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コラム
英語学習

英語の「未来を語る表現」を学ぶ

英語の時制には、現在時制と過去時制があります。未来時制というのはありません。現在時制では基本的に現在形を使い、過去時制では過去形を使います。未来のことを表現する時には、willなどを用いることがありますが、will は現在形です。

 
未来を語る表現:『表現英文法』解説
※動画の閲覧には、PEN英語塾へのログイン(有料)が必要になります。

 

未来を語る表現方法は意外にたくさんあります。PEN英語教師塾の動画講義「未来を語る表現」から、未来を語る表現について学んでいきましょう。講師は、慶應義塾大学名誉教授・ココネ言語教育研究所所長の田中茂範先生です。動画の長さは約37分です。

英語での現在と未来

英語で「未来」のことを話す時は、「常に現在との関わりについて話す」と理解すると分かりやすいでしょう。未来のことは、現在の視点から見た場合、いわば地続きの連続の関係です。そのため、時制としては現在を使って表現します。

 

過去のことはすでになされたことであり、「過去の出来事や状態」と「現在の出来事と状態」とは明確な違いがあります。

現在単純形、現在進行形を使って未来を語る

現在単純形の場合

予定として確定したことを語る場合は、現在単純形を用います。

 

He leaves for New York tomorrow.

彼は明日ニューヨークに発つ

現在進行形の場合

何かがすでに始まっているかのように語る場合には、現在進行形を用います。現在と未来は地続きの関係にあり、現在進行形は現在から未来に向かって進行している状態を表現します。

 

I am leaving for New York tomorrow.

明日はニューヨークに発つんだ

 

I’m seeing Jane tomorrow morning.

明日の朝、ジェーンに会うことになっている

 

We’re having a party tonight.

今夜はパーティーだよ

be going to を使って未来を語る表現

be going to の場合

「~しそうだ」「計画として~することになっている」「~するつもりだ」「~しようと思っている(思っていた)」のように、思いを表現する場合は be going to~を使います。

 

She is going to have a baby this coming June.

彼女は6月に赤ちゃんが生まれる

 

Get your head down. We’re going to crash! 

頭を下げろ!ぶつかるぞ!

be doing と be going to do

be doing は、「すでに決まっていることで、気持ちの上でそこに向かっている」ということを強調する表現です。be going to do は「予定」や「~になりそう な状況」を強調する表現です。

 

Who is cleaning the house?

誰が家を掃除する当番なの?

 

Who is going to clean the house?

部屋を掃除してくれそうなのは 誰かしら?

willを使って未来を語る表現

自分の意志を表現する場合

 

I will do my best to pass the National Bar Exam.

司法試験に合格するよう全力を尽くすつもりだ

相手の意志を問う場合

 

Will you go with me?

私と一緒に来る?

私と一緒に来てもらえますか

 

2通りの解釈ができます。相手の意志を問うことで、何かを依頼する表現です。

推量の意味合いが強い場合

 

He will give us a hand.

彼は僕らに助けの手を差し伸べてくれるでしょう

 

Tomorrow will be another hot day.

明日もまた暑い1日になるだろう

 

will の場合は、確実性の高い推量(90%以上)の時に用います。確実性が50%程度の場合には may を用います。

現在単純形とwill の推量

現在単純形には、推量は一切含まれません。例えば、Tomorrow is Sunday. の英文には推量の余地がありません。一方で、will を使った英文 It will be spring soon. は「順調に行けば、春はもうすぐだ」という意味合いがあり、もしかすると遅れるかもしれないという可能性を残しています。

will be doing を使う場合

will be doing は、「推量」を表します。I will be doing~We will be doing~ は、「推量」の意味合いが強くなり、「予定していることが順調であれば、そのまま進むだろう」という時に用います。

will be doing を使う4つの状況

1.  未来のある時点で「~していることになるだろう」と未来のことを先取りして、そこで進行中のことを表現する使い方

 

I’ll still be working in the office when you get to the airport.

君が空港に着くころ、僕はまだオフィスで仕事をしているだろう

 

2. 現時点で決まっていることを指して「……することになっている」という内容を表現する使い方

 

We’ll be having a big party tonight.

今夜は大きなパーティーをすることになっている

 

3. 今起こっていることに言及して「…していることだろう」と推量する使い方

 

I don’t know where Ned is, but he’ll probably be having lunch in the cafeteria about now.

ネッドがどこにいるのか知らないが、おそらくカフェテリアで昼食を取っていることだろう

 

4. 相手に丁寧に意向を尋ねる使い方

 

Will you be coming tomorrow?

明日、来られるでしょうか

will have done を使う場面

will have done は、「(未来のある時点では)~し終わっているだろう」と希望的観測として、あるいは、未来のことを先取りして「ある時点までにある結果・状態になっているだろう」という状況を表現します。will have done には、完了用法、経験用法、継続用法があります。

 

完了用法

 

I’ll have arrived home before June 13th.

6月13日までには帰宅しているでしょう

 

経験用法

 

If I visit New York again, I’ll have been there eight times.

もう一度ニューヨークに行けば、8度行ったことになる

 

継続用法

 

Next month it will have been 13 years since my father died.

来月で父の13 回忌になります

will+完了形

will+完了形は、「~し終わっている(だろう)」「経験していることになる だろう」「ずっと継続して~していることになるだろう」などの意味合いを持ちます。

 

「(未来のある時点まで)あることがずっと続いているだろう」と表現する場合は、will have been doing を使用します。

 

I’ll have been teaching in this school for 30 years this coming March.

この3月で30年間この学校で教えていることになります

will have read と already の組み合わせの表現

次の英文は、研究者の間で交わされた会話の一部です。

 

You’ll have read that book already.

 

本来であれば、already は「発話時においてすでに何かがなされている」という含みがあるため、will と結びつくことはありません。しかし、ここでの意味合いは、「その本はもうお読みのことと存じますが」といった意味合いで、別の表現にすれば、I suppose you have read that book already. となって、will の推量の意味合いが色濃くでた表現といえます。

いろいろな未来表現

  • be willing to~ / 進んで~をする
  • be planning to~ /  ~をすることを計画中である
  • be expecting to~ / ~を予定している
  • be supposed to~ / ~をすることになっている
  • be scheduled to~ / ~をする予定になっている
  • intend to~ / ~をするつもりである
  • expect to~ / ~を期待している
  • want to~ / ~したい

これからのこと(未来・将来)について語る際に、意志や推量を表現する時は will を使い、予定を表す時は be going to~be planning to~を使います。何かをしたい場合には、want to~、何かを期待している場合には、expect to~、何かする意図がある場合には、intend to~を選択します。

be about to do~

be about to do は、to doで「これからする何か」が示され、be about to~で「何かをする辺りにいる」、もしくは「ほぼ何かをする状態になっている」ということが示され、「今まさに~しようとする」という意味合いを持ちます。未来を展望した語りというよりは、むしろ現在のことを語る表現です。

 

雲行きが怪しくなり「雨になりそうだ」という場合、は次の2通りの表現ができます。

 

It’s going to rain.

It’s about to rain.

 

It’s about to rain. は、「今すぐにでも降りそうである」という状況を表現しています。It’s going to rain. も同様の意味ですが、発話の時点が仮に午前中だとすると、this afternoon を加えることで2つの英文の違いがはっきりします。

 

The beverage you are about to enjoy is extremely hot.

今、まさにあなたが楽しもうとしている飲み物はとても熱い

 

Sorry, the battery is about to die.

(携帯電話を使っていて)ごめん、バッテリーがもう切れそうだ

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