日常英会話レッスンの内容と特長
Weblio英会話の日常英会話(Daily Conversation)コースは、日常生活の中の何気ない会話でよく話題に上る種類のテーマを中心に扱う英会話レッスンです。「映画・テレビ」「音楽」「動物とペット」、「歴史と文化」「文学と芸術」など、幅広い話題を取り上げます。
テキストの内容は「会話を模したセリフ」と「その会話内容に関連する質問」で構成されています。会話部分は雑談の1場面を切り取ったような内容で、これを講師と受講生でロールプレイング形式で読み合わせることによって、英会話の基礎的な流れや、受け答えのリズムなどが身につきます。雑談に必要な話題力や、その話題を英語で言うための表現力なども身につきます。
日常英会話コースは、初心者や中級者の方の、英会話に慣れるための入り口としてオススメです。たとえば、英会話の大まかな感覚を身につけたいと考えている初心者の方、海外の方と英語でコミュニケーションをとりたいと考えている方、仕事用の英語表現だけでなく日常生活向けの英語表現も身につけたいと考えている方などにはうってつけです。
日常英会話レッスンはこんな方におすすめです
・英会話の初心者だけど実践的な会話の練習をはじめたい
・英会話レッスンを通じていろいろな話題に接したい
・具体的な会話形式のレッスンを積み重ねたい
・英語の会話力・コミュ力・雑談力を高めたい
コース内のユニット(レベル別構成)について
Weblio英会話の一般英会話コースで扱うテキストは、英語レベルに応じて異なるユニット(テキスト群)が用意されています。
各ユニットに含まれているレッスンのテーマ構成は、どのユニットも同じです。つまり、どのレベルのレッスンを受けても同じテーマで学べます。ただ、本文の内容は英語レベルに応じてユニットごとに違いがあります。
テキストの「会話」部分のレベル別特徴
● Beginner(初心者向け)ユニット : シンプルな表現を使った短文が中心です。
● Intermediate(中級者向け)ユニット:やや長文も含む充実した内容です。
● Expert(上級者向け)ユニット:こなれた表現も含んだ実践向きの内容です。
テキストの「質問」部分のレベル別特徴
● Beginner(初心者向け)ユニット :Yes / No や1単語で回答できるシンプルな質問が中心です。質問内容を正しく読み取り理解することに専念できる内容です。
● Intermediate(中級者向け)ユニット:5W1H 型の質問が中心となります。回答を通じて英語の文章をしっかり組み立てて叙述する練習ができます。
● Expert(上級者向け)ユニット:「あなたはどう思いますか?」という風に意見を求められる質問が増えます。自分の考えを英語でアウトプットする訓練向けです。
※ 初学者向けの「Beginner」ユニットにも、分からない単語や言い回しが出てくる場合があります。たとえば Piggy Bank(=貯金箱)という単語は、日本人なら知っている人より知らない人の方が多いかもしれません。……でも、初学者向けユニットの中に自分の知らない単語があったからといって落胆する必要はありません。そうした場合はすかさず講師に「これはどういう意味ですか(What does this mean?)」と質問しましょう。そうして丁寧な解説を聞けば、Piggy Bank の意味は完璧に記憶に定着します。もう忘れません。レッスン中に出会う不明点は絶好の学習チャンスです。上手に活用しましょう。
日常英会話コースに含まれるタイトルの具体的内容
日常英会話コースでは合計20タイトルのテキストが用意されています。タイトルの構成はどのユニットでも同じです。趣味の話題から生活・社会に至るまで、幅広い話題に冠する英会話のシミュレーションが日常英会話コースで体験できます。
日常英会話コース全20タイトルの一覧
- 映画とテレビ (Movies and Television)
- スポーツ (Sports)
- 食べ物と食卓 (Food and Dining)
- 音楽 (Music)
- 趣味 (Hobbies)
- 動物とペット (Animals and Pets)
- 旅行 (Travel)
- テクノロジーとインターネット (Technology and Internet)
- ブームと旅行 (Fads and Trends)
- お祝いと祝日 (Celebrations and Holidays)
- 環境と自然災害 (Environment and Natural Disasters)
- 教育と言語 (Education and Languages)
- 経済と暮らし (Economy and Livelihood)
- 歴史と文化 (History and Culture)
- 文学と芸術 (Literature and Art)
- コミュニティとソーシャルワーク (Community and Social Work)
- お金と予算 (Money and Budgeting)
- 健康 (Health)
- 交通と乗り物 (Traffic and Transportation)
- 仕事と雇用 (Jobs and Employment)
日常英会話コースの特長
Weblio英会話の日常英会話コースの特長は、何といっても、多岐にわたる実践的な話題を扱っているという点です。1ユニット(全20レッスン)を一通り受講すれば、かなり幅広い場面で「その話題について英語で会話をした経験がある」と思えるようになります。これは大きな自信につながります。会話内容を問わず、物怖じせずに積極的に会話する姿勢が身につきやすくなります。
また、日常英会話コースは「Beginner(初心者向け)」「Intermediate(中級者向け)」「Expert(上級者向け)」と、全レベル向けのユニットが揃っている点も特長です。英会話の初心者にも、中~上級者にも、それぞれ適切な難易度のレッスンが受けられます。
日常英会話コースで扱うトピック(タイトル)は、どのユニットでも同じなので、どのレベルのユニットに取り組んでも「学び漏らし」が生じることなくトピックを網羅できます。
各タイトルの内容は、ユニットごとに違います。同じ話題を扱いますが具体的な本文の内容はレベルに応じた違いがあります。そのため、同じ日常英会話コースの各ユニットを段階的にレベルを上げてゆくというレッスンの進め方も可能です。
・まずは英会話初心者向けの「Beginner(初心者向け)」を一通り受講し、英会話そのものに慣れる。
・次に「Intermediate(中級者向け)」のレッスンを受け、やや長文も交えた英会話の力を身につける。
・さらに「Expert(上級者向け)」のレッスンを通じて、会話の中で自分の意見を伝える力をはぐくむ。
無理のない難度から徐々に難易度を上げ、同じ話題について(全く同じではない本文内容で)学ぶ、という学習方法は、より深い知識や理解を得るために有意義な方法です。ぜひお試しください。
日常英会話コースと他のコースとの違い
Weblio英会話では、学習目的に応じたさまざまな種類のレッスン教材を用いるコースが選べます。たとえば、「レベル別教材」をはじめ「ビジネス英会話」や「発音」「英文法」、「ニュース教材」などのコースがあります。「日常英会話」もそのひとつです。
日常英会話コースと他のコースを比べた場合、それぞれコースに応じて学習内容(注力する分野)が違うのはもちろんですが、加えてテキストの構成にも違いがあります。
多くのコースでは、テキストは基本的に「設問」を中心とした授業のような形式でレッスンを進める構成になっています。これに対して、日常英会話コースでは、会話の読み合わせ(ロールプレイング)と、会話に関連した内容の自由英作文が中心です。つまり、より実践的な「英会話の練習」といえるレッスン内容になっています。
日常英会話コースは、「英語を使った会話の練習を何よりも重視したい」という方にとって最適といえるでしょう。
日常英会話コースの手前に「レベル別教材」コースで基礎固め、もオススメ
日常英会話コースのテキストは、他の英会話コースと比べても実践的な会話に近い形式です。そのため、英会話レッスンを初めて受ける方にとっては、少し取っつきにくさが感じられるかもしれません。
「日常英会話コースは魅力的だけど、初めてのオンライン英会話ですぐに会話の練習ができるかどうか不安」と感じている方や、「会話の練習もしたいけど、基礎から復習して英語への苦手意識を克服したい」と感じている方は、はじめに「レベル別教材(Per Level)」コースを受講されてみてはいかがでしょうか。
まずは「レベル別」コースの初級~中級編を受けて、オンライン英会話のレッスンそのものに慣れましょう。その上で日常英会話コースを受講すれば、より効果的な充実したレッスンにすることができるはずです。
「レベル別(Per Level)」コースとは?
Weblio英会話の「レベル別教材(Per Level)」コースは、英会話に求められる基本的なスキルや知識を学ぶことを目標とするコースです。発音の練習、文法の理解、頻出の単語やイディオムの学習、文章の読解力を高める練習、などなど、さまざまな学習内容が英語レベルに応じて散りばめられています。
レベル別教材コースは、「入門(Entry)」「初心者向け(Beginner)」「中級者向け(Intermediate)」「上級者向け(Expert)」の4段階のユニットで構成されています。
「入門(Entry)」レベルは、英語や英会話に対する苦手意識を克服する取っ掛かりとして最適です。「本当に英語の初心者」「本当に英会話は苦手」と感じている方にお薦めです。英語の基礎は学校で習ったけど会話は不慣れ、という方は、より上のレベルから始めても大丈夫でしょう。「これなら簡単かな」と思えるくらいのレベルを選びましょう。
※ 「日常英会話」コースに含まれるタイトルは、どのユニット(レベル)でも同じですが、「レベル別教材」コースではユニットごとにタイトルが異なります。「レベル別教材」コースのテキストも、幅広いシチュエーションを題材としておりますので、日常英会話の雰囲気や感覚なども感じていただけます。
レベル別教材の各レベル(ユニット)の主な内容
Entry(入門)レベル
「Entry(入門)」は、英会話をイチから学び始めたい方のための導入編です。英語や英会話を基礎の基礎から学びたい、という方にお勧めです。
「Entry(入門)」のレッスンの内容は、英語の短文の音読や、簡単な自己紹介の練習などが中心です。英文には日本語訳がついているので安心です。どの英文も、基礎的な単語とシンプルな構文だけで構成されています。単語力や英文法の知識といった部分に悩むことなく、英会話の第一歩である「英語を口に出して話す練習」に専念できます。
学校の授業でひととおり英語の基礎を学び、読み書きなら多少はできるという方には、この Entry レベルはあまりにも簡単と感じてしまうかもしれません。そのときは、1段回上の「Beginner」から始めてみてもよいでしょう。
Beginner(初心者向け)レベル
「Beginner(初心者向け)」では、英会話でよく使われる基礎文法を意識しながら、英会話に頻出する単語やフレーズを学んだり、表現力を身につけたりできます。
レッスンでは、例文を音読したり、イラストを見ながら英文を完成させる練習、講師の質問に答える形での会話練習などが行われます。基本的な表現パターンを学んだ上で、自分で文章を作ることにより、英会話の基礎固めができます。
Beginner(初心者向け)レベルは、オンライン英会話に慣れたいという方に広くお勧めできるユニットです。日常英会話コースを始める前の「慣らし」としても最適です。
Intermediate(中級者向け)レベル
「Intermediate(中級者向け)」では、より実践的な英語の読解力・理解力が鍛えられます。各レッスンは「ビジネス」「環境」といった特定のテーマが設定されています。その話題に関連する単語やフレーズを学びながら、少し長めの文章や会話文を音読したり、講師の質問に答えたりして、会話での発信力も身につけます。
「Intermediate(中級者向け)」では、会話文にも設問にも日本語訳がつきません。英文を音読しながらその内容を理解することも、慣れるまでは大変かもしれません。でも、だからこそ、レッスンをひととおり終えれば、自分に自信が持てるだけの英会話力が身についていることが実感できるはずです。
Expert(上級者向け)レベル
「Expert(上級者向け)」は、英会話の基礎はすでに身についているレベルの方が、より高度な英会話スキルを身につけることのできるユニットです。こなれた表現・熟語・フレーズなどを学んだり、図表(グラフ)から読み取れる情報を叙述したり、抽象的な質問に回答したりして、より高度な表現力・発信力に磨きをかけます。
「Expert(上級者向け)」のレッスン内容は、日常英会話コースの同「Expert(上級者向け)」より難度が高いかもしれません。日常英会話コースを一通り受講し終えた後、このレベル別コースの Expert に挑んでみるのもよいかもしれません。