英語を話せるようになりたいけど、「何から始めればいいの?」「アプリや本を使えば独学でも平気?」と悩んでいませんか?実は、日本人が英語スピーキングで苦労するのには明確な理由があります。
でも、ご安心ください。英語スピーキングは、正しい方法で練習すれば必ず上達します。完璧を目指さず、まずは「伝わる英語」から始めて段階的にレベルアップしましょう。
今回は、独学でも英語が話せるようになる効果的な勉強法から、無料で使えるアプリまで幅広くご紹介します。この記事で紹介する英語スピーキング勉強法を実践すれば、独学でも確実に話せるようになるでしょう。
さらに、レベル別におすすめのアプリやオンライン英会話も紹介するので、今日から具体的なアクションを起こせるはずです。
この記事の目次
なぜ日本人は英語スピーキングが苦手なのか?3つの根本原因を解説
英語を話せるようになりたいなら、まず「なぜ話せないのか」を理解することが重要です。日本人がスピーキングで苦労するのは、決して能力が低いからではありません。実は、日本の教育環境や文化的背景に深く関わる3つの根本原因があります。
これらの原因を知ることで、どんな勉強法が効果的なのかがはっきりと見えてきます。
原因①:圧倒的なアウトプット不足
日本人がスピーキングを苦手とする最大の理由は、圧倒的なアウトプット不足です。私たちは学校で英語を長年学んでいますが、その大部分は「読む・書く・文法」が中心で、「話す」練習がほとんどありませんでした。
知識としての英語と、実際に使える英語は全く別物です。たとえば、自転車の乗り方を本で読んで完璧に理解しても、実際に乗る練習をしなければ乗れないのと同じです。英語も、単語や文法をたくさん覚えても、実際に声に出して練習しないと話せるようにはなりません。
日本では英語を話す機会が少ないため、意識的にアウトプットの時間を設ける必要があります。知識をインプットしたら、必ず口に出して練習することが、スピーキング上達の第一歩なのです。
原因②:完璧主義と間違いへの恐怖
日本の文化では「間違う=恥ずかしい」という考えが根強く、これがスピーキングの大きな壁になっています。多くの人がネイティブのような完璧な英語を目指すあまり、自信がないと話すのをためらってしまうのです。
実際の会話では、文法が多少間違っていても、発音が完璧でなくても、十分にコミュニケーションは取れます。しかし「周りにどう思われるか」「恥をかきたくない」「空気を読まないといけない」と考えすぎて、結果的に話せなくなってしまうことが多いのです。
この完璧主義のメンタルブロックを外すことが、スピーキング上達には欠かせません。まずは「伝わればOK」という気持ちで、恐れずに声に出してみることが大切です。間違いを恐れる必要はありません。
原因③:日本語と英語の構造的な違い
日本語と英語には、根本的な構造の違いがあります。日本語は「主語+目的語+動詞(SOV)」の語順ですが、英語は「主語+動詞+目的語(SVO)」なので、考える順番が全く違うのです。
英語は日本語より音の種類(音素)が多く、発音やリズム、イントネーションも大きく異なります。そのため、日本人にとって英語の発音は物理的に難しいという現実があります。日本語で考えたことをそのまま英語に直そうとすると、不自然な英語になったり、変換に時間がかかったりします。これが、スムーズな会話を妨げる大きな要因となっています。
これらの3つの原因が重なって、日本人は英語を話すことに苦手意識を持ちやすくなっています。しかし、適切な勉強法でこれらの課題に対処すれば、必ず話せるようになるので安心してください。
あなたに足りないのはどれ?スピーキング力を支える4つの必須スキル
英語スピーキングは複数のスキルが組み合わさって成り立っています。「話せない」と一言で言っても、実際には何が不足しているかは人それぞれ異なります。
自分の弱点を正確に把握することで、最も効果的な勉強法を選択できるでしょう。スピーキング力を支える4つの必須スキルを理解して、自分がどこを重点的に鍛えるべきかを明確にしましょう。
それぞれ解説します。
スキル①:基礎力(単語・文法)
基礎力(単語・文法)は英語スピーキングの土台となる基本の力で、これが弱いと伝えたいことがうまく言えなかったり、相手に誤解されることがあります。どんなに流暢に話そうとしても、基本の単語や文法が身についていなければ、正確なコミュニケーションは取れません。
基本の単語や文法をしっかり覚えていれば、複雑な内容も正確に伝えられるようになります。特に重要なのは、日常でよく使う単語や文法パターンを、考えなくてもすぐに口に出せるレベルまで身につけることです。
「知っていること」と「使いこなせること」はまったくの別物です。単語帳で覚えた知識を、実際の会話で瞬時に引き出せるように、繰り返し練習することが大切です。基礎がしっかりしていれば、その後のスキル向上もスムーズに進みます。
スキル②:発音力
発音力とは、英語を正しく発音して、相手にしっかり聞き取ってもらう力のことです。
- 日本語にない音
- リズム
- 強弱(イントネーション)
これらを身につけると、アナタの英語は格段に伝わりやすくなります。
発音を学ぶことで、リスニング力も向上します。なぜなら、自分が発音できない音は聞き取ることも難しいからです。正しい発音を習得することで、相手の英語も聞き取りやすくなるという一石二鳥の効果があります。
発音の練習は、自分で声に出したり、ネイティブの音声を真似して繰り返すのが効果的です。完璧を目指す必要はありませんが、相手に「通じる」レベルの発音力は、スムーズなコミュニケーションに欠かせません。
スキル③:文章構築力(瞬発力)
文章構築力(瞬発力)は、言いたいことをすぐ英語で口に出す力のことです。頭の中で日本語から英語に変換していては会話がスムーズにできないため、瞬時に英語を作る力が必要になります。
このスキルが身につくと、英語で考える習慣ができて、反射的に英語が出るようになります。会話のテンポが良くなり、より自然でスムーズなコミュニケーションが可能になるでしょう。
即興で英作文をする練習や、思ったことをその場で英語にする練習が効果的です。最初は簡単な文から始めて、徐々に複雑な内容も瞬時に英語にできるよう練習していきましょう。
スキル④:対話力
対話力とは、相手との会話のキャッチボールを続ける力のことです。ただ自分が話すだけでなく、相手の言ったことを理解し、適切に返答する、質問する、話題を広げるなどの工夫が必要になります。
会話は一方通行ではなく、相互のやり取りです。相手の気持ちを汲み取りながら話したり、話が途切れそうになったときに上手につなげたりする技術が求められます。
会話練習やロールプレイを通じて、自然な対話力が身につきます。このスキルがあることで、より豊かで楽しい英会話ができるようになるでしょう。
【レベル別】独学で話せるようになる!英語スピーキング勉強法ロードマップ
英語スピーキングを上達させるには、自分のレベルに合った学習法を選ぶことが大切です。初心者が上級者向けの練習をしても効果は薄く、上級者が基礎練習だけでは成長が止まってしまいます。
以下の表で、各レベルに最適な勉強法をひと目で確認できます。インプットとアウトプットの両方を押さえることを意識して、自分のベレルに合った勉強法を取り入れましょう。
| レベル | 目標 | 重点スキル | おすすめ勉強法 |
|---|---|---|---|
| 初心者 | 簡単な自己紹介、短い質疑応答 | 基礎力・発音力 |
|
| 中級者 | 日常会話で意見をスムーズに伝達 | 文章構築力・対話力 |
|
| 上級者 | ビジネス議論、複雑な話題の論理的説明 | 高度な対話力・表現力 |
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【初心者向け】おすすめの英語スピーキング勉強法3選
初心者の目標は、簡単な自己紹介や短い質疑応答ができるようになることです。まずは基礎をしっかり固めて、英語を話すことに慣れることから始めましょう。
勉強法1:中学英文法の総復習
英会話の多くは、中学で習う文法(be動詞、一般動詞、時制、疑問文、否定文、命令文、受動態など)で対応できます。特に「動詞の使い方」「語順(単語の並び方)」「疑問文・否定文の作り方」は重要です。
日本語と英語では語順が違うため、「主語+動詞+目的語」の順番に慣れることが大切です。be動詞と一般動詞の違い、三人称単数のs、時制(過去・現在・進行形・完了形)もよく使うので、使いこなせるようになりましょう。
ポイントは「理解する」だけでなく、「声に出して練習し、すぐ使える」ようになることです。文法知識をスピーキングで活用できるようになれば、表現の幅が格段に広がります。
効率よく英文法を復習したい方は、以下の記事を参考にしてください。
勉強法2:徹底的な音読
正しい発音を意識して繰り返し音読することで、口の筋肉が鍛えられ、自然な英語の発音が身につきます。ネイティブの音声を真似して、イントネーション(声の上げ下げ)やリンキング(音のつながり)を学ぶことが大切です。
自分で発音できるようになると、リスニング(聞き取り)も上達します。これは、発音と聞き取りが密接に関連しているためです。「アヒル口体操」などの発音エクササイズも効果的で、日本語とは違う口の動きが自然にできるようになります。
音読は地味な練習に感じるかもしれませんが、スピーキングの基礎体力を作る重要なトレーニングです。毎日少しずつでも続けることで、確実に発音力が向上します。
発音矯正について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
勉強法3:超基本の瞬間英作文
「これはペンです」「私は母です」といった簡単な文から始めて、徐々に難しい文へと進めていく練習法です。ポイントは、考え込まずに反射的に英語が出てくるようにすることです。
この練習を繰り返すと、文法や単語が自然に身につき、会話のスピードが上がります。使われている表現は日常会話でよく出てくるものが多く、すぐに使える英語力が育ちます。
最初は本当に基本的な文から始めて構いません。「簡単すぎる」と感じるレベルから始めることで、確実に英語を口から出す習慣を作ることができます。
瞬間英作文の効果的な練習方法については、以下の記事で詳しく解説しています。
【中級者向け】おすすめの英語スピーキング勉強法4選
中級者の目標は、日常会話で自分の意見をスムーズに伝えられるようになることです。基礎ができた段階で、より実践的なスピーキング力を身につけていきましょう。
勉強法4:シャドーイング
シャドーイングとは、英語の音声を聞きながら、すぐ後を真似して声に出す練習法です。ただ単語を読むだけでなく、リズムやイントネーション(声の高低)、音のつながり(リンキング)を意識して真似するのがポイントです。
これにより、自然な話し方やネイティブっぽい流れ、発音の滑らかさが身につきます。「CNN」や「TED」などの英語音声を使って、英文を見ずにスラスラ言えるまで繰り返すと効果的です。
シャドーイングは、リスニング力とスピーキング力を同時に鍛えられる優秀な練習法です。最初は難しく感じますが、続けることで必ず効果を実感できるでしょう。
シャドーイング練習に最適なアプリについては、こちらの記事をご参考ください。
勉強法5:独り言トレーニング
日常のことをその場で英語にしてつぶやく練習です。たとえば「今ご飯を作っている」「雨が降ってきた」など、目に見えたことや思ったことを英語で口に出します。
これにより、思考を英語にする「英語脳」が鍛えられ、自然に英語が出てくるようになります。語彙の足りない部分に気づくきっかけにもなり、実践的な表現力が伸びます。
独り言なので恥ずかしがる必要もなく、いつでもどこでもできる手軽な練習法です。継続することで、英語で考える習慣が身につき、会話での反応速度が大幅に向上します。
勉強法6:リプロダクション
英語の音声や文章を一度聞いたり読んだりして、その後自分の言葉で話し直すトレーニングです。聞いた英語をそのまま暗記するのではなく、大事な内容を自分の言葉で再構成(作り直し)するのがコツです。
この練習により、会話やプレゼンなどで「自分の言葉で伝える力」がつき、英語を使う実力がしっかり育ちます。単なる丸暗記ではなく、理解した内容を自分なりに表現する力が身につくのが特徴です。
リプロダクションは、インプットした情報を自分の言葉でアウトプットする力を鍛える優秀な練習法です。ビジネスシーンでも非常に役立つスキルとなるでしょう。
勉強法7:パラフレーズ練習
パラフレーズ練習とは、同じ意味の内容を違う言葉で言い換える練習です。「つまり」「たとえば」などの言い換えフレーズを使って、伝わりにくいときに説明し直す力をつけます。
語彙や表現のバリエーションが増え、複雑な話もわかりやすく伝えられるようになります。ディスカッションや仕事の場面でも役立つ、中級以上に必須のスキルです。
相手に理解してもらえなかったときに、別の表現で説明できる能力は、実際の会話で非常に重要です。パラフレーズ力があることで、コミュニケーションの幅が大きく広がります。
【上級者向け】おすすめの英語スピーキング勉強法3選
上級者の目標は、ビジネスでの議論や、複雑な話題について論理的に話せるようになることです。高度なコミュニケーション能力を身につけていきましょう。
勉強法8:サマリー&オピニオン
ニュース記事や動画の内容を短くまとめて、自分の意見を言う練習です。大事なポイントをわかりやすく整理して話す「要約力(サマリー)」が身につきます。
意見を言うときは、「私はこう思います」「なぜなら〜」と理由をつけて話すと説得力が出ます。ビジネスやディスカッションの場で、自分の考えをはっきり伝える力がつきます。この練習により、情報を整理する力と、論理的に意見を述べる力の両方が鍛えられます。上級者にとって欠かせないスキルといえるでしょう。
より高度な英語学習について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
勉強法9:ディベート練習
あるテーマについて「賛成」や「反対」の立場で意見を言い合う練習です。話す際は以下の3つの流れを意識しましょう。
- 主張(Point)
- 理由(Evidence)
- 説明(Explanation)
この勉強法はハードではありますが、英語力以外のさまざまな能力を伸ばせる素晴らしい勉強法です。
- 相手の意見をよく聞き、適切に反論したり話を整理し直す力
- 論理的思考力
- 瞬発力
- 英語での表現力
また、マナーも身につくので、上級者にぴったりのトレーニングです。
ディベートは高度なコミュニケーション技術を要求する練習法ですが、その分得られる効果も大きいです。国際的なビジネスシーンでも通用する英語力が身につきます。
勉強法10:英英辞典の活用
英単語の意味や使い方を英語で理解する方法です。日本語の訳ではわからない「ニュアンス(細かい意味の違い)」や「使い分け」が学べます。
例文や発音も確認しながら覚えることで、実際の会話で自然に使える語彙が増えます。英英辞典を使いこなすと、英語で考える力=「英語脳」もさらに強くなります。
上級者レベルになると、単語の微細な違いやネイティブ感覚での使い分けが重要になります。英英辞典はそうした高度な語彙力を身につけるための必須ツールです。
【レベル別】おすすめの英語スピーキングアプリ
初心者から上級者まで、自分のレベルに合ったアプリを使うことで、効果的にスピーキング力を高められます。AIを活用した最新アプリなら、いつでもどこでも英語を話す練習ができるので、忙しい方にもおすすめです。
以下では、レベル別におすすめのスピーキングアプリをご紹介します。
| アプリ名 | 対象レベル | 主な機能 | 料金(月額・税込) | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|
| Speak | 初心者 | AI個別プログラム、発音練習 | プレミアム:3,800円 プレミアムプラス:5,800円 |
7日間 |
| TORAbit | 中級者 | シャドーイング、瞬間英作文 | 3,280円 | 7日間 |
| SUPIFUL | 上級者 | ビジネス英語、AI添削 | 5,478円 | 7日間 |
スピーキングアプリの詳しい比較については、以下の記事をご覧ください。
初心者向け:Speak
「Speak」はAIが個人に合った学習プログラムを提供し、基礎から段階的に練習できるアプリです。発音や基礎的な会話表現を、間違いを恐れずに大量に話して学べます。AIがリアルタイムでフィードバック(その場でアドバイス)をくれるので安心です。特に英語を話す経験が少ない人や、超初級レベルの人に向いています。
Speakの詳しい評判や使い方については、こちらの記事をご覧ください。
中級者向け:TORAbit
「TORAbit」は、シャドーイング(音声を真似して繰り返す練習)と瞬間英作文(日本語をすぐ英語にする練習)を組み合わせた独自メソッドが特徴の英語アプリです。基本的な文法や語彙は理解しているが、実際の会話になるとスムーズに話せない人に適しています。
AIによる添削(間違いのチェック)や表現パターンの学習で、より自然な英語が話せるようになります。スピーキングの「反応速度」や「表現の幅」を広げたい人におすすめです。
TORAbitの評判や効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
上級者向け:SUPIFUL
「SUPIFUL」はビジネスシーンで使える実践的な英語表現や、高度な英作文力を磨く内容が充実している英会話アプリです。AIによる正確な添削で、細かい文法ミスやニュアンスの違いまで指摘してもらえます。
中上級者がさらにレベルアップするために使うアプリとして最適です。外資系企業での英語会議、プレゼン、交渉などを想定したトピックも充実しています。
【レベル別】おすすめのオンライン英会話
英語のスピーキングを伸ばすには、何よりもアウトプットの時間が大事です。
日本にいながら英語を話すなら「オンライン英会話」が一番効率的です。しかし、自分のレベルに合っていないサービスを使うとあまり効果が実感できないかもしれません。
以下の表で、レベル別におすすめのオンライン英会話をまとめました。
| サービス名 | 対象レベル | 講師の特徴 | 料金 | 無料体験 | 営業時間 |
|---|---|---|---|---|---|
| DMM英会話 | 初心者 | 多国籍、日本語対応可 | 月額6,980円〜(税込) | 2回 | 24時間 |
| EFイングリッシュライブ | 中級者 | ネイティブ中心 | 月額8,900円〜(税込) | 7日間 | 24時間 |
| ウィリーズ英語塾 | 上級者 | 高品質な専門講師 | 月額5,000円〜(税込) | 2回 | 6:00〜24:00 |
オンライン英会話の効果について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
初心者向け:DMM英会話
「DMM英会話」は、英語が全く話せない人でも安心して利用できるオンライン英会話です。120か国以上の多国籍講師が在籍しており、異文化に触れながら英語を学べます。
日本語対応可能な講師が多く、初心者が質問しやすくストレスなく学べます。24時間365日いつでもレッスン可能で、予約はレッスンの15分前まで対応しています。
早朝から夕方に予約が取りやすく、仕事や家事の合間でも柔軟に学べます。料金がリーズナブルで、豊富な教材も利用でき、継続しやすいのが特徴です。
初心者におすすめのオンライン英会話について詳しくはこちらをご覧ください。
全く話せない状態からオンライン英会話を始める方法については、以下の記事で解説しています。
DMM英会話の詳しい口コミや評判は、こちらの記事でご確認いただけます。
中級者向け:EFイングリッシュライブ
「EFイングリッシュライブ」は、世界的に展開している大手のオンライン英会話で信頼性が高いサービスです。日常会話だけでなく、実践的なビジネス英語の強化にも対応しています。
中級者がさらに表現の幅や会話力を伸ばすのに適した内容となっています。ネイティブ講師と話す機会が多く、自然な英語に慣れるのに効果的です。
グループレッスンとマンツーマンレッスンを組み合わせたカリキュラムで、多角的にスピーキング力を鍛えられます。国際的な環境で英語を学びたい中級者におすすめです。
EFイングリッシュライブの口コミや効果については、以下の記事で詳しく解説しています。
上級者向け:ウィリーズ英語塾
「ウィリーズ英語塾」は、上級者に向けたハイレベルな指導を提供する専門スクールです。ディスカッションやビジネス交渉、プレゼンなど高度なスピーキング力を養えます。
個別対応で、目的に応じたカリキュラムの柔軟な調整が可能なため、英語での論理的思考力や精度の高い表現力を磨きたい人におすすめです。
ウィリーズ英語塾の詳しい口コミや特徴については、こちらの記事をご参考ください。
おすすめの対面・通学英会話スクール
独学や自由度が高いオンライン英会話では勉強を継続できないという場合は、対面で受講できるスクールの利用も検討しましょう。スピーキングや発音に特化したスクールを紹介します。
ハミングバード
ハミングバードは、英語の発音矯正に特化した老舗スクールとして知られています。 最大の特徴は、「8 Positions」と呼ばれる独自のメソッド。口の形と舌の位置を8つのパターンで組み合わせることで、理論的かつ体系的に発音を学ぶことができます。
ハミングバードのカリキュラムは、4段階のレベル別レッスンで構成されています。また、レベルに応じて日本人講師とネイティブ講師が指導を行うため、段階的に自然な英語発音を身につけることができます。
さらに「パワーレビューシステム」も大きな特徴。レッスンの内容が全て録音されるので、自分の発音を聞きながらいつでも復習できます。
GSET(ジーセット)
GSETは、英語ネイティブによる1対1の徹底したマンツーマントレーニングを提供するスクールです。
GSETの学習プログラムの特徴は、週1回の対面レッスンと週6回のオンラインドリルで構成される短期集中型学習であること。定期的な直接指導と日々の自習を両立させ、効果的な発音改善や英語思考を身につけることを実現します。
料金プランは57,200円(税込)の1種類のみで、強引な勧誘や入会金・教材費がかかることが不安な人にもおすすめです。
TEPPEN ENGLISH
TEPPEN ENGLISHは、AIが15項目のパーソナルデータに基づいて最適化された課題を作成してくれることが大きな特徴です。効率よくスピーキング力アップを目指せます。
コーチングサービスでありながらグループレッスンがあることや、発話時間が多いのもTEPPEN ENGLISHの特徴。アプリや外国人講師との会話による発話時間は月間30時間にものぼります。日ごと、週ごと、月ごとに変わる3種類のミッションをクリアしていくことで、着実に成長を実感できます。
英語のスピーキング勉強の効率を上げるポイント3つ
どんなに良い勉強法を実践しても、効率的に進めなければ時間がかかってしまいます。以下の3つのポイントを意識することで、スピーキング学習の効果を最大化できるでしょう。
ひとつずつ見ていきましょう。
ポイント①:スピーキングテストで実力を「可視化」する
スピーキングテストやAIによるフィードバックを使って、自分の実力を「見える化」することで効率よく学習できます。録音して聞き返すことで、発音・話すスピード・言い回しのバリエーションなど、改善すべき点がはっきりします。
自分の弱点や成長ポイントがわかると、次に何を勉強すればいいかが明確になります。主観的な「なんとなく上達した気がする」ではなく、客観的なデータで進歩を確認することが重要です。
定期的に自分のスピーキングを録音して分析する習慣をつけると、効率的に弱点を克服できるようになります。
無料のスピーキングテストは「weblioスピーキングテスト(英会話力診断)」がおすすめ!
ポイント②:目的を明確にする
「なぜ英語を話せるようになりたいのか?」を具体的に決めると、やる気が続きやすく、学習内容も絞れます。
- 「仕事で英語を使いたい」
- 「旅行で困らない会話をしたい」
- 「海外赴任が控えている」など
目標がはっきりすると、必要な表現や教材も選びやすくなります。
また目的が決まっていると、無駄なく効率よく学習できるようになります。「何のために」が明確だと、困難な練習も乗り越えやすくなるでしょう。
ポイント③:非言語的要素(ノンバーバル)を意識する
英語でうまく意思疎通するときは、言葉以外の非言語的要素も重要です。
- 表情
- ジェスチャー
- 目線 など
これらを意識すると、より伝わりやすく、自然なコミュニケーションができます。
オンライン英会話や会話の練習の中で、相手の反応を見ながら自分の身ぶりや表情も磨いていくことがポイントです。非言語的なコミュニケーションは、言葉以上に相手に強い印象を与えることもあります。
まとめ
英語スピーキングは、正しい勉強法と継続的な練習で必ず上達できるスキルです。日本人が苦手とする理由を理解し、自分のレベルに合った練習法を選ぶことが成功の鍵となります。
まずは「伝わる英語」を目指し、完璧主義にならずたくさんアウトプットしていくことが大切です。間違いを恐れずに練習を続ければ、必ず英語で自信を持って話せるようになります。

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【編集部メンバー】
・高校時代、英語の偏差値40台が勉強と半年の留学でTOEIC870点を取得
・オーストラリアの大学院卒業で留学経験があり、英検準1級取得
・前職が中学校・高等学校の英語教諭でIELTS Overall 7.0取得
・中学生でインターナショナルスクールに編入し、英検2級を取得。






































