「道化師」は英語でどう言う?使い方から使い分けまで例文付きで解説

「道化師」は英語で何と言えばよい?

みなさん、「道化師」と聞いて何を思い浮かべますか?サーカスや舞台でのあのユーモラスな存在でしょうか。「道化師」を英語で表現する際に、どのような言葉が適切なのでしょうか?

左の画像

この記事ではいくつかの英語訳とその使い分けまで解説します。是非参考にしてください。

「道化師」の英語訳①clown

「道化師」の英語訳として最も一般的なのが「clown」です。このclownは、サーカスや子供の誕生日パーティーで見かける、顔をペイントした滑稽なキャラクターを指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The clown made everyone laugh with his silly tricks.(道化師は彼の愚かなトリックでみんなを笑わせた。)
②She dressed up as a clown for the festival.(彼女は祭りのために道化師の格好をした。)
③Children love the clown’s colorful outfit.(子供たちは道化師のカラフルな衣装が大好きだ。)

「道化師」の英語訳②jester

「jester」も「道化師」として使われることがあります。ただし、jesterは中世の宮廷で王や貴族を楽しませるために雇われた道化師を指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①The king’s jester was known for his sharp wit.(王の道化師はその鋭い機知で知られていた。)
②In medieval times, jesters were an important part of court life.(中世では、道化師は宮廷生活の重要な一部だった。)
③The jester entertained the guests with his clever jokes.(道化師は賢いジョークで客を楽しませた。)

「道化師」の英語訳③fool

「fool」もまた「道化師」の意味で使われることがありますが、これは特に古典文学や劇において、愚かさを演じるキャラクターを指します。
それでは例文をいくつか見てみましょう。
①In Shakespeare’s plays, the fool often speaks the truth.(シェイクスピアの劇では、道化師はしばしば真実を語る。)
②The fool’s antics were both amusing and insightful.(道化師のふるまいは面白く、かつ洞察に満ちていた。)
③He played the fool to make others laugh.(彼は他人を笑わせるために道化師を演じた。)


それぞれの英語訳のニュアンス・文脈の違いまとめ

ここで、上記で解説したニュアンスや使われる文脈の違いについてまとめます。手っ取り早く違いを知りたい方はこちらをご覧ください!
clown:現代のサーカスやイベントで見られる、滑稽で色鮮やかなキャラクターを指す。例:The clown at the circus was hilarious.(サーカスの道化師はとても面白かった。)
jester:中世の宮廷で王や貴族を楽しませるために雇われた道化師。歴史的な背景を持つ。例:The jester’s role was to amuse the king.(道化師の役割は王を楽しませることだった。)
fool:古典文学や劇で愚かさを演じるキャラクター。しばしば真実を語る役割を持つ。例:The fool revealed the truth to the audience.(道化師は観客に真実を明かした。)


「道化師」を使う際によく用いられる表現

表現① play the fool

play the foolは「道化師を演じる」という意味の表現です。
例文:He often plays the fool to lighten the mood.(彼はしばしば雰囲気を和らげるために道化師を演じる。)

表現② clown around

clown aroundは「ふざける」という意味で、道化師のように振る舞うことを指します。
例文:The kids were clowning around in the backyard.(子供たちは裏庭でふざけていた。)

「道化師」を使う際に一緒に使われやすい単語

英単語 日本語訳
costume 衣装
makeup 化粧
performance 演技
audience 観客
entertain 楽しませる

まとめ

「道化師」は英語で「clown」「jester」「fool」といった言葉で表現されます。それぞれの言葉には異なるニュアンスや文脈があり、使い方を間違えると誤解を招くことがあります。clownは現代のイベントで見られるキャラクター、jesterは歴史的な宮廷の道化師、foolは古典劇での役割を指します。これらの違いを理解して、適切な場面で使い分けましょう!

naga
Weblio編集担当者。
高校時代は英語の偏差値が40台だったが、受験勉強と大学時代の半年の留学でTOEIC870点を取得。以降はほぼほぼNetflixで英語を学習。ストレンジャー・シングスをひたすら繰り返し見ているので、日常会話の語彙がセリフに偏ってるが気にしない。でもやっぱりイギリス英語を話せるようになりたい。



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