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発達障がい

発達障がいの子どもに効果のあるソーシャルスキルトレーニングとは?

学習障がい(LD)やADHD(注意欠陥・多動性障がい)など発達障がいを抱える子どもは集団行動が苦手なことが多く、学校でクラスメートと言い争いをしたり叱責を受けたりすることがあります。そのため、自信をなくして勉強や学校へ行くことが嫌いになり、学習の遅れ、登校拒否を招くこともあります。

このような問題を引き起こさないための手段の1つに、ソーシャルスキルトレーニングがあります。ソーシャルスキルトレーニングとは何か? どのようなことをするのか? 詳しく見ていきましょう。

ソーシャルスキルトレーニングとは?

ソーシャルスキルトレーニング(social skills training、SST)とは、家庭や学校などで普通に人と交わって共に生活できるような基本的な技能を身につける訓練のことです。日本語では、「社会的スキル訓練」、「社会生活技能訓練」などと呼ばれています。

ソーシャルスキルは、家庭生活や学校生活を通じて自然に身についてくものですが、核家族化や少子化、社会での人間関係の希薄化といったことが原因で、ソーシャルスキルを身につける環境が減ってきています。

ソーシャルスキルトレーニングでは、その人の特性に見合う訓練が行われます。ソーシャルスキルトレーニングの対象は子どもに限っているものではなく成人も対象です。

ソーシャルスキルトレーニングが必要なケース

学習障がいやADHDと診断されていない子どもでも、次のようなことをよく起こすようならソーシャルスキルトレーニングの導入を考えるとよいでしょう。

・親や先生の指示に従わない
・知り合いの人と会っても挨拶をしない
・授業中に教室の外へ出てしまう
・友だちに罵倒を浴びせる

ウチの子どもは他の子どもと少し違うと感じたら、まずは学校の先生や近くの発達相談支援センターへ行って相談してみましょう。

ソーシャルスキルトレーニングが受けられる場所

ソーシャルスキルトレーニングは、特別支援学校などの教育機関や放課後等デイサービス、ソーシャルスキルトレーニングを専門とするなどで行われています。また、通常の小学校や中学校でも道徳や総合的な学習の時間に行っている場合もあります。家庭内で行うことも可能で、その場合には教育機関や関連施設等と情報を共有しながら行っていくとよいでしょう。

ソーシャルスキルトレーニングの内容

ソーシャルスキルトレーニングでは、子どもの特性に応じてカリキュラムを組みます。そのため、トレーニングの内容は多種多様です。

例えば、集団行動における協調性やコミュニケーションを学習する場合には、子どもたちに「みんなでトランプして遊ぼう」と声をかけて仲間への入り方や仲間の誘い方などを習います。遊ぶ前には子どもたちにルールを決めさせます。子どもたちが発言する中で、自分が話す時には手を挙げることや相手の話を聞くこと、また共感することなどを学ばせます。

発達障がいを抱える子どもの中には、イレギュラーな状況に対応することのできない子どももいます。例えば、仲間募集が終わった後に新しく仲間に入りたい友だちが出てきた場合です。このようなケースでも、仲間に入れてあげようね、といった指導が行われます。

ゲームで自分が負けても相手に「おめでとう」「また遊ぼうね」と言えるようになること、次に遊ぶ約束をして約束を守ることなどもカリキュラムに取り入れられます。

関連サイト

SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング) – 内閣府
小学4年生の学級における機会利用型社会的スキル訓練 – 国立研究開発法人科学技術振興機構
児童に対する認知的心理教育とSSTの抑うつ低減効果の比較 – 国立研究開発法人科学技術振興機構
中学校におけるスクールワイドSSTの効果に関する実証的研究 – 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

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