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高校生の英語学習・「話す」技能のアップを図ろう

2020年の大学入試改革により、英語の試験では「読む」「聞く」の技能に加えて「話す」「書く」の4技能を総合的に評価することになりました。「話す」技能については即興で話したり、自分の考えや気持ちなどを整理して話したりする力が求められます。

 

文部科学省が公表した「英語力調査事業報告」を見ると、高校生は「話す」ことの一部にやや不安を抱いていることがわかりました。高校生の英語学習への関心や意欲、学習状況なども含めて見ていきましょう。

即興で話したりディベートやディスカッションをしたりする活動がやや少ない結果に

下のグラフは、学習内容別の活動状況を示したものです。4技能に分けた場合、「読むこと」(速読したり精読したりするなど目的位応じた読み方をする活動をしていたと思う?)については3人に2人がそう思うと回答しています。また、「聞くこと」(英語を聞いて概要や要点をとらえる活動をしていたと思う?)については7割がそう思うと回答しています。「書くこと」(英語で書いてまとめたり自分の考えを英語で書いたりしていたと思う?)は4人に3人がそう思うと回答しています。

 

一方、「話すこと」の活動では「スピーチやプレゼンテーション」(65.9%)、「問答や意見を述べる」(64.3%)は他の技能とほぼ同じ結果でしたが、「即興で話す」(55.3%)や「ディベートやディスカッション」(55.0%)がやや少ない結果となりました。スピーチやプレゼンテーションのように、あらかじめ用意されている英文を発話すことはできても、とっさに英語で話しかけられた時の対応には不安が残っているのでしょう。生徒同士が自由に英語で会話できる時間を設けるなどして対応を図るとよいでしょう。オンライン英会話サービスの利用もお薦めです。

出典:平成27年度英語教育改善のための英語力調査事業報告(文部科学省)

 

1位は「海外旅行をした時に英語で話せるようになりたい」

下のグラフは、どの程度まで英語力を身に付けたいのかのアンケートに対する結果です。最も多かった回答は「海外旅行などをするときに、英語で日常的な会話をし、コミュニケーションを楽しめるようになりたい」(35.6%)でした。中学生に対して同じアンケートを行った結果でも30.4%が同様の回答をしています。

 

次に多かった回答は「特に学校の授業以外での利用を考えていない」(20.6%)で、3番目に多かった回答は「大学入試に対応できる力を付けたい」(18.8%)という結果でした。ちなみに中学生の場合は38.1%が「高校入試に対応できる力を付けたい」と回答しています。

出典:平成27年度英語教育改善のための英語力調査事業報告(文部科学省)

 

同様のアンケートを英語の学力別に示したものが下のグラフです。CEFR B1レベルの生徒は「英語を使って、国際社会で活躍できるようになりたい」の回答率が最も多く、CEFR A1レベルの生徒は「海外旅行などをするときに、英語で日常的な会話をし、コミュニケーションを楽しめるようになりたい」の回答率が最も多いという結果になりました。学力によって英語に対する意識が異なっていることがわかります。

出典:平成27年度英語教育改善のための英語力調査事業報告(文部科学省)

 

「英語が好き」と回答した生徒は半数以下

下のグラフは、「英語の学習は好き?」というアンケートの結果を示したものです。そう思うと回答した生徒は全体の15.9%、どちらかといえばそう思うと回答した生徒は28.6%で、半数近い44.5%の生徒が「好き」と回答しています。また、「好き」の回答率は前年よりも2.9ポイント上昇しており、英語に対する関心度が高くなってきていることがわかります。

 

好きか嫌いかで見ると、嫌いと回答する生徒が、好きと回答する生徒よりも2年連続で上回っています。

出典:平成27年度英語教育改善のための英語力調査事業報告(文部科学省)

 

英語の学力の高い生徒・8割以上が「英語は好き」と回答

英語の学習は好き?のアンケート結果を、英語の学力で分けて示したのが下のグラフです。学力は、CEFRのB1、A2、A1の3段階に分けています。CEFRのB1は英検2級相当、A2は英検準2級相当、A1は英検3級~5級相当です。

 

結果を見ると、CEFR B1の英語力のある生徒のうち89.4%が好きと回答しています。また、CEFR A2の英語力のある生徒も82.6%が好きと回答するなど、英語の学力の高い生徒の方が英語が好きと回答していることがわかります。一方で、CEFR A1の生徒は好きと回答したのが半数以下の46.2%という結果でした。

出典:平成27年度英語教育改善のための英語力調査事業報告(文部科学省)

 

関連サイト

「生徒の英語力向上推進プラン」について – 文部科学省
教育振興基本計画 – 文部科学省
平成28年度「英語教育実施状況調査」 – 文部科学省
英語教育の改善・充実について – 文部科学省

「話す」スキルを伸ばすには?

今回の調査では、高校生は「即興で話す活動」や「ディベートやディスカッションをする活動」に満足していないことがわかりました。これらは発話量の少なさに原因があると考えられます。そのためには発話量を増やすことが重要です。「weblio英会話」では、発話量に重点を置いたオンライン英会話サービスをご提供しております。この機会にぜひお試しください。

 

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