TOEIC(R)テストの語彙数と語彙レベル

文章を理解するには、まず文中の言葉(の大半)の意味を理解している必要があります。語学学習ではこの「語彙力を増やす」という点が要素が欠かせません。TOEICテストでも、単語やイディオムをどのくらい身につけているか、がスコアを大きく左右する要因となってきます。

成城大学の「英語力判定試験レベル相関表」では、TOEICを含む主な英語試験と英語力レベル、目標語彙数が相関表にまとめられています。表ではTOEICスコアと目標語彙数の区分が重なっていませんが、大雑把に以下のような関係となっています。
・高校卒業レベル:TOEIC 300~500点台:5000語目安
・海外大学留学、海外出張駐在レベル:500~800点台:7500語以上
・海外大学院、海外上位大学:TOEIC 890~990点:15000語以上
最上位の「TOEIC 890~990点」に相当するレベルでは、海外一流大学の大学院に留学できるレベルなら20000語以上、ネイティブやプロの会議通訳レベルなら30000語以上が目標と区分しています。
http://www.seijo.ac.jp/files/www.seijo.ac.jp/univ/students/international/hopestu/kentei/level(1).pdf

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この「語彙数とTOEICスコアの関係」については、TOEICの公式資料は特にありません。(語彙力とスコア相関関係について論じた研究報告は公開されています)。まあ、「この単語を覚えればこの点が取れる」という公式はあり得ないため、それも仕方ないことと言えるでしょう。

 


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