「default」の意味は?どのように使う?
英単語「default」は、何かを行うべき状況でそれを行わないことや欠席することを表します。具体的には、「義務の不履行」や「欠席」、「棄権」といった意味があります。この単語は主に、法的な文脈やスポーツの試合などでよく使われます。ここでは、「default」のさまざまな意味とその使い方について、分かりやすく解説していきます。
- 義務の不履行
- 欠席
- 棄権
「default」の使い方
「default」は、例えば法的な責任を果たさなかったり、試合に出場しないことを指します。契約を守らなかったり、約束を果たさない場合にも使われます。
例文:He defaulted on his loan payment.(彼はローンの支払いを怠った。)
例文:The team lost by default because they didn’t show up.(チームは試合に現れなかったため、棄権によって負けた。)
例文:She was in default of her duties and was reprimanded.(彼女は職務を怠り、叱責された。)
実際の使用例
これまでに「default」のいくつかの意味と使い方を見てきました。次に、実際の会話の中でこれらの意味がどのように使われるかを見てみましょう。
A: Why didn’t the match happen?
(試合はなぜ行われなかったのですか?)
B: The other team defaulted, so we won automatically.
(相手チームが棄権したので、私たちは自動的に勝ちました。)
A: Did you hear about his loan default?
(彼のローン不履行のことを聞きましたか?)
B: Yes, it’s a serious issue he needs to address soon.
(はい、それは彼が早急に対処しなければならない深刻な問題です。)
「default」と似ている単語・同じように使える単語
neglect
「neglect」という単語も「怠る」や「無視する」という意味があり、「default」と同様に使えますが、特に注意を払わなかった結果を強調する際に用いられます。
例文:He neglected his duties, leading to serious problems.(彼は職務を怠り、深刻な問題を引き起こした。)
failure
「failure」は「失敗」や「不履行」という意味で、「default」に近い使い方ができます。特に結果として望ましくない状態を強調するときに使われることが多いです。
例文:Failure to meet the requirements will result in penalties.(要件を満たさないと罰則が科されます。)
それぞれの使い分け方
「default」:義務や責任を果たさないことを指します。
「neglect」:特に注意を払わないことによって生じる怠慢を強調します。
「failure」:結果としての失敗や不履行を強調します。
「default」を含む表現・熟語
「default」は単独で使われることが多いですが、いくつかの表現や熟語の中にも登場します。以下にその例をいくつか挙げてみましょう。
① default judgment(欠席判決)
例文:The court issued a default judgment due to the defendant’s absence.(被告人の欠席により、裁判所は欠席判決を下した。)
② in default of(~がないために)
例文:The project was halted in default of funding.(資金がないためプロジェクトは中断された。)
③ by default(デフォルトで、標準で)
例文:The program settings are set to high quality by default.(プログラムの設定は標準で高品質に設定されている。)