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英語「about」の意味や使い方は?例文を交えて解説

「about」の意味は?どのように使う?

英単語「about」は非常に多用途で、「約」「について」「おおよそ」といった意味があります。文脈によって異なる役割を果たすことができます。ここでは、「about」のいろいろな意味とその使い方について解説していきますね。

①「約」の場合の使い方

「about」は数量や時間を表す際によく使われ、「約」「おおよそ」といった意味を持ちます。例えば、時間や数値の細かい情報が必要ないときにぴったりですね。

例文:I have about ten dollars.(おおよそ10ドル持っています。)
例文:The meeting will start in about five minutes.(会議は約5分後に始まります。)
例文:She read about half of the book.(彼女はその本のおおよそ半分を読みました。)

②「について」の場合の使い方

話題を表現するときに「about」を使うと、「について」という意味になります。話したいテーマやトピックを示すのに便利ですね。

例文:We talked about the movie we saw.(私たちは見た映画について話しました。)
例文:He wrote a book about history.(彼は歴史についての本を書きました。)
例文:What do you think about this idea?(このアイデアについてどう思いますか?)

③「おおよそ」の場合の使い方

「about」は「おおよそ」の意味でも使われ、特に量や程度を示す際に使用されます。詳細に正確ではないが、ざっくりとした数や範囲を示したいときに使えます。

例文:It’s about 20 degrees outside.(外はおおよそ20度です。)
例文:The journey takes about two hours.(その旅はおおよそ2時間かかります。)
例文:He is about the same height as his brother.(彼はおおよそ彼の兄と同じ背の高さです。)


実際の使用例

これまで「about」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。

A: How long does it take to get there?
(そこに行くにはどのくらいかかりますか?)

B: About 30 minutes, if there’s no traffic.
(渋滞がなければ、おおよそ30分です。)

A: What book are you reading?
(どんな本を読んでいるの?)

B: It’s about space exploration.
(宇宙探査についての本だよ。)


「about」と似ている単語・同じように使える単語

approximately

「approximately」という単語は「おおよそ」「約」という意味を持ち、「about」のように数量的な情報を表すときに使われます。しかし、よりフォーマルな場面で使用されることが多いです。

例文:The meeting will last approximately two hours.(会議はおおよそ2時間続く予定です。)

concerning

「concerning」は「〜に関して」という意味を持ち、特に話題や問題について述べる際に「about」と同様に使えます。少し堅苦しい印象がありますが、フォーマルな文章でよく使われます。

例文:He has some questions concerning the project.(彼はそのプロジェクトに関するいくつかの質問があります。)

それぞれの使い分け方

「about」:カジュアルな場面で幅広く使用される。
「approximately」:数量や時間を正確に表現する必要がある場合、よりフォーマルに使う。
「concerning」:特定のテーマや問題に関する情報を述べる場合に使用される。

「about」を含む表現・熟語

「about」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。

① bring about(もたらす)
例文:The new policy will bring about many changes.(新しい方針は多くの変化をもたらすでしょう。)

② go about (取り組む)
例文:She went about her tasks with enthusiasm.(彼女は熱心に仕事に取り組みました。)

③ be about to(まさに〜しようとしている)
例文:I was about to leave when the phone rang.(電話が鳴ったとき、まさに出かけようとしていました。)

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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