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コラム
発達障がい

家庭でできる発達障がいの中学生向けソーシャルスキルトレーニング

発達障がいを抱える中学生の中には、対人関係やコミュニケーションが苦手で、社会性が身に付いていない子どももいます。社会性を鍛えるには、ソーシャルスキルトレーニングがお薦めです。

 

ソーシャルスキルトレーニング(social skills training、SST)とは、社会生活の中で、人と交流して共に生活できるように基本的な技能を身に付ける訓練のことです。日本語では、「社会的スキル訓練」「社会生活技能訓練」などと呼んでいます。家庭では、どのようにしてソーシャルスキルトレーニングを実践していけばよいでしょうか?

家庭でのソーシャルスキルトレーニングの流れ

家庭でソーシャルスキルトレーニングを行う時は、「場面設定」「ロールプレイ」「検証」「改善」の順番で進めていくとよいでしょう。

 

場面設定

場面設定は、「道を尋ねられた時」「友だちとの会話に加わりたい時」「クラスメートから話し掛けられた時」など、中学生の子どもがすぐに役に立ちそうな場面を用意します。「先輩から話し掛けられた時」「店員に話し掛ける時」「電話が掛かってきた時」など、さまざまな場面を設定してあげましょう。

 

ロールプレイ

ロールプレイとは、場面に応じて、役割演技をすることです。例えば、お年寄りに道を尋ねられた時の場面設定では、お年寄りの役を親御さんが演じます。役割に応じて声のトーンを変えたり、口調を変えたりしてその人になりきって演じましょう。ソーシャルスキルトレーニングに慣れないうちは、ロールプレイの時間を短くするなどして、子どもに負担がかからないように心掛けます。子どもが返答に困っていたら助け舟を出してあげましょう。

 

検証

子どもとのロールプレイが終わったら、うまく会話できたかどうかの検証をします。うまく話せた場面やうまく話せなかった場面、気づいた点などをノートに書きとめます。うまく会話できたら褒めてあげましょう

 

改善

ロールプレイを振り返って、うまく話せなかった場面の改善を図ります。例えば、目上の人に対しては「うん」ではなく「はい」と返事しようね、と教えます。アドバイスが一通り済んだら、もう一度ロールプレイしてみましょう。

中学生向けのソーシャルスキルトレーニングの例

お年寄りに道を尋ねられた時の場面設定で、ソーシャルスキルトレーニングを行ってみましょう。はじめに、「学校から家に帰る途中で、おばあさんに声を掛けられるから答えてみてね。お母さんがおばあさんの役をやるよ。」と状況を説明します。

 

お母さん「すみません。ちょっと聞きたいのですが?」

子ども「・・・」

お母さん「この近くに公園はあるかしら?」

子ども「(指をさして)あっちのほう」

お母さん「ありがとう」

 

子どもは、とっさに声を掛けられて返事できませんでした。目上の人から声を掛けられたら「はい。何ですか?」と返事をするようにアドバイスしましょう。友だちの場合は「なに?」と返事してよいことも併せて教えてあげましょう。

 

公園の場所を聞かれて「あっちのほう」と少し曖昧な返事をしています。おばあさんの質問に答えられたので、その点については褒めてあげます。返事の仕方は、「信号を右に曲がってその先にあります」「青い看板の見える所が公園です」のように、具体的に示すように伝えます。最後に、おばあさんが、ありがとうと言ったら「どういたしまして」と返事するように教えます。

 

街中では、誰から声を掛けられるかわかりません。話し掛けてきた相手が、どのような人なのかを感じ取る力も必要です。もし、危険を感じたら防犯ブザーを使って身の安全を図るということもソーシャルスキルトレーニングの中で教えてあげましょう。

関連サイト

中学校におけるスクールワイドSSTの効果に関する実証的研究 – 独立行政法人国立特別支援教育総合研究所

SST(ソーシャル・スキルズ・トレーニング) – 内閣府

発達障害専門プログラム マニュアル – 厚生労働省

2009年度「ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)―ひとりで生活するために知っておく必要があること―」の参加者の声 – 厚生労働省

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