「intervention」の意味は?どのように使う?
英単語「intervention」は、物事の進行に影響を与えるために関与する行為や状態を表します。具体的には、「間に入ること」「介在」「調停」「仲裁」「干渉」といった意味があります。ここでは、「intervention」のさまざまな意味とその使い方について、わかりやすく解説していきましょう。
①「介入」の場合の使い方
「intervention」には「介入」という意味があります。例えば、問題がこじれているときに第三者が間に入って状況を改善しようとする場面で用いられます。特に、医療や政治の場面でよく聞く言葉ですね。
例文:The government announced an intervention to stabilize the economy.(政府は経済を安定させるための介入を発表しました。)
例文:Her intervention in the meeting helped to resolve the conflict.(彼女の会議への介入が対立を解決するのに役立った。)
例文:The teacher’s intervention was necessary to stop the bullying.(いじめを止めるために教師の介入が必要でした。)
実際の使用例
これまでに「intervention」の意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: The conflict between the two departments is escalating.
(2つの部署間の対立が激化しています。)
B: I think a management intervention might be necessary.
(経営陣の介入が必要かもしれないね。)
A: Agreed. We need to address this issue before it gets worse.
(同意です。悪化する前にこの問題に対処する必要があります。)
「intervention」と似ている単語・同じように使える単語
mediation
「mediation」は、「調停」や「仲裁」という意味で、「intervention」に似ていますが、より調停者としての役割を強調する際に使います。
例文:The mediation process helped both parties reach an agreement.(調停の過程が両当事者の合意に役立ちました。)
interference
「interference」は「干渉」という意味で、「intervention」と同様に使えますが、特に否定的な影響を与える場合に使用されます。
例文:His interference in the project caused delays.(彼のプロジェクトへの干渉が遅延を引き起こしました。)
それぞれの使い分け方
「intervention」:問題を解決するための積極的な介入のときに使います。
「mediation」:調停や仲裁を強調する際に用います。
「interference」:否定的な影響を与える干渉のときに使います。
「intervention」を含む表現・熟語
「intervention」は、単独で使われることも多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① crisis intervention(危機介入)
例文:Crisis intervention teams are trained to deal with emergencies.(危機介入チームは緊急事態に対処する訓練を受けています。)
② early intervention(早期介入)
例文:Early intervention can prevent many developmental issues in children.(早期介入は子どもの発達問題を多く防ぐことができます。)
③ military intervention(軍事介入)
例文:The country’s military intervention was met with international criticism.(その国の軍事介入は国際的な批判を受けました。)
