プログリットとライザップイングリッシュ、どちらのスクールを選ぼうか迷っていませんか?
プログリットとライザップイングリッシュ、どちらも結果を出すことに主軸を置いたコーチングスクール。でも「ぶっちゃけ何が違うの?」と疑問に思っている方も多いかもしれません。
今回は、数多くの英会話スクールの無料体験レッスンを経験した私が、プログリットとライザップイングリッシュの違いについてかなり詳しく解説していきます。
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この記事の目次
プログリットVSライザップイングリッシュの最大の違いはコレ!
- プログリットは「学習方法」を指導、ライザップイングリッシュはトレーナーが英語を指導
- プログリットは英語力を上げてTOEICの点数をアップする、ライザップイングリッシュはテクニックを駆使してTOEICの点数をアップする
- プログリットは卒業生向けコースあり
プログリットとライザップイングリッシュは、数あるコーチングスクールの中でも、比較的カリキュラムやコーチの立ち位置が似ているスクールです。
どちらも、コーチが生活リズムの改善にまで踏み込み、勉強時間の確保と習慣化を徹底して行う「スパルタ方式」のスクールです。
両社の最も大きな違いは、プログリットは英語学習における自習の方法を指導、ライザップイングリッシュはトレーナーと一緒に英語力向上のための訓練をするところです。
そのため、トレーナーの距離感ではライザップイングリッシュの方が近い形となります。
プログリットでは応用言語学第二言語習得論をベースに月80時間の学習プランを立て、それを実践することで英語力をつけていきます。英語の指導は一切行われず、英語を学ぶ方法を徹底的に指導することで効率的に最大限の成果を出すことが目的です。
ライザップイングリッシュではアウトプット重視型プログラムで目標に対して必要なトレーニングを行い、結果にコミットするのが特徴です。
英語脳を育成するためのトレーニングを行い、英語を英語のまま理解できるようになることで英会話力を上達させます。
プログリットVSライザップイングリッシュ、おすすめの人まとめ
まず始めにそれぞれのスクールがおすすめの人を整理しておきます。
- 英語の知識を教えてもらうのでなく、勉強法を教えてほしい人
- コンサルタントに生活習慣や時間の使い方まで細かく指導を受けたい人
- 卒業後も継続的に英語学習をしたい人
- 応用言語学第二言語習得論に基づいた学習法を試したい人
- 英語を英語のまま理解できる「英語脳」を育成したい人
- トレーナーと一緒に英語の4技能をバランスよく勉強したい人
- TOEICスコアアップを目指している人
- 実践的な英語力を身に付けたい人
以下には、最初に述べたトレーニングの内容以外にも、複数の点を徹底して比較していますので、必要な部分だけご覧ください。
プログリットVSライザップイングリッシュを料金で・コースで比較
プログリット | ライザップイングリッシュ | |
---|---|---|
ゴール | ・英語力アップ ・ビジネス英語を習得 ・資格スコアアップ (TOEIC、TOEFL、IELTS) | ・英会話力アップ ・TOEICスコアアップ |
受講期間 | 2ヶ月or3ヶ月or6ヶ月 | 2ヶ月or3ヶ月or4ヶ月 |
入会金 | 55,000円 | 55,000円 |
トータル受講料 | ・TOEIC対策 599,500円/3ヶ月 ・初心者コース 599,500円/3ヶ月 | ・TOEICコース 635,800円/3ヶ月 ・英会話コース 635,800円/3ヶ月 |
1ヵ月あたり | ・TOEIC対策 199,833円/月 ・初心者コース 199,833円/月 | ・TOEICコース 211,933円/月 ・英会話コース 211,933円/月 |
返金保証 | 30日全額返金保証 | 30日全額返金保証 |
制度 | 一般教育訓練給付金制度 | 一般教育訓練給付金制度 成果保証制度 |
同じコースであるTOEICコースでは、料金はプログリットとの方がお得です。
ライザップイングリッシュは成果保証制度がある点がメリットです。
受講期間内に保証点数が取得できなかった場合、スコア達成まで無料でセッション・ TOEIC® Listening & Reading Test IPを追加される制度です。
TOEICコースが一般教育訓練給付制度の対象であるのは両スクール共通です。
プログリットVSライザップイングリッシュを受講内容で比較
プログリット | ライザップイングリッシュ | |
---|---|---|
コース | ・ビジネス英会話コース ・TOEIC®コース ・TOEFLコース ・IELTSコース ・初心者コース | ・英会話コース ・TOEICスコアアップコース |
トレーナー | 日本人トレーナー | 日本人トレーナー |
サポート体制 | アプリあり 毎日メッセージ 毎日添削 24時間サポート | LINEでレッスン日外でもサポート/td> |
学術的根拠 | 応用言語学第二言語習得論 | 特になし |
指導するのはプログリットは「学習コンサルタント」、ライザップイングリッシュは「トレーナー」
プログリットとライザップイングリッシュではまず、受講生を指導する人の立場が違います。
プログリットで受講生を指導するのは「日本人学習コンサルタント」。
つまり、プログリットの学習コンサルタントは、科学に基づいた効率的な英語の勉強法を指導するだけでなく「どうしたら英語力が伸びるのか」という問題解決を行なってくれます。
そのため、プログリットは「自分なりに英語を勉強しているんだけど、力が伸びない」という悩みを抱えている人におすすめ。実際にプログリットには英会話を苦手とするTOEIC900点以上の高得点保持者が多く通っています。
ライザップイングリッシュで受講生を指導するのは「日本人トレーナー」。ライザップイングリッシュの場合はトレーナーがつきますので、ジムのように受講生の英語学習をサポートしてくれるイメージです。
ライザップイングリッシュがおすすめなのは「英語ができるようになりたいんだけど、何から始めたら良いか分からない」という人。トレーナーがそばについて伴走してくれますので、最後までやり遂げることができます。
時間的にもスキル的にも「いかに効率的に大量の学習を進めるか」を教材やトレーナー、管理方法やセッション内容といったライザップイングリッシュのサービスで実現します。
プログリットとライザップイングリッシュでは、まず指導者の立場が違うこと、それから受講生の英語力を上げるためのアプローチが違うことを覚えておきましょう。
プログリットのメインは自宅学習、ライザップイングリッシュのメインは週2回のセッション
プログリットのカリキュラムはあくまで「自宅学習のサポート」ですので、英語のレッスンは一切行いません。
応用言語学第二言語習得論に基づいたオーダーメイドのカリキュラムを提供し、そのカリキュラムの実践をサポートすることで、英語力を上げていきます。
プログリットでは入会時にテストを受けるのですが、このテストは理解度を測るというよりは、課題を見つけるためのテスト。
できているところをさらに伸ばすのではなく、できていないところを徹底的に埋めていくことで英語力全体を底上げしていくイメージです。
ライザップイングリッシュのカリキュラムはトレーナーとの「セッション」と呼ばれるレッスンがメインとなっており、トレーナーの指導のもと一緒に英語力を上げていきます。
1日3時間分の「シュクダイ」が出るのもライザップイングリッシュの特徴。
ライザップイングリッシュでもセッションの最初の20分で小テストが行われるのですが、このテストは家庭学習である「シュクダイ」の学習成果を確認するためのテスト。
もちろんできないところも確認しますが、ライザップイングリッシュのテストは、できるようになったところを認識し、学習の方向性を確認していくイメージです。
TOEICコースをプログリットとライザップイングリッシュで比較
プログリットもライザップイングリッシュもどちらもTOEICのスコアアップを目指す「TOEICコース」があります。
しかし、プログリットのTOEICコースはリスニングや文法事項の取得を中心にトレーニングをしていくのに対し、ライザップイングリッシュのTOEICコースではリスニングと同じくらいリーディングにも力を入れています。
プログリットのTOEICコースは、TOEICで点を取るためのテクニックを教えてもらうのではなく、総合的な英語力を上げることでTOEICの点数を上げていきます。
対するライザップイングリッシュのTOEICコースでは、スコアアップするための解法テクニックを教えてもらい、確実な点数アップを目指します。
プログリットは、解法テクニックでなく英語力の「抜け」を潰していきますので、すでに800点以上の点数を持っていて、さらに点数を上げたい人におすすめ。
ライザップイングリッシュでは、効率の良い解法テクニックを教えてくれますので、TOEICの点数が伸び悩んでいる人やTOEICを受けはじめたばかりの人におすすめです。
またライザップイングリッシュには成果保証制度もあるのが特徴です。
トレーニング法でプログリットとライザップイングリッシュを比較
プログリットでは、シャドーイングを大量に行うことで、ナチュラルでスムーズなスピーキング力をつけていきます。
また、シャドーイングに使う例文は、ビジネスの実践の場ですぐに使える上質な例文を多く扱っていますので、口で繰り返し覚えることで、自然な会話力が身につきます。
一方のライザップイングリッシュでは、まず大量の構文を覚えて、その中の単語を素早く何度も何度も入れ替えることで、頭の中で自然と英語が組み立てられるようにトレーニングをします。
プログリットは効率的に学習することで定着をはかり、ライザップイングリッシュは数をこなすことで定着をはかります。
プログリットVSライザップイングリッシュを「設立背景」で比較
続いては、プログリットとライザップイングリッシュを設立背景で比べてみましょう。
プログリットは2016年に創業した会社で、英語コーチング事業や英語関連のメディア運営事業などを行なっています。
社長は元マッキンゼー・アンド・カンパニー社員の岡田 祥吾氏で、自らが週1回の英会スクールに通って英語を身につけることができなかった経験を元に、圧倒的な学習量で質の高い「自習」を提供するコーチングスクール「プログリット」のサービスを開始しました。
一方のライザップイングリッシュはプログリットと同じく2016年創業で、母体はボディメイクジムの運営などを行うライザップグループ。「結果にコミットする」というキャッチフレーズは有名ですよね。
プログリットもライザップイングリッシュもどちらも若い会社ですが、どちらも勢いがあり、特にプログリットは若い世代に、ライザップイングリッシュは40代以上のミドル世代に多く支持されています。
プログリットVSライザップイングリッシュを「通いやすさ」で比較
プログリット | ライザップイングリッシュ | |
---|---|---|
立地 | ▼関東6拠点 池袋、有楽町、新橋、神田 新宿、渋谷、六本木、横浜 ▼関西1拠点 梅田、神戸 ▼中部1拠点 名古屋 | ▼都内3拠点 新宿、池袋、新橋 |
オンライン受講 | 〇 | 〇 |
営業時間 | 平日/13:00〜21:00 土日/9:30〜18:00 | 7:00〜23:00 (年中無休) |
スクール数はプログリットの方が多い
都内の数も関西圏の数もプログリットの方が多いため、プログリットの方が立地面では通いやすいと思います。
しかしライザップは営業時間が長いため、平日の早朝や仕事終わりの時間を活用したい方におすすめです。
プログリットにはアプリがある
プログリットにはシャドーイングアプリ「シャドテン」があるプログリットが開発した「シャドテン」というシャドーイングに特化したアプリを知っていますか?
リスニング力向上に期待でき、実際に体験された方からかなり満足度のされているアプリです。
- 1日30分から気軽に挑戦できる
- 受講者に合ったカリキュラムを提供
- 第二言語習得理論に基づいた学習
ただアプリを使って自己学習して正解・不正解の判定ではなく、英語のプロフェッショナルから具体的かつ詳細なアドバイスがもらえるのがポイントです!\英語のプロフェッショナルからの添削イメージ/
なお、プログリットの通常のコーチングにはシャドテン同様の学習が含まれているため、コーチング受講者の方は申し込めないのでご注意ください。
\シャドテンの体験記事はこちら/
プログリットとライザップイングリッシュが気になる方は
イングリッシュカンパニーもおすすめ!
イングリッシュカンパニーとは?
ENGLISH COMPANY(イングリッシュカンパニー)とは、元々は大学受験予備校として始まった「株式会社スタディーハッカー」が提供する英語コーチングスクールです。
イングリッシュカンパニーを運営する株式会社スタディーハッカーは、株式会社ベネッセコーポレーションのグループ会社です。
「第二言語習得研究」という研究に基づいて科学的なアプローチを追求し、結果を出し続けた結果、なんと人気のあまり600人以上が「受講待ち状態」となったこともあり、英語コーチングを代表するスクールと言っても過言ではありません。
イングリッシュカンパニーの特徴
- 英語学習を科学で効率化した高密度学習
- 言語習得の専門家が徹底サポート
- 学習継続のために「行動科学マネジメント®」を導入
- 30日間返金保証
イングリッシュカンパニーがおすすめな方
- 効率的に最短距離で成果を上げたい方
- 専門性の高い講師から科学的なメソッドで学びたい方
- 総合的な英語力を上げることで会話力やスコアアップを目指したい方
- 英語コーチングに不安な方
イングリッシュカンパニーの概要
ENGLISH COMPANYの概要 | |
---|---|
スクール所在地 | 東京4校、大阪1校、兵庫1校、京都1校 |
受講形式 | 通学orオンライン |
レッスン形式 | マンツーマンor少人数 |
受講期間 | 3ヶ月 |
コース種類 | ・パーソナルトレーニングコース ・ENGLISH COMPANY Premium ・パーソナルトレーニングIT英語コース ・初級セミパーソナルコース ・中級セミパーソナルコース ・上級セミパーソナルコース ・大学受験部 |
受講料金 | ・パーソナルトレーニングコース90日間:561,000円 ・パーソナルトレーニングコース180日間:679,800円 ・ENGLISH COMPANY Premium(6ヶ月):990,000円 ・パーソナルトレーニングIT英語コース90日間:561,000円 ・パーソナルトレーニングIT英語コース180日間:679,800円 ・初級セミパーソナルコース:264,000円 ・中級セミパーソナルコース:231,000円 ・上級セミパーソナルコース:242,000円 ・大学受験部3ヶ月コース:396,000円 ・大学受験部6ヶ月コース:419,100円 |
その他料金 | ・入会金:55,000円 ・教材費:要確認 ※ENGLISH COMPANY Premiumは99万円に入会金含む |
1レッスン時間 | ・パーソナルトレーニングコース:90分 ・セミパーソナルコース:120分 |
講師 | 日本人講師 |
返金制度 | 〇 (対象コース制限あり) |
その他制度 | |
無料体験レッスン | 〇 |
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まとめ
今回はプログリットとライザップイングリッシュを料金やカリキュラム、立地や設立背景などをもとに比較しました。
プログリットもライザップイングリッシュもどちらも人気のコーチングスクールですが、自習のサポートなのか、トレーナーと一緒にトレーニングをするのか、アプローチ法は大きく違います。
少しでも気になる人は、ぜひ無料体験レッスンに参加して自分の目で実際に確かめてみるのが良いでしょう。どちらか決めかねている人は、どちらも体験してみるのがおすすめです。
いつか英語を始めたいと思っている人は、ぜひこの機会にプログリットかライザップイングリッシュで学習を始めてみてはいかがでしょうか。
ここでは、20社以上の英会話スクールに実際に足を運んでレッスンを受けた僕が、「コーチング型」の英会話スクールを合計で17社厳選して紹介しています。