放課後等デイサービスで受けられる学習支援まとめ
放課後等デイサービス(放デイ)とは、発達障がいの子どもが、放課後や日曜日などの休校日に療育を受けるために通う施設です。自閉症やADHD(注意欠陥多動性障がい)、LD(学習障がい)、アスペルガー症候群などの子どものために、生活能力のアップや自立促進のための支援、学習支援などを行います。
学校の勉強が遅れがちな子どもには、放課後等デイサービスの提供する学習支援がお薦めです。学習面で、どのような支援が受けられるのか見ていきましょう。
宿題を見てもらえたり、復習の指導を受けられたりする
放課後等デイサービスにいる時間を利用して、学校の宿題をすることができます。難しい問題やわからない所は、放課後等デイサービスの職員が教えてもらえます。授業のおさらいとして、復習の指導が受けられる所もあります。
教えてもらえる科目や学年は、放課後等デイサービスによってまちまちです。お子さんを通わせる前に、学習支援の内容を確認しておくとよいでしょう。
就学前の子どもには字を書く練習がお薦め
小学校に入学する前の子どもには、ひらがなや数字を書く練習のできる、放課後等デイサービスがお薦めです。自分の名前を書いたり、簡単な単語(いぬ、ねこ、など)を書いたりして、書く能力のアップを図ります。ひらがなや数字が書ける子どもには、漢字の練習や簡単な計算問題などをやらせてみましょう。
学習障がい(LD)の子どもの中には、字を書くことが苦手な子どももいます。字を書く練習と併せて、鉛筆の持ち方や消しゴムの使い方、書く時の姿勢などの指導も受けておきましょう。
英会話の学習もお薦め
2020年度から、小学校3年生から英語の授業が始まります。英語の授業についていくには、早い時期から英語に慣れ親しむことが大切です。小学校では、英語で話したり聞いたりすする「英会話」の授業が中心なので、オンライン英会話付きの放課後等デイサービスを利用するとよいでしょう。
絵画や習字が習える放課後等デイサービス
絵画や習字のできる放課後等デイサービスもあります。学校でも絵画や習字の授業がありますので、成績アップのために通ってもよいでしょう。習字の学習では、書き順を覚えたり、丁寧な字を書けたりできますのでお薦めです。
関連サイト
発達障害の可能性のある 子どもへの早期支援– 国立障害者リハビリテーションセンター
子どもの支援利用計画 – 国立障害者リハビリテーションセンター
放課後等デイサービスの現状 – 厚生労働省
平成28年 社会福祉施設等調査の概況 – 厚生労働省
みらいジュニアで英会話を学びましょう
みらいジュニアは、発達障がいの子ども向けのオンライン英会話付き放課後等デイサービスです。講師と1対1で、お子さんの特性に配慮したレッスンが受けられます。この機会に是非ご利用ください。