「fact」の意味は?どのように使う?
英単語「fact」は、実際に起こったことや現実の出来事を指す言葉です。辞書的には「事実」や「現実の出来事」といった意味を持ちます。ここでは、「fact」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
「fact」の使い方
「fact」は、何かが本当にあったこと、つまり「事実」を指すときに使います。例えば、歴史的な出来事や、科学的に証明されたことを説明する際に「fact」を用いることが多いです。また、議論の中で意見や推測ではなく、確かな情報を表現する際にも役立ちます。
例文:The fact is that we need to reduce pollution.(事実は、私たちが汚染を減らす必要があるということだ。)
例文:It’s a fact that the earth orbits the sun.(地球が太陽の周りを回っているのは事実です。)
例文:She couldn’t deny the facts presented by the lawyer.(彼女は弁護士によって提示された事実を否定することができなかった。)
実際の使用例
これまでに「fact」のいくつかの使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Did you know that the Great Wall of China is visible from space?
(中国の万里の長城が宇宙から見えるって知ってた?)
B: Actually, that’s a myth. It’s not a fact.
(実際、それは神話だよ。事実じゃないんだ。)
A: Oh, I always thought it was true!
(え、ずっと本当だと思ってた!)
「fact」と似ている単語・同じように使える単語
truth
「truth」という単語も「事実」や「真実」といった意味がありますが、特に誠実さや信頼性を持つ情報を強調する際に使われます。
例文:She always speaks the truth, no matter the situation.(彼女はどんな状況でも常に真実を話す。)
reality
「reality」は「現実」や「実際のこと」を意味しており、事実に基づいた状況を表現する際に使われます。
例文:The reality is that we can’t change the past.(現実は、私たちが過去を変えることはできないということだ。)
それぞれの使い分け方
「fact」:具体的な事実や出来事を示すときに使います。
「truth」:誠実さや信頼性を持つ情報を表現する際に使います。
「reality」:実際の状況や事実に基づいた現実を表現する際に使います。
「fact」を含む表現・熟語
「fact」はいくつかの表現や熟語の中でも見かけることがあります。以下にその例を紹介します。
① in fact(実際は)
例文:He seems shy, but in fact, he’s very outgoing.(彼は内気に見えるが、実際はとても社交的だ。)
② the fact of the matter(肝心なことは)
例文:The fact of the matter is that we need more time.(肝心なことは、私たちがもっと時間を必要としているということだ。)
③ matter of fact(事実に即して)
例文:As a matter of fact, I was just going to call you.(実を言うと、ちょうど君に電話しようと思っていた。)