「multiple」の意味は?どのように使う?
英単語「multiple」は、多くの要素や部分が関わる様子や、それらが組み合わさっている状態を表す単語です。具体的には「多数の」「多様な」「複雑な」といった意味があります。ここでは、「multiple」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
- 多数の
- 多様な
- 複雑な
①「多数の」「多様な」の場合の使い方
「multiple」は「多数の」や「多様な」という意味で使われます。たくさんの種類や要素があるときに、この単語が便利です。
例文:The store offers multiple options for delivery.(その店は配達に関して多数の選択肢を提供しています。)
例文:She has multiple interests, including music and sports.(彼女には音楽やスポーツを含む多様な興味があります。)
②「複雑な」の場合の使い方
「multiple」は「複雑な」という意味でも使われます。いくつかの要素が絡み合っているような状況を説明する際に用います。
例文:The problem has multiple layers that need to be addressed.(その問題には対処すべき複数の層があります。)
例文:Understanding the multiple facets of the issue is crucial.(その問題の複雑な面を理解することが重要です。)
実際の使用例
これまでに「multiple」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: I heard you have multiple projects on your plate.
(複数のプロジェクトを抱えているって聞いたよ。)
B: Yes, it’s been quite a busy week for me.
(ええ、とても忙しい週でした。)
A: Are there multiple solutions to this problem?
(この問題には複数の解決策がありますか?)
B: Yes, we can approach it in different ways.
(はい、いろいろな方法でアプローチできます。)
「multiple」と似ている単語・同じように使える単語
various
「various」という単語も「多様な」という意味があり、「multiple」と同様に使えますが、特に種類の多さを強調する際に用いられます。
例文:The restaurant offers various dishes from around the world.(そのレストランは世界各地からの多様な料理を提供しています。)
diverse
「diverse」は「多様な」「異なる」という意味で、「multiple」に近い使い方ができます。特に違いの多さや多様性を強調するときに使われることが多いです。
例文:The company values diverse opinions in the workplace.(その会社は職場での多様な意見を重視しています。)
それぞれの使い分け方
「multiple」:一般的に多数や多様性を示すときに使います。
「various」:種類の多さを強調するときに使います。
「diverse」:違いや多様性を特に強調するときに使います。
「multiple」を含む表現・熟語
「multiple」は単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① multiple choice(多項選択)
例文:The exam consisted of multiple choice questions.(その試験は多項選択問題で構成されていました。)
② multiple sclerosis(多発性硬化症)
例文:He was diagnosed with multiple sclerosis at a young age.(彼は若くして多発性硬化症と診断されました。)
③ multiple accounts(複数のアカウント)
例文:She manages multiple accounts on social media.(彼女はソーシャルメディアで複数のアカウントを管理しています。)
