英語の資格として日本国内では英検やTOEICと並んで知名度が高いTOEFL。
大学入試や海外留学だけではなく、就職活動や転職活動でも活躍するため、少しでも高得点を獲得しようと、日々勉強している人はとても多いです。
そんなTOEFLの対策をするために活躍するのが、塾や英会話スクールです。独学で対策をするよりも、お金はかかりますが、効率的に勉強を進めることができます。
しかし、TOEFL対策の塾や英会話スクールは数が多いので、どこを選んだら良いのかわかりませんよね。
そこでこの記事では、TOEFL対策におすすめの塾や英会話スクールを厳選して紹介します。
TOEFLの勉強で独学をおすすめしない理由や、教室の選び方についても紹介しているので、TOEFLの勉強をこれから始めてみようと思っている方にとっては必見の内容です。
この記事の目次
TOEFLについて
スクールや塾選びの前に、まずはこれから受験するTOEFLについての理解度を高めることは非常に重要です。
ここではTOEFLについて、よく頂く疑問に対しての回答を紹介します。
TOEFLとは
TOEFL(Test of English as a Foreign Language)は、アメリカの教育試験サービス(ETS)が開発・運営する英語能力試験です。主に英語圏の大学や大学院への入学を目指す非英語圏出身者が受験し、その英語力を証明するために利用されます。試験は4つのセクション(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)から構成され、それぞれのスキルを総合的に評価します。これまでに世界で延べ3,500万人以上、日本では100万人以上が受験しています。TOEFLには2種類あり、TOEFL iBTとTOEFL ITPです。ともに英語力を測定する試験ですが、TOEFL iBTは個人用試験、TOEFL ITPは団体用試験と大きな違いがあります。TOEFLというとTOEFL iBTを指すことが多いです。
TOEFLの難易度はどれくらい?
TOEFLの難易度は、英検やTOEICと比較しても高いとされています。留学に必要なTOEFLスコアは60点以上と言われていますが、英検に換算すると、2級以上となります。TOEICに換算すると700点前後となります。海外大学への出願範囲が広がる80点以上では、英検に換算すると準1級以上、TOEICに換算すると830点以上となります。
TOEFLとTOEICの違いとは
TOEFLの目的は、主に英語圏の大学や大学院への入学を目指す非英語圏出身者が英語力を証明するために利用されることです。一方、TOEICの目的は、ビジネスシーンでの英語コミュニケーション能力を測ることです。そのため、TOEFLはアカデミックな英語力が求められるのに対し、TOEICはビジネス英語力が重視されます。
試験形式にも違いがあり、TOEFLは4技能を測定しますが、TOEICはリスニング&リーディング、スピーキング&ライティングと分かれており、2技能を測定します。つまり4技能を測るためには2回テストを受ける必要があります。
TOEFL試験方法
TOEFL試験は、主にインターネットベースで実施されます。パソコンを使用して受験するため、タイピング能力やマウス操作が必要となります。また、スピーキングセクションでは、マイクを使用して録音されるため、発音やアクセントにも注意が必要です。
TOEFLの試験内容
TOEFLは4つのセクション(リーディング、リスニング、スピーキング、ライティング)から構成されています。試験時間は約3時間で、リーディングから始まり、次にリスニング。10分休憩後、スピーキングから始まり、最後ライティングとなります。各セクション30点満点で合計120点満点の試験です。
リーディング
リーディングセクションは制限時間54分~72分で、700文字程度のアカデミックなトピックの長文読解問題が3~4つ出題されます。各問題に10問の設問があります。
リスニング
リスニングセクションでは制限時間41分~57分で、講義と会話の2種類の問題で構成されています。
講義問題は時間として各3~5分、語数で約500~800語の問題が3~4つ出題されます。各問題に6問の設問があります。
会話問題は時間として各3分程度の問題が2~3つ出題されます。各問題に5問の設問があります。
スピーキング
スピーキングセクションは制限時間17分で、身近な話題に関して意見を述べるIndependent Taskと資料の内容を聞いたり、読んだりして要約して解答するIntegrated Tasksで構成されています。
Independent Taskは設問は1問で、準備時間15秒、解答時間45秒で問題に対する解答、意見および理由を論理的に述べる必要があります。
Integrated Tasksは①読む+聞く→話す問題が2問 ②聞く→話す問題が1問で構成されています。
読む+聞く→話す問題は準備30秒、解答60秒で要約して解答します。
聞く→話す問題は準備20秒、解答60秒で要約して解答します。
ライティング
ライティングセクションもスピーキング同様、Integrated TaskとIndependent Taskで構成されており、タイピングで解答する形式となります。
Integrated Taskは制限時間20分で、英文を読解し、リスニングした内容を150〜220文字で要約してエッセイ形式で書く問題が1問出題されます。
Independent Taskは制限時間30分で、設問に対して自分の意見を300文字以上で記述する問題が1問出題されます。
TOEFLの日本での受験費用
日本でのTOEFL受験費用は245ドルです。通常の申込締切以降だと285ドルとなります。また日程や会場の変更を希望する場合は、追加で60ドル必要です。キャンセルの場合には、受験料の50%を支払わなければなりません。
TOEFLの受験費用は日本円ではなくアメリカドルで支払うため為替相場の影響を大きく受けます。現在2023年5月現在は1ドル約135円のため、通常で約33,075円となります。
TOEFLの2023年試験日程
TOEFL iBTには受験方法として2種類あります。会場受験と自宅受験です。それぞれについて説明します。
会場受験
会場で実施するTOEFL iBTテストは、全国各地の会場で実施されています。年間50日程度で平日の実施は基本的にはなく土日に実施されています。
試験開始時間は午前中が多いですが、土曜日は午後の実施も行われており、午前午後合わせると年間で計80回以上実施されています。
テスト日・会場は、約6ヶ月先の日程の中から選択することができます。
2023年のTOEFLの日程は以下の通りです。
1月 | 7(土)、14(土)、21(土) |
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2月 | 4(土)、25(土)、26(日) |
3月 | 4(土)、18(土)、19(日)、25(土) |
4月 | 1(土)、15(土)、26(水)、29(土) ※26日と29日は会場限定 |
5月 | 6(土)、13(土)、20(土) |
6月 | 3(土)、4(日)、10(土)、24(土) |
7月 | 8(土)、9(日)、15(土)、22(土)、23(日) |
8月 | 5(土)、19(土)、26(土)、27(日) |
9月 | 9(土)、10(日)、16(土)、17(日)、24(日) |
10月 | 7(土)、14(土)、21(土)、22(日)、28(土)、29(日) |
11月 | 4(土)、11(土)、12(日)、18(土) |
12月 | 2(土)、3(日)、9(土)、16(土)、17(日) |
自宅受験
週4日、24時間体制で実施されています。開始時間は一律ではなく、空き状況に応じて10分ごとの開始枠から受験者が自由に選ぶことができます。
約6ヶ月先の日程の中から、受験日時を選択することができます。
TOEFLの2023年試験会場
TOEFLでは、申込の際に受験地を選ぶことができます。全国27の都道府県、60を超える会場での受験が可能です。
こちらでは、その試験会場をまとめています。
予告なく変更・追加される場合もあるため、最新の試験会場情報はプロメトリック(株)の確認もおすすめします。
北海道/東北
北海道 | イーエデュケーションズ 札幌テスティングセンター、北海道大学札幌キャンパス 情報教育館2F |
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福島 | 郡山虎丸町テストセンター |
秋田 | 国際教養大学 |
宮城 | 仙台テストセンター |
関東/甲信越
神奈川 | 本厚木駅北口テストセンター、新横浜テストセンター、横浜駅きた東口テストセンター、矢沢学園菊名テストセンター、川崎ソリッドスクエアテストセンター |
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埼玉 | 大宮駅東口テストセンター、川越駅東口テストセンター、新越谷テストセンター、熊谷駅北口テストセンター |
千葉 | 市川駅前テストセンター、八千代勝田台テストセンター |
栃木 | 宇都宮駅東テストセンター |
群馬 | 太田駅北テストセンター |
新潟 | 長岡テストセンター |
山梨 | (山梨流通センター内) システムインナカゴミPCスクール |
東京 | 御茶ノ水ソラシティテストセンター、テンプル大学 ジャパンキャンパス、西新宿・都庁前テストセンター、本郷三丁目テストセンター、代々木駅前テストセンター、秋葉原昭和通り口テストセンター、田町テストセンター、早稲田大学、ベネフル飯田橋テストセンター、池袋西武テストセンター(PCカレッジ)、立川駅北口テストセンター、ペガサスキャリアスクール |
東海/近畿/北陸
静岡 | 静岡駅南口テストセンター、浜松駅西テストセンター |
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愛知 | 名古屋駅前テストセンター、名古屋栄テストセンター |
石川 | 金沢近岡テストセンター |
三重 | 津駅東口テストセンター |
京都 | 京都烏丸御池テストセンター、四条烏丸テストセンター |
奈良 | 奈良テストセンター |
大阪 | 中津テストセンター、なんばテストセンター、PCカレッジ東梅田校、堺市テストセンター |
兵庫 | 三宮駅前テストセンター、姫路駅南口テストセンター |
中国/四国
広島 | 広島クリスタルプラザビルテストセンター、広島駅前テストセンター、AICJ中学・高等学校 |
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高知 | 高知県庁前テストセンター |
九州/沖縄
福岡 | 博多駅前三丁目テストセンター、FSAC 天神テストセンター、久留米東町テストセンター |
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宮崎 | モノリス宮崎テストセンター |
鹿児島 | 鹿児島中央テストセンター |
熊本 | 熊本テストセンター |
沖縄 | 那覇港町テストセンター |
2時間版TOEFLテストとは
教育団体ETSは2023年7月26日以降のTOEFL iBTテストの受験時間が従来の3時間から約2時間に短縮されることを発表しました。
ここでは簡単に変わること・変わらないことを紹介します。より詳しい情報を知りたい方はETS Japanをご確認下さい。
TOEFL iBTテストの変わること
・テスト中のインストラクションとナビゲーションの簡素化
・ライティングセクションでは、従来のIndependent taskに代わり、Writing for an Academic Discussion taskを導入。これにより解答時間が30分→10分に短縮
・リーディングセクションの短縮
・リーディング、リスニングのスコアに加算されない問題(ダミー問題)の撤廃
TOEFL iBTテストの変わらないこと
・スコアスケール(0-120満点)
・受験料
TOEFLの勉強で独学をおすすめしない理由

基本的にTOEFLの対策を独学で進めることはおすすめしていません。
TOEFL対策として塾や英会話スクールに通うことは、お金がかかるため、経済的には確かなデメリットがあります。
しかし、それでもTOEFLの対策を独学で進めることをおすすめしない理由が3つありますので、ここではそれを紹介します。
遠回りになる可能性がある
独学でTOEFL対策をしようとすると、目標の点数へと遠回りした勉強方法を実践してしまう可能性があります。
TOEFLに限らず、資格の勉強は少しでも効率よく進めていくことが大切です。学生も社会人も、1日の多くの時間をTOEFLに割くことが難しい人が多いでしょうから、少しでも短い時間で点数を伸ばせるように勉強するべきです。
そこで、TOEFL対策の塾や英会話スクールを利用すれば、担当の講師や学習アドバイザーから、おすすめの勉強方法や教材を紹介してもらったり、教室によっては自分だけの学習カリキュラムを組んでもらえることもあります。
当然、英語学習のプロに提供してもらった勉強方法や学習カリキュラムなので、自分に最適でかつ最短距離でTOEFLの点数を伸ばせるようになります。
しかし、独学でTOEFL対策をするとなると、プロからのアドバイスが何もない状態で勉強を進めることになるため、勉強方法や勉強計画を自分で考える必要があります。
その場合、自分が本来するべきではない勉強をしてしまったり、自分には合っていない勉強方法や学習計画を実践してしまう可能性があります。
少しでも時間を無駄にしないためにも、独学ではなく塾や英会話スクールを用いてTOEFL対策をすることをおすすめします。
質問できる環境が整っていない
独学でTOEFL対策をする場合、周りに高得点を獲得した人やネイティブレベルの英語話者がいない限りは、TOEFL対策の質問ができる環境が整っていないことが多いでしょう。
少しでもスムーズにTOEFL対策を進めていくためには、自分では解決できないような疑問が見つかったら、後に引っ張らずにすぐに解決できる環境を整えることが大切です。
そこで、TOEFL対策の塾や英会話スクールを活用すれば、わからないことがあったときに、自分の担当の講師や学習アドバイザーなどにすぐに相談できるようになります。
英語学習に慣れていない人の場合は、自分では解決できないことを放置しておくと、そのまま英語学習に挫折してしまい、英語が嫌いになってしまう可能性もあります。
そのため、特に初めてTOEFL対策を始める人の場合は、塾や英会話スクールを活用して、英語学習のプロにいつでも質問や相談ができる環境を整えるようにしましょう。
やる気の維持が難しい
TOEFL対策を独学でする場合、周りに一緒に勉強を頑張る仲間や勉強をサポートしてくれる人がいない限り、1人でひたすら勉強することになるので、やる気の維持が難しいです。
一方で、塾や英会話スクールに通ってTOEFL対策をする場合は、教室に通っている他の受講生や講師がいるため、やる気の維持がしやすいです。
教室に通っていれば、他の受講生と一緒にやる気を高めあったり、講師に学習の管理をしてもらいやすくなりますが、独学の場合はそれが一切できません。
特に学習状況を自分で完全に管理することは難しいものです。計画通りに勉強すること自体が難しく、計画通りに勉強できなかった場合の立て直しも難しいのです。
そのため、独学の場合は一度立てた計画通りの勉強ができなくなってしまうと、そのままやる気を失ってしまう可能性が高いのです。
しかし、TOEFL対策の塾や英会話スクールを利用していれば、上手く勉強を進められなかったとしても、すぐに相談することで、新しい学習方法や計画を提案してもらえます。自分は提示してもらった勉強方法や計画をひたすら実践し続けるだけなので、やる気の維持もしやすいのです。
TOEFL対策をするスクールの選び方

TOEFLの対策に独学が向いていないことは上記の通りですが、とは言っても、TOEFL対策に対応している塾や英会話スクールはとても多くあるので、どのようにして教室選びをしたら良いのかわかりませんよね。
ここでは、TOEFL対策のための塾や英会話スクールの選び方の基準を全部で4つ紹介します。以下に紹介する塾や英会話スクールがお近くにない場合は、以下の4点を意識して教室選びをしてみましょう。
レッスン形式・受講スタイル | 自分の性格や生活環境にあったものを選びましょう! |
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TOEFL対策のコース内容 | 目標点数の取得に向けて、どの技能対策をすべきか把握し、自分に足りていない技能の対策がしっかりとできるものを選びましょう! |
受講料金 | 学習効果を高めるためにも、どのくらいの期間と費用が必要か把握し、無理なく継続できるものを選びましょう! |
体験レッスン | 受講者によって合うものは異なります。HPや口コミ情報だけでなく体験することで得られるものがありますので、体験してマッチ度合いを自身で確認しましょう! |
スクールのレッスン形式
まず最初はレッスン形式や受講スタイルは何が理想かを考えてみましょう。
ひと口にTOEFL対策の塾や英会話スクールと言っても、様々なレッスン形式や受講スタイルがあります。
1対1での英会話スクールのようなパターンもあれば、大学受験予備校のように集団で授業を受けるパターン、授業ではなくコーチングのような形で勉強をサポートしてくれるパターンなど、教室の数だけレッスン形式が存在します。
同じレッスン形式でも、校舎での対面授業をする場合もあればZoomなどのアプリを利用したオンラインでのレッスンの場合もあります。
自分にぴったりなレッスン形式は、その人の性格や生活習慣などによってそれぞれ異なります。内気で誰かがいる環境では思い切って質問できない人の場合はマンツーマンで講師と1対1のレッスンを受けた方が良いですし、校舎へ移動する時間もないくらいに忙しい人はオンラインでもレッスンが受けられる塾や英会話スクールがおすすめです。
無数にあるTOEFL対策の塾や英会話スクールの中から候補を少しでも絞るためにも、まずは自分がどのようなレッスン形式の教室を望んでいるのか明らかにするところから始めましょう。
レッスン形式 | 1対1レッスン or 集団レッスン or コーチング(学習サポート) |
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受講スタイル | 対面授業 or オンライン授業 |
TOEFL対策のコース内容
TOEFL対策を実施している塾や英会話スクールでは、TOEFL対策ができるさまざまなコースを展開しています。
TOEFLはスピーキング・ライティング・リスニング・リーディングの4技能の対策を満遍なく行う必要があります。
しかし、人によって英語のそれぞれの技能の学習状況は異なります。4技能全てを満遍なく勉強する人もいれば、スピーキングやライティングなどの特定の技能だけに集中して勉強するだけで良い人もいます。
そのため、塾や英会話スクールを選ぶ際には「自分に足りていない技能の対策がしっかりとできるか」を意識するようにしましょう。
リーディングやリスニングは十分にできるのにもかかわらず、4技能全ての対策を行うようなレッスンを受講しても、時間と受講料がもったいないですからね。
その他にも、特に社会人の場合はTOEFLの対策をしつつもビジネスの場などで使える実践的な英会話を一緒にできるようになりたいと考えている人も多いでしょう。
自分の目標を達成できるようなコースがあるのかどうかを考えながら塾や英会話スクール選びができると良いですね。
受講にかかる料金
TOEFL対策の塾や英会話スクールを利用するとなれば、必ずレッスンの受講料を中心とした料金が発生します。
教室によってレッスン時間や内容、人数が異なるため、料金は異なります。当然、料金が安い教室の方が経済的に継続しやすいですが、一般的に高価格とされている料金を設定している教室には、それだけの理由があります。
例えば、料金の高い塾や英会話スクールの場合は、一定以上の指導実績を持っているネイティブ講師が在籍していたり、専属の日本人カウンセラーが在籍していたり、質の高い教材が用意されていたりしています。
そのため、料金の高い教室を利用した方が、高い学習効果が得られやすいでしょう。もちろん、料金が安い教室で得られる学習効果が低いと断定できるわけではありませんが、料金の高い教室の方がその分質の高いレッスンを受けられる傾向にあります。
いつまでに何点取得したいのか、そのためには何か月受講し、どのくらい費用が掛かるかを把握し、無理なく継続できるか判断することが大切だと考えています。お金の心配をしながら勉強することは学習効果が低くなると考えているためです。
もし選んだ教室で快適に勉強ができて、十分な学習効果が得られそうだと感じた場合には、そのまま利用し、もう少し質の高い指導を受けたいと感じるのであれば、もう少し料金の高い教室に変更してみるのも良いでしょう。
体験レッスンを受けてみる
多くのTOEFL対策のレッスンを開講している塾や英会話スクールでは無料や低価格での体験レッスンを実施しています。
上記では、料金が高い教室の方が質の高い指導が受けられる傾向にあることを紹介しましたが、全ての人にとって料金の高い教室の方がおすすめというわけではありません。
人によっては、安い料金で気軽に続けられる教室の方が勉強を続けやすいと感じることもあります。そのため、どこか気になる塾や英会話スクールがあったら、入会をする前に必ず体験レッスンを受けてみることをおすすめします。
時間に余裕がある場合は、気になる校舎全ての体験レッスンを受けてみて、どこが自分にとって合っていそうかじっくり考えることをおすすめします。
ホームページや口コミを見る限りは自分にあまり合わないかもと思っていた教室が、体験レッスンを受けてみたら、自分にとても合っていそうでびっくりしたということはよくある話です。
教室によっては、ただ単にレッスンを実施するだけではなく、自分の英語力を計測してくれたり、簡単にこれからの学習計画を立ててくれるところもあるので、ぜひとも有効活用したいところです。
TOEFL対策におすすめの英会話スクール
それでは、ここからはTOEFL対策におすすめな塾や英会話スクールを紹介します。
全部で7つありますので、一緒に確認していきましょう。
バークレーハウス語学センター
- 受講者の93%が目標スコアを達成
- 6500人以上の英語力を伸ばしてきた確かな実績
- 自分に合ったプランで無駄なく学習を進められる
- 57点⇒85点(2ヶ月)
- 95点⇒102点(1ヶ月)
- 80点⇒105点(1ヶ月半)
- 未受験⇒102点(1ヶ月半)
バークレーハウスはこんな人におすすめ
- 海外留学を検討している人
- 国内大学や大学院への進学を検討している人
- 豊富なコースから選んでレッスンを受けたい人
バークレーハウスはどんなスクール?
バークレーハウスは、IELTSの公式テストセンターとしてIELTSの試験対策も実施していることで有名なスクールですが、TOEFLの対策レッスンも実施しています。
講師の採用は、日本国内だけではなく世界中で行い、面接とトレーニングを行っているので、どのスクールよりもレベルの高い講師がバークレーハウスには揃っています。TOEFLのプロの日本人とネイティブ講師がどちらも在籍しているので、自分に合う講師を選べます。
バークレーハウスでは、まだTOEFLを受験したことがない人にもおすすめなパッケージコースなど、TOEFL対策のコースだけでもたくさん開講されています。
自分の好きな内容のレッスンを受けられるプライベートレッスンやライティング対策に特化しているオンラインライティング添削コースもあるので、TOEFLの受験を考えている全ての人にとっておすすめです。
スクール所在地 | 東京都新宿区市谷八幡町 |
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受講形態 | 対面:〇 オンライン:〇 |
TOEFL対策 | ・TOEFLスコアアップコース(10UP、20UP、30UP、40UP) ・TOEFLプライベートレッスン ・TOEFLオンラインライティング添削 ・スピーキングチェック ・TOEFL学習動画(文法講座) ・TOEFLジュニアコース ・TOEFL iTP対策コース ・TOEFL準備コース |
コース内容 | TOEFLスコアアップコース20UPの場合 ・プライベートレッスン20回(40時間) ・ライティング添削4回 ・学習動画(文法講座) ・TOEFL本番試験3回 ・学習テキスト1冊 ・カウンセリング1回 |
料金 | ・TOEFLスコアアップコース20UP:672,010円 ・TOEFLプライベートレッスン:26,400円/回 (1回120分) ・TOEFLオンラインライティング添削:11,000円/回 ・TOEFL学習動画(文法講座):11,000円/回 ・TOEFL準備コース:187,000円 |
その他料金 | ・入会金:22,000円 ・教材費:別途 |
1レッスン時間 | プライベートレッスン:120分/回 |
講師 | ネイティブ講師:〇 日本人講師:〇 ※講義によって自由に選択可能 |
返金制度 | ✕ |
その他制度 | |
無料体験レッスン | 〇 |
TOEFL対策講座 受験生の声
- パッケージプラン:体験レッスンから7日以内の入会で最大約25%OFF
- 準備コース:体験レッスンから7日以内の入会で入会金・教材費OFF
バークレーハウス語学センターを体験したレポートはこちら!
バークレーハウス語学センターのカリスマ講師、正木先生が書いた渾身のコラムはこちら!
PROGRIT(プログリット)

- 完全パーソナルトレーニングで総合的な英語力を養える
- 24時間いつでも質問できる環境が整っている
- 800以上の教材が入ったアプリが使い放題
- 69点⇒84点(3ヶ月)
- 63点⇒78点(3ヶ月)
- 76点⇒89点(3ヶ月)
PROGRITはこんな人におすすめ
- TOEFLだけではなく総合的な英語力を伸ばしたい人
- できるだけ短い時間でTOEFL対策を完成させたい人
- ある程度勉強を進めていて、伸び悩んでいる人
PROGRITはどんなスクール?
PROGRITは、英語学習にコーチングの要素を取り入れている新しいスクールです。
自分に専属のコーチが配属され、24時間体制でLINEを通じていつでも質問ができる環境が整っています。わからないことは1秒でも早く解決することがTOEFL対策にかかわらず、自分の英語力をアップさせる最大の近道です。
コーチは他のスクールでは見られない、4人ものプロがついてくれるので、質問はいつでも帰ってくるようになっています。
PROGRITでは、学習のカリキュラムだけではなく、自分に合ったスケジュールの作成もしてくれるので、英語学習の習慣化も実現します。
他のスクールと比較して、かなりサポート体制が充実している分、料金は高めに設定されています。しかし、入会後30日以内に効果を感じられなかった場合、受講費を返金する「全額返金保証」のサービスが用意されています。成果を出す自信とそのサポート体制がしっかりしているからこそ出来るサービスですね!
PROGRITが気になる方は、まずは無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか?あなたの今の英語力、そして3ヶ月後の英語力、そのための方法をアドバイスもらえます!
卒業生の声(一部抜粋)
- 今すぐ割:無料カウンセリング当日の入会で受講料2万円OFF!
- ともだち割:プログリットの卒業生及び受講生からの紹介で受講料2万円OFF!
- リスタート割:他の英語スクールからプログリットへ転換される場合、受講料2万円OFF!
- 学生応援割:学生の方は受講料2万円OFF!
プログリットを体験したレポートはこちら!
PRESENCE
- グループ制のコーチングスクールで27000人以上の受講生をサポート
- 最短2ヶ月で効果を実感できるコーチングメソッド
- 対面とオンラインどちらにも対応
PRESENCEはこんな人におすすめ
- 仲間がいる環境でやる気を高めたい人
- マンツーマンのスクールより低価格でレッスンを受けたい人
- 短期間で結果を出したい人
PRESENCEはどんなスクール?
PRESENCEはグループコーチングを特徴としているスクールです。
マンツーマンコーチングに比べてグループコーチングはコストパフォーマンスが良いだけではなく、一緒に英語学習をする仲間もいるのでやる気の維持がしやすいことがメリットです。また、グループコーチングは第二言語習得論でも推奨されている学習方法で、たった2ヶ月間のレッスンでTOEICの点数が平均93点アップという素晴らしい実績を誇っています。
対面とオンラインのどちらのレッスンにも対応しているので、移動する時間がない忙しい社会人でもどこにいてもレッスンを受けることができます。
コースは「70点コース」「90点コース」「105点コース」の3段階に分かれているので、どの学習段階にいる人にとってもおすすめです。
プレゼンスを体験したレポートはこちら!
ECC外語学院
- 日本人のための英語教育メソッドで英語力を伸ばす
- 徹底されたサポート体制で目標達成へと導く
- PBT版とiBT版のどちらにも対応
ECC外語学院はこんな人におすすめ
- TOEFL試験対策と英会話力向上を両立したい人
- 勉強方法に迷いがある方
- 試験前に集中して短期的に勉強をしたい方
ECC外語学院はどんなスクール?
ECC外語学院は、イード・アワード2021の英会話スクール部門において総合満足度2年連続第一位を誇っている英会話スクールです。
レッスンはECC独自のELICITメソッドと呼ばれる指導方法を採用しており、日本人の苦手な「自ら発信する力」を養成することで、TOEFLだけではなく総合的なコミュニケーション能力がアップします。
バイリンガルや外国人の講師だったとしても、採用率はそれぞれ7.18%・4.65%と低く、厳選されたレベルの高い講師のみが採用されています。
また、レッスンは対面とオンラインから選択可能なので、近くに校舎がなくてもECCのハイレベルな指導を受けられます。
無料体験レッスンも随時募集しているので、ECC外語学院が気になった方は、今すぐにでも体験レッスンを申し込んでみてはいかがでしょうか?
イングリッシュイノベーションズ

- TOEFLなどの英語資格対策専門の塾
- 日米30000人のスコアをアップ
- 夕方や夜間のクラスもあるから通いやすい
イングリッシュイノベーションズはこんな人におすすめ
- 本場アメリカの学習方法でTOEFL対策をしたい
- 点数アップ保証がある教室で勉強したい
- 海外の大学への進学も考えている
イングリッシュイノベーションズはどんなスクール?
イングリッシュイノベーションは、TOEIC・TOEFL・IELTSの試験対策を専門としているスクールです。
TOEFL対策コースはレベルごとに6コース開講されており、決められた期間で一定のスコアを獲得できるようになる点数保証制度を設けています。そのため、英語の勉強に不安がある人でも安心してTOEFLの対策に取り組めるようになっています。
また、イングリッシュイノベーションを卒業した受講生は、海外の大学への推薦も獲得できる場合があるため、学習した英語をそのまま大学での学びに繋げることができます。
イングリッシュイノベーションが気になった方は、是非無料体験レッスンを申し込んでみてはいかがでしょうか。
公式サイトには、英語資格試験対策ブログも投稿されているので、まずはそちらも見てみても良いでしょう。
ベルリッツ
- ビジネス英語に強い英会話スクール
- 英語を英語のまま理解するベルリッツメソッド
- 8時〜21時まで開講しているので通いやすい
ベルリッツはこんな人におすすめ
- 仕事が忙しく不規則な人
- 本格的なビジネス英語を学びたい人
- 日本語抜きで英語を理解する練習がしたい人
ベルリッツはどんなスクール?
ベルリッツはアメリカ生まれの英会話スクールで、その指導実績はなんと140年もの長さを誇っています。ベルリッツでは本場アメリカならではのベルリッツメソッドを実践しており、英語を日本語として理解できるようにするのではなく「英語を英語のまま理解する」ことを目標としています。
オリコン顧客満足度3年連続第1位を獲得しており、レッスン満足度が98.5%であることもベルリッツの指導の質の高さを裏付けていますね。
レッスン形式は、1対1のマンツーマンと最大4人のグループレッスン、自己学習+オンラインの3つのパターンから選べるので、自分の好きな形でTOEFLの対策ができます。
レッスンの時間が朝8時から夜9時まで選択可能なので、忙しい社会人でも通いやすいのは嬉しいポイントです。
ベルリッツが気になった方は、まずは無料体験レッスンを申し込んでみましょう。
トフルゼミナール
- 資格や入試対策の専門スクール
- 海外の大学と提携しているから留学しやすい
- 上智大学や早稲田大学などの難関大学への合格実績も豊富
トフルゼミナールはこんな人におすすめ
- TOEFL対策だけではなく海外留学に役立つ英語力を手に入れたい人
- 国内トップの大学への進学を希望している人
- 最短経路で目標を達成するためのサポートを受けたい人
トフルゼミナールはどんなスクール?
トフルゼミナールは、TOEFLやTOEIC、その他の大学受験を中心とした英語試験対策の専門スクールです。
ネイティブやバイリンガルの講師によるスピーキングレッスンや最新の試験傾向を熟知しているプロ講師による指導で、最短経路でスコアを伸ばすためのテクニックも手に入れられます。
また、通常のレッスンとは別にTOEFLやTOEICで満点を獲得しているプロ講師による特別講習も定期的に実施されているので、どこまでも高みを目指すことができます。
レッスン形式は、対面とオンラインから選択可能ですが、都合に合わせて対面とオンラインの併用も可能です。
YouTubeにはトフルゼミナール公式チャンネルもありますので、気になる方はまずはそちらを見て、雰囲気を確かめてみてはいかがでしょうか。
TOEFL対策の塾や英会話スクールに関するQ&A
それでは最後に、TOEFL対策の塾や英会話スクールを利用することに関してよくあるQ&Aを紹介します。
TOEFL対策の塾や英会話スクールに通う前に、自分で勉強しておくべきことはありますか?
TOEFL対策の塾や英会話スクールに通う前の学習として、まずはTOEFLの試験形式を把握することをおすすめします。
TOEFLは、リスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つのセクションから構成されています。各セクションにはそれぞれ異なるスキルが必要とされますので、それぞれに対応した勉強が必要であることを把握しましょう。
時間に余裕がある場合は、以下のような形で実際に自分で少し勉強を始めてみることもおすすめです。
リスニングについては、英語の音声に慣れるために英語のラジオやニュースを聴くことがおすすめです。また、英語の映画やドラマを観ることも効果的です。リーディングについては、英語のニュースサイトや雑誌を読んで英語の文章に慣れることが大切です。また、英語のアカデミックな文章も読むようにしましょう。
スピーキングについては、自分自身で英語で話す練習をすることが大切です。TOEFLのスピーキングセクションでは、自分で考えて話すことが求められますので、話すことに慣れるためにも練習をすることが必要です。
ライティングについては、英語でのエッセイライティングの練習が必要です。TOEFLのライティングセクションでは、与えられたテーマについての意見を述べるエッセイを書くことが求められます。そのため、英語でのエッセイライティングに慣れるためにも、練習が必要です。
上記のような事前学習は時間に余裕がある場合で構いませんが、TOEFLがどんな試験なのかは必ず抑えておきたいところですね。
TOEFL対策の塾や英会話スクールに通う期間はどのくらいですか?
TOEFL対策の塾や英会話スクールに通う期間は、個人差がありますが、一般的には3か月から半年程度が目安とされています。
ただし、TOEFLのスコアアップによって必要な期間は異なります。スコアアップが目標であれば、まずは自分の現在のスコアを把握し、目標スコアとの差を考慮して期間を決定することが大切です。
また、自分で勉強する時間や勉強の進捗状況、塾やスクールに通う時間なども考慮する必要があります。
TOEFL対策の塾や英会話スクールに通う場合は、定期的に授業を受けることで、指導者からのフィードバックを受けることができます。また、クラスメートとのディスカッションや練習も可能です。それに対して、自己学習によってTOEFLに備える場合は、自分でスケジュールを立てて勉強を進める必要があります。
TOEFL対策の期間を決定する際には、自分の目標とライフスタイルに合わせた柔軟なスケジュールを立てることが重要です。
スクールによっては、あらかじめ学習期間を定めた上でレッスンを開講しているところもあるので、それぞれのスクールの公式サイトをチェックしてみましょう。
TOEFL対策の塾や英会話スクールに通う前に、模擬試験を受けるべきですか?
TOEFL対策として塾や英会話スクールに通う前の模擬試験は、必須ではありません。
ただ、自分の成長度合いや対策前の自分の実力を把握するためにも、一度模擬試験などを受けて自分の現在のTOEFLの点数の目安を把握しておくことは、これからの勉強の内容やスケジュールを組む際にとても参考になります。
また、まだTOEFLを1度も受験したことがない人は、TOEFLの問題形式を知るために受験してみることをお勧めします。
TOEFLの模擬試験は、公式のサイトや様々な英語学習サイトで提供されています。また、TOEFL対策の塾や英会話スクールによっては、模擬試験を受ける機会を提供しているところもあるので、各スクールの公式サイトをチェックしてみましょう。
また、模擬試験を受ける際には、少しでも本番と近い環境を用意することをおすすめします。本番同様の静かな環境でかつ制限時間を設けて緊張感を持った上で取り組めると良いですね。
まとめ
この記事では、TOEFL対策におすすめの塾や英会話スクールを紹介しました。
上記で紹介したスクールで気になるところがあったら、最低でも2〜3教室ほど体験レッスンを受けてみて、比較してみることをお勧めします。
公式サイトを見て良さそうと思ったスクールでも、実際に校舎に行って体験レッスンを受けてみると、思っていたものよりも違ったというようなこともあります。
実際に少しレッスンを受けてみて、自分はどのスクールなら継続して快適にTOEFL対策ができそうか、じっくりと選んでみましょう。
ここでは、20社以上の英会話スクールに実際に足を運んでレッスンを受けた僕が、「コーチング型」の英会話スクールを合計で17社厳選して紹介しています。