英語の数詞には「fourteen」と「forty」のように紛らわしい組み合わせがあります。どちらも数字なので、誤った方で解釈しても気づきにくいのも厄介です。
fourteen と forty は「アクセントの位置」や「音の伸ばし方」に違いがあります。正しく発音できればちゃんと言い分けられますし、聞き分けられます。
主な違いと区別の付け方
アクセントが異なる
forty は最初の音節にアクセントを置いて発音されます(for・ty) 。そして、fourteen のアクセント位置は2音節目です。(four・teen)
fourteen にも1音節目に弱いアクセントがあるので、語頭のアクセントだけ聞いた段階では判断しかねる部分もあります。1音節目と比較して2音節目が強調されているか否か、を判断の指針にした方が確実といえるでしょう。
自分が発音する場合も抑揚を意識して区別をつけましょう。特に fourteen を発音する場合は2音節目の -teen 部分をわざとらしいくらい強調する感じで発音しましょう。
fourteen は語末の n を明確に発音をする
forty と fourteen の大きな違いとしては n(ン)の音の有無という点も挙げられます。fourteen は語末の n をはっきり発音しましょう。
fourteen は後半をしっかり伸ばす
forty の -ty 部分は「ティ」と短く発音します。fourteen の -teen 部分は伸ばして発音します。アクセントの付け方とも連動する部分ですが、ちょっと大げさなくらいの発音を意識しましょう。
どう頑張っても区別が付かない場合の対処法
相手があまり区別を付けて発音していないような場合、こちらがいくら注意していても14なのか40なのか判断がつかないこともあり得ます。
自分が発音して確認させる
手っ取り早い方法としては、Did you say fourteen? のように自分で大げさに発音して相手に確認する方法が挙げられます。相手にイエスかノーかで答えてもらうわけです。
手で数字を書くそぶりを示したりするのも有用でしょう。
one-four のように言い換えた表現で確認する
数字を1こずつ切り離して読み上げる方法もアリでしょう。fourteen なら「14」ということで one-four、forty は「40」なので four-zero 。