この記事の目次
グローバル人材育成におすすめのサービス9選と育成方法を詳しく解説
「グローバル人材に必要なスキルは?」
「どのような手順を踏んでグローバル人材育成を進めていけば良いかわからない」
「グローバル人材育成に役立つサービスを知りたい」
社内のグローバル化を推進しているなかで、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか?
グローバル人材育成を効果的に進めるためには、必要なスキルを知り、正しいステップで育成することが大切です。
本記事では、グローバル人材に必要なスキル、ステップ別のグローバル人材育成法、注意点、そしてグローバル人材育成に役立つサービスを紹介します。
読み終わる頃には、グローバル人材育成に向けてやるべきことが明確になり、実際に行動に移せるようになるでしょう。
自社のグローバル化推進を担当されている方は、ぜひ参考にしてください。
そもそも「グローバル人材」とは?
文部科学省の「グローバル人材の育成について」によると、「グローバル人材」は以下のように定義されています。
「グローバル人材」と聞くと、「語学、特に英語が堪能な人」というイメージを持つかもしれませんが、上記の定義を見る限り、さらにいろいろなスキルや能力を持っている人材を指すことがうかがえますね。
現在、国内市場の成熟化や少子高齢化の影響を受けて、海外進出を目指す企業が年々増加していることから、労働市場におけるグローバル人材のニーズがさらに高まることが予想されます。
グローバル人材育成をおこなうメリット
グローバル人材育成をおこなうメリットは、下記の3つです。
- 企業の国内外での競争力が高まる
- 外国人と共に仕事ができるようになる
- 海外に進出しやすくなる
本章では、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
企業の国内外での競争力が高まる
グローバル人材を育成することで、企業の国内外での競争力が高まります。
異文化理解力や語学力を備えた人材が増えることで、海外市場の開拓や国際的なビジネス展開がスムーズになるからです。
さらに、グローバルな視点を持つ社員がいると、国内市場においても新たな発想やイノベーションが生まれて競争力の強化につながります。
グローバル人材の育成は、企業の競争力向上に直結する重要な取り組みであり、今後ますます必要性が高まるでしょう。
外国人と共に仕事ができるようになる
グローバル人材を育成すると外国人と円滑に仕事ができるようになり、企業の成長や競争力の強化につながります。
外国人と共に仕事ができるようになれば、採用者の選択肢が増えてより優秀な人材を確保しやすくなるからです。
厚生労働省によると、2022年時点で日本国内の外国人労働者数は過去最多の約182万人に達したとのことです。
出典:厚生労働省「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ」
日本では少子高齢化に伴う労働人口の減少が進んでおり、今後さらに外国人労働者の増加が見込まれることからも、外国人と共に仕事ができるようになる環境を整備しておく必要があります。
グローバル人材の育成を通じた外国人とともに働く環境作りは、企業の成長や国際的な競争力の強化に欠かせません。
海外に進出しやすくなる
グローバル人材を育成すれば、企業は海外に進出しやすくなります。
それは、語学力や異文化理解力を持つ人材がいることで、現地のビジネス慣習を理解し適応しやすくなるからです。
また、海外の取引先やパートナーとのコミュニケーションが円滑になり、信頼関係が築きやすくなります。
事業の立ち上げや現地市場での競争力の強化が可能になるでしょう。
2022年にJETROが行った「日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査」によると、現在海外拠点を持つ企業の66.9%が「今後3年程度でさらに海外展開の拡大を図る」と回答しており、現在海外拠点を持たない企業においても、47.1%が「今後新たに進出したい」と回答しています。
このアンケート調査より、労働市場におけるグローバル人材の需要は今後さらに高まることがうかがえます。
グローバル人材の育成は、企業の海外進出を後押しし、国際市場での競争力を高めることにつながるでしょう。
グローバル人材に必要なスキル
グローバル人材に必要なスキルは「英語力」だけではありません。
下記のようにさまざまなスキルが必要です。
グローバル人材に必要なスキル
- コミュニケーション能力
- チャレンジ精神
- 主体性
- 異文化理解力
- 柔軟性
本章では、グローバル人材に必要なスキルについてそれぞれ詳しく解説します。
英語力
グローバル人材を目指すうえで、「英語力」は最も重要なスキルと言っても過言ではないでしょう。
それは、英語は世界共通語として多くの国や企業で使用されているからです。
下記のデータを見ると、英語話者は世界で14億人にものぼり、世界で約5人に1人が英語を話せることが分かります。
【世界で最も話されている言語ランキング2023年】
ランキング | 言語 | 話者数の目安 |
---|---|---|
1位 | 英語 | 14億5,600万人 |
2位 | 中国語 | 11億3,800万人 |
3位 | ヒンディー語 | 6億950万人 |
4位 | スペイン語 | 5億5,910万人 |
5位 | フランス語 | 3億980万人 |
出典:Statista “The most spoken languages worldwide in 2023”
国際ビジネスの場では英語でのコミュニケーションが求められることが多く、語学力が不足していると商談や交渉で不利になる可能性があります。
また、英語ができることで、海外の最新情報をいち早く入手して競合と差別化を図ることも可能です。
グローバル人材を育成してより多くのビジネスチャンスを掴むためには、英語力を磨くことが欠かせません。
自分の考えや情報を的確に相手に伝えて、折衝や交渉ができるほどの英語力を身につけることが望ましいです。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力も、グローバル人材に求められる重要なスキルの1つです。
異なる文化や価値観を持つ人々と協力しながら仕事を進めるためには、相手の意図を正しく理解して自分の考えを適切に伝える力だけでなく、ビジネス習慣や意思決定のプロセスの違いにも配慮した高いコミュニケーション能力が求められます。
例えば、海外のクライアントとの商談では、単に英語を話せるだけでなく、相手の文化に配慮した表現や交渉スキルが必要になります。
また、多国籍チームで働く際には、異なる意見を尊重しながら円滑に議論を進める力が重要です。
このように、グローバル人材を育成するには、語学力だけでなく、文化の違いを理解しながらスムーズに意思疎通を図れるコミュニケーション能力を磨くことも忘れないようにしてください。
チャレンジ精神
グローバル人材として活躍するためには、チャレンジ精神も欠かせません。
海外でのビジネス環境では言語や商習慣の違いに戸惑う場面が多いため、失敗を恐れずに挑戦し続ける姿勢が大切です。
また、新たな市場への進出や国際的なプロジェクトでは、積極的に行動し、未知の課題に対応することが求められます。
日本とは状況が異なるため、上手くいかないこともあるでしょう。
グローバル人材には、期待通りに物事が進まないなかでも、何度もトライアンドエラーを繰り返して決して諦めることのないチャレンジ精神が不可欠です。
主体性
グローバル人材には、主体性も求められます。
それは、異なる文化や価値観のなかで仕事をする際、指示を待つだけでなく、自ら考え行動する姿勢が必要であるからです。
特に海外展開の場合、前例のないことや予期していなかったことが起こることはよくあります。
そのような場面でも臆することなく、相手の国の文化や習慣、価値観などに配慮しながら柔軟にトラブルに対応することが重要です。
自ら考えて行動できる主体性も、グローバル人材に大切なスキルです。
異文化理解力
グローバル人材として活躍するためには、異文化理解力が欠かせません。
それは、異なる国や地域の人々と協働する際に、互いの文化の違いを理解して柔軟に対応することが求められるからです。
価値観やビジネス習慣、コミュニケーションのスタイルは国によって異なり、それらを知らずに接すると誤解やトラブルを招く可能性があります。
異文化を理解し、相手の立場を尊重できると相手と良好な関係が築きやすくなります。
例えば、欧米では結論ファーストのコミュニケーションが好まれますが、日本では起承転結と、先に経緯や理由を説明してから結論を述べることが一般的です。
このような違いを理解し、状況に応じて適切に対応できる人材は、ビジネスの場で信頼を得やすくなります。
グローバル人材にとって、異文化への理解を深めて状況に応じて臨機応変に対応できる異文化力も必要不可欠なスキルです。
柔軟性
柔軟性も、グローバル人材に大切なスキルの1つです。
異なる文化や価値観のなかで働いていると、想定外の出来事や考え方に出くわすことが少なくないからです。
国や企業ごとにビジネス習慣やコミュニケーションスタイルは異なり、状況に応じて柔軟に対応できる人材ほど国際的な環境で成功しやすくなります。
また、変化の激しいグローバル市場では、従来のやり方に固執せず、新しい方法を積極的に取り入れる柔軟性も求められます。
グローバル人材は、環境の変化や異文化、新しい方法に柔軟に対応できるようになることが望ましいです。
【ステップ別】グローバル人材育成の方法
下記の5ステップでグローバル人材の育成を進めていきましょう。
STEP1: 「グローバル人材」に求める要件を明確にする
STEP2: グローバル人材の候補者を選ぶ
STEP3: 人材育成計画を作成する
STEP4: グローバル人材育成のための研修を実施する
STEP5: フィードバックをおこない、適切な部署やポジションに配置する
本章では、それぞれのステップでやるべきことについて詳しく解説します。
STEP1: 「グローバル人材」に求める要件を明確にする
グローバル人材の育成を進める前に、まず自社にとってどのような人材が必要なのかを明確にすることが大切です。
企業の業種や海外展開の状況によって、求められるスキルや能力は大きく異なります。
例えば、海外の取引先と交渉する営業担当者には語学力と交渉力が求められますが、海外拠点のマネジメントを担う人材には主体性や異文化理解力が不可欠です。
要件が曖昧なまま育成を進めると、社員がどのスキルを優先的に身につければ良いのか混乱してしまい、研修の効果も十分に発揮されません。
まずは、自社の事業戦略と照らし合わせながら必要なスキルや能力を整理し、それに応じた研修プログラムを設計することが、効果的なグローバル人材育成につながります。
STEP2: グローバル人材の候補者を選ぶ
次に、グローバル人材の候補者選びに移ります。
全社員を対象にしたくなるかもしれませんが、企業の成長戦略や海外展開の方向性に合った人材を選ぶことでより効果的な育成が可能になります。
まずは小規模で始めていきましょう。
候補者を選ぶ際には、下記の2つの方法を採用することがおすすめです。
採用方法 | メリット |
---|---|
社内公募 | 意欲ややる気の高い社員を集めやすい |
各部署・関連部署からの推薦 | 適性のある社員を集めやすい |
最終的な選定については、以下の方法から総合的に判断することが望ましいです。
- 人事評価
- 面談
- 周囲の社員や上司からのヒアリング
- 自推
- 上司や同僚からの推薦
STEP3: 人材育成計画を作成する
次に、人材育成計画を作成しましょう。
具体的な計画がない状態で研修を実施すると、目的が曖昧になってしまい、必要なスキルが十分に習得できない可能性があります。
今後の自社の具体的な海外戦略とあわせて、いつまでにどのような人材が必要になるのか経営計画と照らし合わせながら、人材育成計画を作成しましょう。
計画を作成する際には、下記の点について検討することをおすすめします。
グローバル人材育成計画を立てるときに検討すべき点
- 育成したいスキル
- 研修方法
- 評価方法
- 予算
- 研修期間
- 研修実施後の育成計画の評価方法
戦略的な育成計画を立てることで、企業のグローバル化を支える人材を効率的に育成することができるようになります。
STEP4: グローバル人材育成のための研修を実施する
グローバル人材育成計画を作成できたら、いよいよ研修を実施してください。
社内外の専門家による講義や海外企業との交流会を設けたり、座学だけでなくロールプレイやディスカッションなど実践的な学習機会を組み込んだりすることで、より充実した研修になります。
研修を通じて、グローバルに活躍できる人材を育成し、企業の国際競争力を高めましょう。
STEP5: フィードバックをおこない、適切な部署やポジションに配置する
グローバル人材育成を成功させるためには、研修後のフィードバックを適切におこなって、それぞれの社員の能力や適性に応じた部署やポジションに配置することが重要です。
まず、研修の成果を評価し、受講者がどのようなスキルを習得したのかを確認します。
その際、研修内容の理解度だけでなく、実務への応用力や成長意欲も考慮すると良いでしょう。
受講者本人との面談を実施してフィードバックをおこない、今後のキャリアパスやさらなる成長の方向性を明確にしてください。
その後、適性やスキルに応じて、海外事業部や国際プロジェクトなど、グローバルな環境で活躍できる部署へ配置します。
適切なポジションを用意することで、研修の効果を最大限に活かし、企業の国際競争力を高めましょう。
グローバル人材育成をする際に意識すべき点
グローバル人材育成をする際には、下記の点に注意しましょう。
グローバル人材育成の際に注意すべき点
- 自社の戦略に必要かつ取り組みやすい内容から取り組む
- 現場に赴き、自社の課題を認識する
- 自社の状況に応じてプログラム内容を適宜変更する
- 研修受講者が自由に自分の意見や考えを表現できるような環境を作る
- 社員から共通理解を得る
本章では、それぞれの注意点について詳しく説明します。
これらの注意点に留意しながらグローバル人材育成に取り組むことで、スムーズに育成が進められる可能性が高まるでしょう。
自社の戦略に必要かつ取り組みやすい内容から取り組む
グローバル人材育成をする際には、自社のビジネス戦略に合った内容を優先し、取り組みやすい内容から始めるようにしてください。
それは、一度に多くのスキルを習得しようとすると、社員の負担が増えてしまい、高い効果が期待できないからです。
自社の事業展開や目標に合ったスキルを明確にし、段階的に育成を進めることで、成果が得やすくなります。
また、取り組みやすい内容から始めたほうが、社員も学習のモチベーションを維持しやすいです。
例えば、海外取引が増えている企業であれば、まずはビジネス英語の研修から導入し、その後異文化理解や交渉スキルの向上に関する研修を徐々に導入していくと良いでしょう。
グローバル人材の育成は自社の戦略に合致し、社員が無理なく学べる内容から始めることで、実践的なスキルを身につけやすくなります。
現場に赴き、自社の課題を認識する
グローバル人材の育成を進める際には、実際の現場に足を運び、自社の課題を明確にすることが重要です。
現場で直面する具体的な問題を把握しなければ、本当に必要な知識やスキルを効果的に育成できません。
海外拠点や多国籍チームでの働き方、言語や文化の違いによる課題を理解することで、より実践的な研修や教育プログラムを設計できます。
例えば、海外支社の社員とスムーズに連携が取れていない場合は、英語力だけでなく異文化コミュニケーションに関する研修が必要であるかもしれません。
また、海外市場の開拓が進まないのであれば、現地の商習慣を学ぶ機会を設けることが有効です。
このように、グローバル人材の育成を成功させるためには、現場の実態を把握し、自社の課題に即した取り組みを進めることが欠かせません。
自社の状況に応じてプログラム内容を適宜変更する
グローバル人材の育成を効果的に進めるためには、自社の状況に合わせてプログラムの内容を柔軟に調整することが重要です。
それは、企業を取り巻く環境やビジネスの課題は常に変化するからです。
一度決めた育成プログラムを固定化してしまうと、実際のニーズとズレが生じる可能性が高まります。
市場の動向や社員の成長具合を見極めながら、必要なスキルや研修内容を適宜見直すことで、より実践的な育成が可能になります。
例えば、海外取引が増えてきた段階では英語研修を強化し、現地拠点の設立後には異文化理解や現地の商習慣に関する研修を追加するなど、段階的な変更をおこなうと良いでしょう。
このように自社の状況に応じて育成プログラムを適宜見直すと、より実践的かつ効果的なグローバル人材の育成ができるようになります。
研修受講者が自由に自分の意見や考えを表現できるような環境を作る
グローバル人材の育成では、研修受講者が自由に意見や考えを表現できる環境を整えることを意識しましょう。
グローバル人材育成では多様な文化や価値観に触れて、それらを理解し尊重する能力を養うことも含まれます。
そのため、社内でも多様な意見が尊重されて、自由に意見交換ができる開放的な雰囲気を作ることが重要です。
下記の点に留意するようにしてください。
- 社員の意見や考えを批判・否定しない
- 違いに積極的にフィードバックをする
- 発言者に偏りが出ないようにする
- 話しやすい雰囲気を作る
- 失敗が認められる環境を作る
このような雰囲気や環境が醸成されれば、グローバル人材として必要なスキルを身につけるための基盤が築き上げられます。
社員から共通理解を得る
グローバル人材の育成を進める際には、社員全体から共通理解を得ることが大切です。
それは、グローバル人材の育成が一部の社員だけの取り組みになってしまうと、社内全体の協力が得られず、効果的な育成が難しくなってしまうからです。
企業としてグローバル化を推進するためには、経営層から一般社員までがその必要性を理解し、一体となって取り組むことが求められます。
例えば、海外展開を目指す企業では、グローバル人材育成の目的やメリットを社内で共有し、研修や制度の意義を説明することで、社員の意識を高められます。
また、具体的な目標を設定すれば、社員一人ひとりが主体的にスキルを習得しようとする意欲を高めることにつながるでしょう。
このように、グローバル人材の育成を成功させるためには、社員全体の共通理解を深めて一丸となって取り組める環境を整えることが不可欠です。
グローバル人材育成に役立つサービスの種類と違い
グローバル人材育成に役立つサービスは、下記の5種類に分かれます。
- 英語コーチング
- 英会話教室
- オンライン英会話
- アプリ
- 海外研修
下表は、それぞれのサービスのメリットとデメリットをまとめたものです。
グローバル人材育成サービスの種類 | メリット | デメリット |
---|---|---|
英語コーチング | ・学習者一人ひとりに最適な方法と教材で学べる ・学習の管理もしてもらえる ・モチベーションが維持しやすく挫折しにくい ・学習の習慣化が身に付く | ・高額である ・レッスン外にも自学自習の時間が必要になる ・日々の生活の中で英語学習を最優先にする必要がある |
英会話教室 | ・比較的安い ・グループレッスンの場合は、他の受講者と切磋琢磨できる ・フレーズの学習に適している | ・学習の成果や効果を感じるまでに時間がかかる ・アウトプットが中心で、インプットが少ない |
オンライン英会話 | ・費用が安い ・アウトプットする機会が多い ・マンツーマンでレッスンを受けられる ・いつでもどこでも気軽に受講できるため継続しやすい | ・学習の成果や効果を感じるまでに時間がかかる ・スピーキングやリスニングの学習に偏りがちである ・学習の管理が難しい |
アプリ | ・費用が安い ・スキマ時間を有効に活用して学習に取り組める ・AIを活用したアプリの場合、学習計画や学習内容がカスタマイズしてもらえる | ・モチベーションの維持が難しい ・受講者の努力次第である ・TOEIC対策など目的が限定されていることがある |
海外研修 | ・実践的な英語力が身に付く ・異文化理解力が向上する ・英語学習に対するモチベーションが高まる | ・高額である ・研修期間によっては通常業務に影響をもたらす ・言語や文化の違い、環境の変化など受講者に負担を与える |
それぞれのメリットとデメリットを知ったうえで、自社にあったタイプのグローバル人材育成サービスを選びましょう。
グローバル人材育成に役立つサービス9選
本章では、グローバル人材の育成に役立つサービスを9つ紹介します。
サービスの種類 | サービス名 |
---|---|
英語コーチング | ・ENGLISHCOMPANY ・スパルタ英会話 ・ワンナップ英会話 |
英会話教室 | 英会話のファイン |
オンライン英会話 | ・WiLLies English ・DMM英会話 |
アプリ | ・スタディサプリENGLISH ・イングリッシュカンパニーモバイル |
海外研修 | ミライズ留学 |
自社のグローバル人材育成に最適なサービスを選ぶのに役立ててください。
【英語コーチング】ENGLISH COMPANY
ENGLISH COMPANY for bizの概要
ENGLISH COMPANYコース | STRAILコース | セミパーソナルコース | IT英語コース | |
---|---|---|---|---|
対象レベル | 全レベル | 全レベル | 初級・中級・上級 | パーソナル:全レベル セミパーソナル:TOEIC450点~700点(中級) |
受講形式 | 対面 or オンライン | オンライン | オンライン | パーソナル:対面orオンライン セミパーソナル:オンライン |
レッスン形式 | マンツーマン | マンツーマン | 少人数 | パーソナル:マンツーマン セミパーソナル:少人数 |
受講期間 | 3ヶ月 or 6ヶ月 | 3ヶ月 | 初級:6ヶ月 中級、上級:3ヶ月 | 3ヶ月 or 6ヶ月 |
受講ペース | 90分/回×週2回 | 自学習 | 120分/回×週1回 | パーソナル:90分/回×週1回or週2回 セミパーソナル:120分/回×週1回 |
受講料 | 583,880円/3ヶ月(税込) 702,680円/6ヶ月(税込) | 297,000円/3ヶ月(税込) | 初級:278,740円/6ヶ月(税込) 中級:252,780円/3ヶ月(税込) 上級:251,130円/3ヶ月(税込) | (パーソナル) 3ヶ月:583,880円(税込) 6ヶ月:702,680円(税込) (セミパーソナル) 3ヶ月:252,780円(税込) |
【英語コーチング】スパルタ英会話
スパルタ英会話の概要
スパルタ英会話の法人英語研修サービスは、企業ごとのニーズに合わせた内容となるため、一律の料金はウェブで公開されていません。
そのため先ずは「お問い合わせ」をおすすめします。
【英語コーチング】ワンナップ英会話
ワンナップ英会話の概要
ワンナップ英会話の概要 | |
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対象レベル | 全レベル |
受講形式 | 対面 or オンライン |
レッスン形式 | マンツーマン |
受講期間 | 3ヶ月〜6ヶ月が目安 |
受講ペース | 50分/回×週1回 |
受講料金 | ・マンツーマン総合コース:209,880円/6ヶ月(24回) ※その他32〜100回までのプランもあり ・コーチングプログラム:297,000円/3ヶ月 ・ハイブリッドコーチングプログラム:473,880円/3ヶ月(レッスン回数を増やしたプランもあり) ※全て期間中の総額、税込価格。法人の場合、社員はこの価格から割引を受けることが可能。 |
【英会話教室】英会話のファイン
英会話のファインの概要
英会話のファインの概要 | |
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対象レベル | 全レベル |
受講形式 | 講師派遣orオンライン |
レッスン形式 | グループ |
受講期間 | 1ヶ月単位 |
受講ペース | ご要望に対応 |
受講料金 | (月4回 8名での目安) 合計:45,100円/月 一人あたり:5,638円/月 ————————- ・授業料:5,500円×4回 ・出張交通費:1,650円×4回 ・月額基本料:16,500円 ————————- |
【オンライン英会話】WiLLies English
WiLLies English(ウィリーズ英語塾)の概要
WiLLies Englishの概要 | |
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対象レベル | 全レベル |
受講形式 | オンライン |
レッスン形式 | マンツーマン |
受講期間 | 1ヶ月単位 |
受講ペース | ・25分/回×週1~5回 ・50分/回×週1~5回 |
受講料金 | ・社会人コース:3,300円 ・Intensive Listening & Speakingコース:3,630円 ・VERSANTコース:5,280円 ・TOEICコース:3,498円 ・英検2~5級準備コース:4,070円 ・英検1・準1級準備コース:4,510円 ※全て週1回25分レッスンの場合の月額、税込価格 |
【オンライン英会話】DMM英会話
DMM英会話の概要
DMM英会話の概要 | |
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対象レベル | 全レベル |
受講形式 | オンライン |
レッスン形式 | マンツーマン |
受講期間 | 1ヶ月単位 |
受講ペース | 25分/回 ※回数はプランによる |
受講料金 | (スタンダードプラン) ・毎日1レッスン:月額6,980円 ・毎日2レッスン:月額11,980円 ・毎日4レッスン:月額19,980円 ・毎月8レッスン:月額4,880円 (プラスネイティブプラン) ・毎日1レッスン:月額6,980円 ・毎日2レッスン:月額11,980円 ・毎日4レッスン:月額19,980円 ・毎月8レッスン:月額4,880円 |
【アプリ】スタディサプリENGLISH
スタディサプリENGLISHの概要
スタディサプリENGLISH法人サービスの概要 | |
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対象レベル | 全レベル |
受講形式 | オンライン |
レッスン形式 | 自学習orマンツーマン |
受講期間 | 3ヶ月 or 6ヶ月 or 12ヶ月 |
受講ペース | 自学習 |
受講料金 | 【TOEIC® L&R TEST対策コース】 ・ベーシックプラン6ヶ月:15,708円/人 ・ベーシックプラン12ヶ月:26,136円/人 ・パーソナルコーチプラン3ヶ月:63,800円/人 ・パーソナルコーチプラン6ヶ月:96,800円/人 【ビジネス英語コース】 ・ベーシックプラン6ヶ月:15,708円/人 ・ベーシックプラン12ヶ月:26,136円/人 ・英会話セットプラン6ヶ月:33,000円/人 【新日常英会話コース】 ・ベーシックプラン6ヶ月:10,098円/人 ・ベーシックプラン12ヶ月:16,676円/人 ・英会話セットプラン6ヶ月:27,500円/人 ※税込価格 |
【アプリ】イングリッシュカンパニーモバイル
イングリッシュカンパニーモバイルの概要
イングリッシュカンパニーモバイルの概要 | |
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対象レベル | 全レベル |
受講形式 | オンライン |
レッスン形式 | 自学習 ※フィードバックプランは専任トレーナーの添削あり |
受講期間 | 1ヶ月~ |
受講ペース | 自学習 |
受講料金 | 個人契約料金を記載 法人契約の優待価格あり ・バリュープラン:4,378円/月 ・フィードバックプラン:21,780円/月 ※税込価格 |
【海外研修】ミライズ留学
ミライズ留学の概要
ミライズ留学の概要 | |
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対象レベル | 全レベル |
受講形式 | フィリピン現地 |
レッスン形式 | マンツーマン |
受講期間 | 1週間~ |
受講ペース | 8時間/日 ※働きながらのリモートワークプログラムもあり |
受講料金 | 【基本プログラム】 1人部屋:110,000円/週 4人部屋:90,000円/週 【リモートワークプログラム】 1人部屋:90,000円/週 4人部屋:70,000円/週 |
まとめ
本記事では、グローバル人材育成の方法、注意点、そしておすすめのサービスなどについて紹介しました。
近年人口減少や国内市場の飽和に伴い、海外に活路を見出す企業が増えていることから、多くの企業でグローバル人材の育成は急務かつマストとなりつつあります。
本記事で紹介した方法やサービスを参考にしながら、自社のグローバル人材育成に役立ててください。
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