「toward」の意味は?どのように使う?
英単語「toward」は「〜に向かって」「〜に対して」などの意味があります。方向や目的地を示すときに使われることが多いですね。また、感情や態度を誰かに向けるときにも使われます。それでは、「toward」のさまざまな意味とその活用法について詳しく見ていきましょう。
- 〜に向かって
- 〜に対して
①「〜に向かって」の場合の使い方
「toward」は、移動や方向を示す際に「〜に向かって」という意味で使われます。具体的には、どこかに向かって動いている様子を描写する際に便利です。
例文:She walked toward the park.(彼女は公園に向かって歩いた。)
例文:The dog ran toward its owner.(その犬は飼い主に向かって走った。)
例文:He moved toward the exit.(彼は出口の方へ移動した。)
②「〜に対して」の場合の使い方
「toward」はまた、感情や態度が誰かや何かに向かっていることを表す際に「〜に対して」という意味で使われます。この使い方は、意見や感情の方向性を示すときに役立ちます。
例文:She has a positive attitude toward her work.(彼女は自分の仕事に対して前向きな態度を持っている。)
例文:He felt a sense of gratitude toward his teacher.(彼は先生に対して感謝の気持ちを抱いていた。)
例文:Their behavior toward the guests was very hospitable.(彼らのゲストに対する振る舞いはとても親切だった。)
実際の使用例
これまでに「toward」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次は日常的な文脈でどのように使われるかを例を見て確認してみましょう。
A: Where are you going?
(どこに行くの?)
B: I’m heading toward the grocery store to buy some food.
(食料品を買いにスーパーに向かっているよ。)
A: I noticed your kindness toward others.
(あなたが他の人に対して親切なのに気づいたよ。)
B: Thank you! I always try to be helpful.
(ありがとう!いつも助けになるよう心がけているんだ。)
「toward」と似ている単語・同じように使える単語
to
「to」も「〜に向かって」という意味で、「toward」と似た使い方ができますが、特に目的地を明確に示すときに使います。
例文:I am going to the store.(私は店に行く。)
about
「about」は「〜について」という意味で、「toward」とは異なりますが、何かに関する意見や考えを示す際に使われます。
例文:We talked about the new project.(私たちは新しいプロジェクトについて話した。)
それぞれの使い分け方
「toward」:方向性や感情の向きを示すときに使います。
「to」:明確な目的地や目標を指すときに用います。
「about」:何かに関する情報や説明をしているときに使います。
「toward」を含む表現・熟語
「toward」は単独で使われることもありますが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。それでは、いくつかの例を見ていきましょう。
① lean toward(~に傾く)
例文:He leans toward the idea of buying a new car.(彼は新しい車を買うという考えに傾いている。)
② work toward(~に向かって努力する)
例文:They are working toward a common goal.(彼らは共通の目標に向かって努力している。)
③ step toward(~に向かう一歩)
例文:This project is a step toward improving our community.(このプロジェクトは地域を改善するための一歩です。)