「flexible」の意味は?どのように使う?
英単語「flexible」は、何かが曲げやすかったり、適応しやすい状態を表す言葉です。「しなやかな」や「融通のきく」といった意味があります。状況や環境の変化に応じて柔軟に対応できる様子をも表すので、日常生活でもよく使われる便利な言葉です。では、具体的な意味と使い方について見ていきましょう。
①「しなやかな」「柔軟な」の場合の使い方
「flexible」は物理的に曲げやすい性質を持つものを指すときに使います。例えば、柔軟に動く体や、曲がる素材などに用いられます。
例文:The flexible material can be bent without breaking.(その柔軟な素材は、壊れることなく曲げることができる。)
例文:Yoga helps you become more flexible.(ヨガは体をより柔らかくするのに役立ちます。)
②「融通のきく」「適応性のある」の場合の使い方
状況に応じて変化したり、対応できることを表すときにも「flexible」が使われます。特に、スケジュールや計画が自由に変更できることを言うときに便利です。
例文:Our schedule is flexible, so we can meet at any time.(私たちのスケジュールは融通がきくので、いつでも会えます。)
例文:He is very flexible and quickly adapted to the new job.(彼は非常に適応性があり、新しい仕事にもすぐに慣れました。)
実際の使用例
これまでに「flexible」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Is the meeting time flexible?
(会議の時間は融通がききますか?)
B: Yes, we can adjust it if necessary.
(はい、必要であれば調整できます。)
A: I need to be more flexible with my exercise routine.
(運動のルーティンをもっと柔軟にする必要があります。)
B: Mixing different activities can help with that.
(さまざまな活動を組み合わせるといいですよ。)
「flexible」と似ている単語・同じように使える単語
adaptable
「adaptable」という単語は「適応性がある」という意味で、「flexible」と似た使い方ができます。特に新しい環境や状況にうまく対応できることを強調する際に用いられます。
例文:The company is looking for someone who is adaptable to different working conditions.(その会社は、さまざまな労働条件に適応できる人を探しています。)
pliable
「pliable」は「曲げやすい」「しなやかな」という意味で、「flexible」に近い使い方ができます。特に物質や材料が柔らかくて扱いやすいことを指すことが多いです。
例文:The pliable leather made the shoes very comfortable.(そのしなやかな革のおかげで、その靴はとても履きやすかった。)
それぞれの使い分け方
「flexible」:一般的な柔軟さや適応性を示すときに使います。
「adaptable」:特に新しい環境や状況に適応できる際に使います。
「pliable」:物質や材料が物理的に柔らかく扱いやすいことを強調するときに使います。
「flexible」を含む表現・熟語
「flexible」は単独で使われることが多いですが、一部の表現や熟語の中でも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① flexible schedule(柔軟なスケジュール)
例文:Having a flexible schedule allows for better work-life balance.(柔軟なスケジュールがあると、仕事と生活のバランスが取りやすいです。)
② be flexible with(~に柔軟である)
例文:Try to be flexible with your plans.(計画に柔軟であるように心がけてください。)
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