TOEFL点数別の勉強法! オンライン英会話でどう勉強する?

TOEFLは、「英語を母国語としない人の英語力」を判断する試験です。英語圏の学校に進学する際の英語力を測る基準となっているため、海外留学・進学を検討している方には必須のテストと言えます。一般的にTOEFLとは、インターネット上で実施する「TOEFL iBTテスト」を指します。ペーパーテスト形式の「TOEFL PBTテスト」や高校・大学の団体専用の「TOEFL ITPテスト」などもありますが、日本国内で個人でTOEFLを受ける場合は「TOEFL iBTテスト」です。
TOEFL iBTテストは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの各4技能のスコアが0~30で採点され、120点満点で評価されます。TOEFLテストの目指す点数ごとに、勉強するべきこと、勉強法、そしてWeblio英会話をどう活用したらいいかを解説していきます。

【初級者】60点(4技能それぞれ 15点 ずつ)を目指す時の勉強法

TOEFL対策で勉強するべきこと

初めてのTOEFLの受講を考えている方は、まずは120点満点の半分である60点を目指しましょう。60点というスコアは、一般的に英語圏の短期語学研修に参加する際に必要なレベルとされています。

・リーディング

 制限時間内に全部に目を通そうとするのではなく、オーバーしてでも1文1文の意味を理解することが重要です。正答率は半分で良いので得意な問題形式に時間をあて、苦手な形式の問題には適当な答えを選択するといった作戦も立てておきましょう

・リスニング

まず始めに、英語を聞き取る力をつけていきましょう。問題を解くような実践練習の前に、英文を声に出して読むようにしましょう。声に出して読むことで元の音声をしっかり聞き再現する必要があるので、聞き取り力がグンと上がります。問題の原稿を見ながら音読するオーバーラッピングや、流れる音声の後に続いて読んでいくシャドーイング等が効果的です。

・スピーキング

 相手に自分の言っていることが伝わっている状態が必要です。客観的に確認すためには、自分の話している音声を録音し、聞き直してみることです。基礎的な発音や文法を使って話す練習のために、オンライン英会話でフィードバックをもらうことも効果的です。

・ライティング

 制限時間内に多少誤りがあったとしても、文字数制限に近づいた状態を目指しましょう。「自分の意見」の理由が甘かったり、内容理解に誤解があったとしてもまずは英文を書くということが大切です。単語も問題内で使われていたものを積極的にしようして、スペルミスや文法ミスの減点を極力減らしましょう。

Weblio英会話でどんなTOEFL対策ができるか

単語の勉強の際は、TOEFLレベルに合わせた単語帳の他、Weblioの単語帳を使ってみましょう。勉強中に調べた単語をそのまま単語帳に記録し、復習することができます。
リスニングの練習は、Weblio英会話のニュース教材を使ってやってみましょう。Weblio英会話ではニュース教材にリスニング音声がついていますので、レッスンの予習や復習の際にリスニング音声を使ってシャドーイングを実践することもできます。

【中級者】80点(4技能それぞれ 20点 ずつ)を目指す時の勉強法

TOEFL対策で勉強するべきこと

自分の英語の力試しとしてTOEFLの受講を考えている方は、80点を目指してみましょう。80点というスコアは、一般的に英語圏の中堅大学への入学・国内の一流大学、国際学部系への入学の際に必要なレベルとされています。

・リーディング

  演習問題では、制限時間(長文1問18分)内で全ての問題を解くことを目指しましょう。もし時間が足りず、適当に答えてしまったものは印をつけ再度ゆっくり時間を取って見直しましょう。解き終わった後は、全文和訳を確認し、自分の理解との差を埋めていきましょう。

・リスニング

 問題が流れている際に、「頭の中でシャドーイング(声を出さずに流れた音声を追っていく)」を意識してみましょう。聞き逃していた細かい情報に気づけるようになるはずです。知らない表現が出てきたらすぐに調べて、覚えるようにしましょう。Weblio英和和英辞典の単語帳、例文帳もぜひご活用ください。

・スピーキング

 本番と同じく、準備時間と話す時間を守って、録音を行い自分の声を聞いてみましょう。沈黙や、「アー」といったセリフを減らすことが重要です。オンライン英会話のカジュアルトーク教材で自分の意見を瞬時に英語で話すといった練習も効果的です。

・ライティング

 制限時間内で書き終わることを意識しましょう。細かいミスは仕方ないので、文章の意味が変わってしまうような大きなミスがないようにしましょう。自分の意見を裏付ける理由・具体例は2つ以上、内容理解では1度で正確に理解し、まとめられるようになりましょう。

Weblio英会話でどんなTOEFL対策ができるか

単語の勉強の際は、TOEFLレベルに合わせた単語帳の他、Weblioの単語帳を使ってみましょう。勉強中に調べた単語をそのまま単語帳に記録し、復習することができます。
リスニングの練習は、Weblio英会話のニュース教材を使ってやってみましょう。Weblio英会話ではニュース教材にリスニング音声がついていますので、レッスンの予習や復習の際にリスニング音声を使ってディクテーションやシャドーイングをしてみるといいかもしれません。
文法力、読解力を上げるには、英会話レッスン中の読み上げ時、読みながら同時に意味を理解することを意識するとよいでしょう。

【上級者】100点(4技能それぞれ 25点 ずつ)を目指す時の勉強法

TOEFL対策で勉強するべきこと

英語に対して自信があり、将来的に海外への進学、就職をみこしてTOEFLの受講を考えている方は、100点を目指していきましょう。100点というスコアは、一般的に英語圏の一流大学に入学する際に必要なレベルとされています。

・リーディング

 演習問題を解く際は、制限時間厳守で取り組みましょう。単語問題も割合は少ないですが確実にスコアにつながるため、並行して覚えていきましょう。TOEFLの出題パターンとして、「一番言いたいことは何か」を読み取る問題が多いです。筆者が伝えたいメッセージは何かを一番に意識して読んでいきましょう。

・リスニング

 ほとんどの英語を聞きとれているレベルの方に、最後に必要なのは集中力と記憶力です。多くの問題を解くことで、出題傾向をつかみましょう。「きっとここが問題になるな」と予想がつけられるようになると、気持ちも楽に取り組めるようになってきます。

・スピーキング

 本番の時間制限を厳守して、自分の音声を録音したものを聞き返してみましょう。理由や具体的な例をいれて「自分の意見を述べる」/ 読んだ内容と聞いた内容の対比をいれて「内容をまとめる」ということができている必要があります。発音に関しても日頃の英会話から抑揚やイントネーションを意識していきましょう。

・ライティング

 細かいミス(文法・スペル)での減点を極力なくし、必ず制限時間内で解き切る練習をしましょう。自分の意見を裏付ける根拠は、客観的な視点で入れましょう。内容理解では、リーディングとリスニングの内容の対比の上で、リスニングの方を細かく正確に書いたほうが好ましいです。単語もリーディング内で使われているものの言い換えができたら素晴らしいですね。

Weblio英会話でどんなTOEFL対策ができるか

単語の勉強の際は、TOEFLのレベルに合わせた単語帳の他、Weblioの単語帳を使ってみましょう。上級者ではとにかく単語のとりこぼしをしないことが大切ですので、意味が分からず調べた単語は復習できるように記録することが大事です。

オンライン英会話では、自分の興味のあるトピックのものを選んで、進めていきましょう。とにかく英語に触れる機会を増やすことが大事ですし、覚えた単語や文法も使っていかないと定着しないので、高得点を目指すために英会話レッスンを活用するとよいでしょう。

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ぜひWeblio英会話を使って効率的にTOEFLの点数を上げていきましょう!