納得しているわけではないということです

プレゼンやチエアリングのスキルにつながる

慣用表現を連鎖させることで、プレゼンテーションや会議などをスムーズに行うスキルが身に付きます。会議には、会議開始前の注意喚起や開始の号令、自己紹介、目的の提示、要点の繰り返しなど、一連の流れがあります。会議のフローの中で慣用表現を活用することで、スムーズな会議の展開につながります。

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