「due to」の意味は?どのように使う?
英単語「due to」は「~のために」や「~が原因で」といった意味があります。原因や理由を説明するときに使われる便利な表現です。ここでは、「due to」のさまざまな使い方について、具体例を交えて解説していきます。
①「~のために」の場合の使い方
「due to」には「~のために」という意味があり、一つの出来事が別の出来事によって引き起こされたときに使われます。
例文:The game was canceled due to rain.(試合は雨のために中止されました。)
例文:Due to the traffic, we were late.(交通渋滞のために、私たちは遅れました。)
例文:The event was postponed due to unforeseen circumstances.(イベントは予期せぬ事情のために延期されました。)
②「~が原因で」の場合の使い方
「due to」は「~が原因で」という意味でも使われます。特に、何かの原因によって結果が生じたときに使用されます。
例文:Her illness was due to a virus.(彼女の病気はウイルスが原因でした。)
例文:The delay was due to a technical problem.(遅れは技術的な問題が原因でした。)
例文:The power outage was due to a storm.(停電は嵐が原因でした。)
実際の使用例
これまでに「due to」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why is the meeting postponed?
(なぜ会議が延期されたのですか?)
B: It was due to the CEO’s absence.
(CEOが不在のためです。)
A: I was late due to traffic.
(交通渋滞のために遅刻しました。)
B: No worries, it happens sometimes!
(大丈夫、時々ありますね!)
「due to」と似ている単語・同じように使える単語
because of
「because of」も「~のために」「~が原因で」という意味がありますが、よりカジュアルな表現として使われることがあります。
例文:We couldn’t go out because of the rain.(雨のために出かけられませんでした。)
owing to
「owing to」は「~のために」という意味で、「due to」と似た使い方ができますが、フォーマルな文脈でよりよく使われます。
例文:The event was canceled owing to lack of interest.(興味の欠如のためにイベントは中止されました。)
それぞれの使い分け方
「due to」:一般的に原因や理由を示すときに使います。
「because of」:カジュアルな理由説明に適しています。
「owing to」:フォーマルな場面での原因の説明に使います。
「due to」を含む表現・熟語
「due to」は単独で使われることが多いですが、以下のような表現や熟語の中でも用いられることがあります。
① due to the fact that(~という事実のため)
例文:The decision was made due to the fact that resources were limited.(資源が限られているという事実のため、その決定がなされました。)