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特にアメリカで使われている短縮表現です。でも、あくまでも話し言葉なので使うシーン相手を考えないと損をしてしまうこともあるかも。
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英語圏では頻繁に耳にする”gonna”。
この記事では、英語圏で使われる代表的な話し言葉の一つである”gonna”の意味や使い方、使ってはいけないシーンまでしっかりと解説していきます。
東京の大手ICT企業の海外プロジェクトのPMを担当し、グローバルチームを率いました。幼少期を米カリフォルニアで過ごして以来、英語はもちろん多言語geek。日々、言葉の仕組みや文化的特色を発見しては感動しています。日常会話からビジネスシーンで使えるものまで実践的な英語を楽しくお伝えしていきます。
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この記事の目次
gonnaの意味・使い方は?
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”gonna”は”going to”を短縮したもので、意味は未来を表す表現です。
例えば「今夜は早く寝ます」という例文だと次のような感じですね。
”I am gonna go to bed early tonight.”(gonnaを使う場合)
”I am going to go to bed early tonight.”(gonnaを使わない場合)
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”I am not gonna go to bed early tonight.”(否定文)
今夜は早く寝る予定ではありません
”Are you gonna go to bed early tonight?.”(疑問文)
今夜は早く寝る予定ですか?(主語をYouに変更)
gonnaはどんな時に使える?
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これで、失敗することもないですね!
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話し言葉では基本”gonna”でOK
ところで、”gonna”の発音は、カタカナで書くと”ゴナ”または”ガナ”に近いです。“I am going to”と10回早口で言ってみましょう。
I am going to… I am going to… I am going to…
そう簡単に”I’m gonna”になった!とはいかないと思いますが、生き物である言語は、人々に使われ編集され今もなお変化し続けています。”gonna”が今こそ会話の中でメジャーデビューを果たしているのも、口頭でより言いやすく便利、その上意味がきちんと伝わるという理由で多くの人に使われてきた経緯があったためといえます。
今度は、”I’m gonna…”と口に出して言ってみましょう。なんとなく、自分の英語がスムーズに聞こえませんか。カタカナで書くと、”アイムゴナ”とたった5文字ですが、便利なことにこのまま読んでもきっと相手には意味が伝わります。これが話し言葉の面白さの一つでしょう。
会話の中で”gonna”を使うことはごく自然のことで、会話の流れをテンポよくするために一役買ってくれる便利な英語でもあります。話し言葉としての”gonna”の使用は基本OKです。
ビジネスシーンでは使えるの?
しかし、英会話で一般的な表現として認められているのなら、どんな会話にも”gonna”が使えるかというとそうではありません。
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例えば、ビジネスシーンでの使用は基本的に避けることをおすすめします。”gonna”は話し言葉とはいえ、親しい仲間や家族との間で話す時に用いらる英語です。本来、”going to”と発音するべきところを短縮して言っているのですから、きちんと話すことが必須ではないカジュアルな場面が基本的な使用シーンです。ビジネスシーンで取り交わされる文書がフォーマルなものであるように、ミーティングや商談などではなるべくきちんとした英語を話すほうが先方にとっても好印象でしょう。
とはいえ、仕事仲間や取引先と良好な関係になることはビジネスでもよくあることです。なかには堅苦しい雰囲気を好まず立場など関係なくコミュニケーションがしたいと思う人もいるでしょう。”gonna”はあくまでもカジュアルな表現であり、決して相手に対する悪意や無礼を示すものではありません。仕事場の上司、取引先のお客様、学校の先生などとの会話の中で”gonna”が使われることは実際に多くあります。
話している内容、相手、場所(ミーティングなどで大勢の前で話すときはきちんとした英語が好ましいでしょう)などを踏まえた上で、カジュアル表現の使用の是非を判断できるようにしておきましょう。
”gonna”が使えないシーンはあるの?
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私は小さい頃アメリカで育ったのですが、帰国してからも現地で身に付けた英語力を保たせたいという親の願いで少しの間だけこども英会話教室に通ったことがあるのですが、、、。
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書き言葉に”gonna” はNG
ビジネスシーンで取り交わされる文書は仕事に関わる重要な資料として扱われます。したがって、文書の内容はもちろん、表記の仕方や言葉遣いもフォーマルな形式を取ることがプロフェッショナル同士のマナーといえます。
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したがって、文書に話し言葉である”gonna”が出てくることはまずないと考えてください。未来について書きたいときは、きちんと”going to”と綴るか、さらに確実な”will”を使います。これは、メールの場合も同様です。普段会話の中で自然と口にし、耳に入ってくる話し言葉を敢えて表記すると、カジュアルさが強調されてしまい、公私混同のイメージが付いてしまうかもしれません。
おまけに、”going to”を”gonna”に略したところで、タイプする労力も時間もあまり変わりはありません。書き言葉の場合は”gonna”を使わないと覚えておいて間違いはないでしょう。
私は、読み書きを本格的に勉強し始める前に話し言葉の英語を習得しました。なので聞いて覚えた言葉をそのまま文字にすることがしばしばありました。帰国後、こども英会話でネイティブスピーカーの先生から日記を付けてくるように言われ、「明日やりたいこと」「明後日やりたいこと」などと近い未来に対する子供らしい願望と欲望を羅列したのですが、みごとに全ての”gonna”を”going to”に直されたのを覚えています。
もちろん、正しい表記の仕方を理解した上で、親しい仲間やちょっとしたメモに”gonna”を混じえることはあってもいいですが、まずはきちんとした英語を書くスキルを身につけることが大切です。したがって、「書き言葉に”gonna”は基本NG」と覚えておきましょう。
アメリカ英語に慣れていない人と話すとき
英語を話す人みんながネイティブスピーカーである可能性は絶対ではありません。日本中でもさまざまな方言や言い回しが実在するように、人によって身近な表現やそうでないものがあるのは当然です。
“gonna”は、主にアメリカで使われる話し言葉です。例えばアメリカに在住経験がある人や、海外映画やドラマをよく観ている人にとっては馴染みのある表現かもしれませんが、もちろん、そうでない人もいます。
「相手は自分と同じ英語レベル」という前提を持つことなく、まずはきちんとした英語で話すことを心がけ、コミュニケーションを深めていく上でより自然で話しやすい表現や言葉遣いを模索していくことが重要です。
”gonna”の間違いやすい使い方
全ての”going to”が”gonna”に短縮できるわけではない!
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ちなみに、次の場合はどう短縮しますか?
”I am going to Tokyo tomorrow.”
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よくわかりましたね!
”gonna”を使う際に注意すべきこととして、”gonna”が使えるのは、原文の”going to”直後に動詞の原形がある場合のみです。
そうすると、次のような文章にgonnaは使えるのでしょうか?
行き先を表す表現の例
I am going to Tokyo.(私は東京に行きます)
さて、これを”gonna”を使って短縮しようとすると次のようにしてしまう人もいるかもしれません。
I am (going to) gonna Tokyo.
これは間違いです!
前述したとおり、”gonna”を文中で使う場合は直後に動詞が必要です。Tokyoは場所を表す名詞なのでこの文章は文法的に間違っています。
仮に、Tokyoが「満員電車の地下鉄に揺られながら車内ディスプレイの天気予報を見ること」という意味の動詞であれば、「私は、Tokyoするつもり」と解釈することもできますが現実的では有りません。日本語ではこのような表現の仕方はジョークで用いられることが多いですね。
”gonna”が使えるシーンかを判断できるようになろう
このように、”going to”=”gonna”と一括に短縮するのではなく、未来表現であるか、直後に動詞の原形があるかを確認して、”gonna”に略せる場合とそうでない場合を正しく判断できるようにしましょう。
gonnaを使った日常会話フレーズ
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ーーーーーーーーーーーー炎上寸前のプロジェクトーーーーーーーーーーーーーーー
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Wow, you look so pale that you are almost gonna die!(うわ、死にそうなくらい顔色やばいよ!)
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まとめ
ネイティブスピーカーと会話をしたり映画やドラマを観ていると、「教科書で読んだ文法が全てじゃないのかも」と感じることはありますよね。
英語に限らず言語とは、私たち人間が長い時間をかけて作り上げてきたコミュニケーションツールの一つであり、時代や環境、使う目的などによって何度も何度もその姿や仕組みを変えてきました。例えば、1000年前の日本で話されていた日本語が現代と比べて大きく違うということは、当時の環境や歴史の変遷を想像すれば納得がいくのではないでしょうか。
特に、話し言葉の变化は多種多様で、方言や地域によって言い回しが異なったり、時代の変化と共にある言語が消滅し、一方で新たな表現が生まれたりと、研究に終わりがない「生き物」のようなものです。
そう、言語は生きています。英語も然りです。だからといってネイティブスピーカーのように英語を話せるようになるのは無理、と諦めることはありません。話し言葉は、使うシーンや相手によって姿を変えるもの。どんな時に使うことができて、どんな時にできないのかをしっかり理解しておけば心配はありません。
以上、話し言葉”gonna”についての解説でした。みなさんも、まずは色んな人と英語で会話をしてみて、それぞれに合った話し方や言葉遣いを見つけながら楽しいスムーズな英会話の実現を目指してください!