海外出張、海外赴任で困らないためにはTOEIC730点以上が必要
2017/01/27
海外へ進出している企業にとって、現地社員の英語力不足は大きな課題です。TOEICを運営する一般財団法人国際ビジネスコミュニケーション協会によれば、企業が社員に求めるTOEICスコアは、海外出張者に対しては570点~780点、海外赴任者に対しては605点~785点という結果が出ています。TOEICの日本人の平均スコアが512点なので、平均スコア以上の英語力を求めていることがわかります。また、日本企業の主な海外進出先となっている国の人々の英語力は、日本よりも高い傾向にあることがわかっています。 実用レベルの英語力習得には「最低3000時間~最大5000時間」の学習時間が必要という研究報告が出されるなど、習得まで長い年月を要します(参照:「英語能力を実用レベルで習得するには最低3000時間は必要」)。海外進出はまだ先、と考えている企業も早めに英語対策を講じておいたほうがよいでしょう。 (さらに…)